本屋で表紙を見かけたときにちょっと気になったものの、「たぶん進化生物学的に見るところはないだろう」と思いスルーしていた1冊に太刀川英輔(著)『進化思考』があった。その後、そんな本が出版されたことはすっかり忘れていたのだが、TL上に「『進化思考』批判」という学会発表の動画が流れてきた(『進化思考』批判 日本デザイン学会第69回春季研究発表大会)。なんだこりゃ、と思いその動画を見てみたのだが、どうやら思っていた通り進化生物学的にはまったく見るところのないトンデモ本であることが説明されていた。 このままスルーしてもよかったのだけど、著者の太刀川英輔という人物はデザインの世界では著名な人らしい。デザインの世界に進むであろう学生も多く在籍する某美大で『生態学』の講義を非常勤で請け負っている手前、この本を無視してはいけないのではないかと思い、古本で購入して読んでみた。その結果、思っていた以上にマズい本
「ハンドパワーで病気を治す」とうたいセミナー参加費や受講料などをだまし取ったとして、愛知や佐賀、宮崎など7県の20~70代の男女27人が、セミナー企画会社「アースハート」(福岡市東区)とその後継とみられる一般社団法人「セントマザー」(同区)、その設立者ら2人を相手取り計約2177万円の損害賠償を求める訴えを22日、福岡地裁に起こした。 訴状によると、27人はそれぞれ2009年以降、アースハートかセントマザーいずれか開催のセミナーに参加し「ハンドパワーで病気が治る」などと言われ、受講料として50万~70万円を支払った。いずれも自身か親族が何らかの病気にかかるなどしており「治したいという切実な思いにつけこみ、『パワー入り商品』として水や書籍なども買わされた」という。
世界消費者権利デーに青海省で、虚偽宣伝に関して相談する消費者(2018年3月15日撮影、資料写真)。(c)CNS/孫睿 【6月26日 東方新報】中国で量子力学を応用したというふれこみの「量子商品」が出回っている。専門家は「生活用品で量子を名乗る商品はすべて偽物」と批判しているが、商品は後を絶たない。 量子スキンケア、量子マスク、量子インソール、量子ペンダント、量子下着、量子メガネ、量子バイオ肥料…。中国のインターネットで「量子」と検索すると、商品が次々と登場してくる。 商品のPRでは、量子技術が万能のような宣伝文句が並ぶ。「磁場のバランスを整え、体内の循環を改善し、新陳代謝を促進する」「眠っている細胞を刺激し、悪い細胞を代謝させる」「目の下のたるみが消える」「シワをなくす」「免疫力を高め、さまざまな病気を改善・緩和する」「皮下脂肪を減らし、重金属を排除する」…。 物理学者の唐世彪(Tang
KokyuHatuden @breathingpower ニセ科学EM菌がハワイで感染拡大中。JALがキャリアーになる恐れも。 / “JALPAK HawaiiのYoutubeチャンネルでハワイの運河のEM浄化プロジェクトが紹介されました。 | EM News | EM GROUP JAPAN” htn.to/3DLiVrvm8i リンク powerbreathing.seesaa.net EM団子の危険性: 呼吸発電 九州北西部の有明海周辺で、EM(有用微生物群:通称EM菌)を使用するEMジャブジャブ作戦という環境運動が行われています。 EMジャブジャブ作戦は、諫早湾の潮受け堤防開門調査に反対するために行われていることが、EMの問題点を長年指摘しているOSATOさんの調べで判りました。 開門反対のためのEM活動??? 私もEMジャブジャブ作戦に関して、福島県と沖縄県の事例と比較したブログ
福井県の斉藤新緑県議(64)=自民=が、新型コロナウイルスワクチンについて「人類初の遺伝子組み換えワクチンで『殺人兵器』ともいわれている」などと主張する文書を支援者らに配布していたことが17日、分かった。ニュースサイト「文春オンライン」が報じた。 斉藤氏は共同通信の取材に「ワクチンをコロナ対策の切り札とする風潮があるが、危険性をきちんと伝え、個人が接種の是非を判断する材料にしてほしかった」と説明している。 斉藤氏は2月下旬以降、定期的な活動報告として約1万5千枚の文書を配布。「ワクチンを接種しても感染を予防することはできない」など持論を展開した。 >> もっとくわしく読む
(CNN) 米ウィスコンシン州ミルウォーキー北郊の病院で先月、冷蔵庫に保管されていた新型コロナウイルスのワクチンを意図的に取り出したとして、薬剤師が逮捕された。警察によると、本人は調べに対し、ワクチンは有害だとする陰謀論の信奉者であることを認めた。 スティーブン・ブランデンバーグ容疑者(46)は12月31日に逮捕され、今月4日にオンライン形式の予備審問に臨んだ後、保釈された。 警察の調べによると、ブランデンバーグ容疑者は12月24日と25日の夜間、米モデルナ製のワクチン500回分以上が入った容器を冷蔵庫から取り出して放置した疑い。 薬局のスタッフが26日早朝にこれを見つけ、冷蔵庫に戻したとされる。 容疑者は調べに対し、「ワクチンは安全でなく、接種するとDNAが変化する」という説を信じていると話したという。 同病院では当初、ワクチンを常温で保存できる12時間を超えていないと判断して57人に接
