Published 2024/01/25 16:34 (JST) Updated 2024/01/25 16:36 (JST) 月面でメインエンジンが上を向いた状態の探査機「SLIM(スリム)」(右上)。分離した超小型変形ロボット「SORA―Q(ソラキュー)」が撮影した(JAXA/タカラトミー/ソニーグループ(株)/同志社大提供) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、世界5カ国目となる月面着陸をした探査機「SLIM(スリム)」について、目標着地点から東に55メートル程度の位置に到着したと発表した。障害物の回避前で評価すると着陸精度は10メートル以下で、3~4メートル程度だった可能性が高いとしている。狙った場所の100メートル以内にピンポイント着陸させる世界初の技術実証は「達成できた」としている。 着陸後の状況は、逆立ちするように頭側を下にして、メインエンジンが上を向いたほぼ鉛直の姿勢
開催日時: 2024年1月25日(木)14時00分~15時30分 開催場所: 御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター 及びオンライン(Webex) 登壇者: 理事/宇宙科学研究所 所長 國中 均(くになか ひとし) 宇宙科学研究所 SLIM プロジェクトチーム プロジェクトマネージャ 坂井 真一郎(さかい しんいちろう) (宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系 教授) 宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系 准教授 LEV-1 担当 大槻 真嗣(おおつき まさつぐ) 宇宙探査イノベーションハブ 主任研究開発員 LEV-2 担当 平野 大地(ひらの だいち) 配布資料: 〇小型月着陸実証機(SLIM)月面着陸の結果について https://www.jaxa.jp/projects/files/youtube/ml_slim_lev1_lev2/jaxa_doc01_202
米先住民ナバホ、月面での宇宙葬に反対 2024年01月09日15時58分 【ワシントンAFP=時事】米航空宇宙局(NASA)と提携する民間企業が計画する月面での宇宙葬について、米先住民ナバホが月への「冒涜(ぼうとく)」だとして反対の声を上げている。(写真は資料写真) 月面再着陸、26年以降に 日本人送り込みにも遅れか―NASA NASAは現在、民間企業との協力の下、1970年代のアポロ計画以来50年以上ぶりとなる有人月面探査計画「アルテミス」を進めている。 その一環として今月8日、米宇宙企業アストロボティック・テクノロジーの着陸船を搭載したロケットの打ち上げを予定している。 同社の月着陸船「ペレグリン」には、月面の放射線を調査するための機器が搭載されるが、さらに宇宙葬企業2社、エリジウムスペースとセレスティスの積み荷として遺灰やDNAが搭載される。 エリジウムスペースは、詳細を公表していな
月面環境を想定した自律遠隔施工の実証実験により、 月面の特定領域での施工に必要な構成技術、要素技術の妥当性を確認 ~国土交通省 「宇宙無人建設革新技術開発推進事業」~ 鹿島建設株式会社(社長:天野裕正、以下鹿島)、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(理事長:山川宏、以下JAXA)と学校法人芝浦工業大学の3者は、鹿島を代表者として2021年から国土交通省の公募事業「宇宙無人建設革新技術開発推進事業(以下 本事業)」に参画し、研究開発を進めています。 このたび、鹿島が神奈川県小田原市に所有する約2ヘクタールの実験場「鹿島西湘実験フィールド」とJAXA相模原キャンパスを結んで、自動遠隔建設機械による月面環境での作業を想定した実証実験を行いました。その結果、月面での永久陰領域※1等での施工に必要となる構成技術、要素技術の妥当性を確認することができました。 今後は、今回の一連の作業等を精緻に再現す
グリーンランド、ディスコ湾の氷山の上に見える満月。科学者らは、アポロ計画によって持ち帰られた月の岩石サンプルを研究し、月の地殻が出来上がった時期は、これまで考えられていたよりも少なくとも4000万年早かったことを発見した。(PHOTOGRAPH BY MARCIN DOBAS, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 人類が月に降り立ってからすでに半世紀が過ぎたが、当時採取された月の岩石からは今でも、この柔らかい光を放つ地球の隣人について、重要な情報が得られることがある。そして、1972年に採取された岩石によって、月はこれまで考えられていたよりもはるかに古いことが、学術誌「Geochemical Perspectives Letters」に10月23日付けで発表された論文によって証明された。 月が形成された時代から残る最古の鉱物のひとつにジルコンがある。その結晶に閉じ込められた
米航空宇宙局(NASA)の月周回探査衛星「ルナ・リコネサンス・オービター(LRO)」が2023年8月24日撮影した、ロシアの探査機が月面に衝突した時にできたとみられるクレーター。NASAのゴダード宇宙飛行センターおよびアリゾナ州立大学提供(2023年8月31日提供)。(c)NASA’s Goddard Space Flight Center/Arizona State University / AFP 【9月2日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は、8月にロシアの探査機が月面に衝突した時にできたとみられる新たなクレーターを発見した。 ロシアの無人月探査機「ルナ25号(Luna-25)」は、成功すれば史上初めて月の南極近くに軟着陸する探査機となるはずだった。月探査の再開に同国から大きな期待を寄せられていたが、8月19日に月面に衝突した。 クレーターを発見したのは、2009年に月軌道に投入され
インドの宇宙研究機関は、月の南極付近への着陸に世界で初めて成功した無人の月面探査機に搭載された「ローバー」と呼ばれる車が、硫黄の存在を確認したと発表しました。 インドの無人の月面探査機「チャンドラヤーン3号」は今月23日、月への着陸に成功しました。 無人探査機の月面着陸に成功したのは世界で4か国目で、南極付近への着陸は初めてです。