EM菌開発者・(株)EM研究機構株主の比嘉照夫氏。 『新・地球を救う大変革』サンマーク出版に、比嘉氏としては踏み込んで書いていた放射能とかウイルスに対する健康効果が、出版社に全部カットされた経緯を語っている。 →EM菌開発者・比嘉照夫先生のお人柄 - Togetter https://togetter.com/li/511735 @togetter_jpより(講演の動画が公開されていたものの文字起こし。現在は非公開だが動画は保存されている) それは薬事法の関係だったことをこの講演で明らかにしている。 つまりEM菌開発者・(株)EM研究機構株主の比嘉照夫氏が「清涼飲料水 EM-X ゴールド」の効能を述べることは薬事法(現薬機法)違反になることをサンマーク出版はわかっているし、比嘉氏もそれを了解して本からカットした。 しかし、このような信者向けの講演やDND出口俊一氏(EM菌批判の学者のいる大
栃木県で2015年4月、治療と称して1型糖尿病を患う男児(当時7)にインスリンを投与させず衰弱死させたとして、殺人罪に問われた建設業近藤弘治(ひろじ)被告(65)=同県下野(しもつけ)市=の上告審で、最高裁第二小法廷(草野耕一裁判長)は被告側の上告を退けた。24日付の決定で「死の現実的な危険を認識していた」と述べ、死んでもやむを得ないという「未必の殺意」があったと認定した。一、二審判決の懲役14年6カ月が確定する。 裁判では、母親から相談を受けた被告が男児にインスリンを投与させないようにした行為を殺害と認定できるかが争点だった。 第二小法廷は、被告は医学に頼らずに「難病を治せる」と標榜(ひょうぼう)し、母親に「インスリンは毒」「従わなければ助からない」としつこく働きかけて投与をやめさせたと指摘。「命を救うには従うしかない」と思い込んだ母親を「道具として利用」し、治療法に半信半疑だった父親も
大阪大などが開発中の新型コロナウイルスのDNAワクチンで大阪府が17日に「30日に治験開始」と発表したことについて、治験対象となる大阪市大の審査委員会の承認を受けない段階で日程を公表していたことが24日、市大への取材で判明した。人体の安全に関わる治験の進め方には慎重さが求められる。日程発表が審査に先行する異例の展開に市大関係者から「医療でなく政治の話になっているのではないか」と不安の声が上がる。 ワクチンは阪大の森下竜一教授と製薬ベンチャー「アンジェス」などが共同開発。吉村洋文知事は17日、市大病院の医療従事者20~30人を対象にした治験が30日から実施されると発表した。通常、治験は実施される医療機関で承認を受けた後、日程などの計画が公表される。しかし市大審査委は日程公表後の24日に開かれた。市大は「審査結果は後日発表する」としている。
昭恵夫人が心酔、大分旅行にも同行の“スピ系医師”が著書で「コロナは心配する人が罹る」、外出控える人を逆に「ウイルスまみれ」「低次元」と攻撃 あの安倍昭恵夫人がまたぞろやらかした。昨日発売の「週刊文春」(文藝春秋)4月23日号が報じているが、新型コロナウイルスで外出自粛が求められているなか、昭恵夫人は我関せずと大分県へ旅行。総勢約50人の団体ツアーとともに宇佐神宮を参拝していたというのである。 「週刊文春」によれば、昭恵夫人ご一行が宇佐神宮を参拝したのは3月15日。その前日には改正新型インフルエンザ等対策特措法が施行され、安倍首相が記者会見で「現状は依然として警戒を緩めることはできません」などと呼び掛けたばかり。まさに国民の神経を逆撫でするノー天気ぶりだ。大多数が普段と異なる生活を強いられ、多くの人々の家計を直撃している“コロナ自粛”のなかで、あろうことか総理大臣夫人が遊びに出かけていたとは
訂正:2019年10月5日に配信した本記事について、一部誤りがありました。NMRパイプテクターについて記した都内団地住民のブログへの投稿と、雑誌「理科の探訪」のサイトで公開された記事が相次いで削除されたのは、いずれも東京地裁の仮処分決定によるものではないように記述しました。しかし、実際は都内団地住民のブログについては、投稿削除を求める東京地裁の仮処分決定が出ておりました。筆者と編集部の確認が不十分でした。これをふまえ、本文を修正しました(2020年7月7日、「論座」編集部) 「配管寿命が40年延びる」に疑問の声 一部ネット界隈で話題の「#謎水装置」をご存じですか? 「テレビ東京(中略)で報道」「世界で唯⼀(中略)論⽂発表」そして「英国バッキンガム宮殿採⽤」と、高らかに広告でうたわれる装置がそれ。札幌から福岡まで全国6都市の地下鉄などで、鉄道広告が出されています。
「謎水装置」は血中酸化ストレスを減少させると主張されている 「株式会社日本システム企画」が製造販売する、配管内の赤錆を黒錆に変えて赤水を解消する効果があると称する「NMRパイプテクター」という商品がある。福岡市営地下鉄に広告が出ているのを見たことがある。さて、私も寄稿した『RikaTan(理科の探検)』 2019年4月号において、京都女子大学名誉教授(理学博士)である小波秀雄氏によるNMRパイプテクターに対する批判が掲載された。現時点(2019年9月18日)では以下のリンク先で読める。 ■「謎水装置」NMRパイプテクターに翻弄される人々 「物理的には何の意味もないガラクタでしかない」とバッサリだ。私は医学系の人間であるので、赤水解消効果についてではなく、生物学・医学関連の考察を試みたい。すでに医学的な考察は以下にリンクする「五本木クリニック | 院長ブログ」で行われているが、私は違った角度
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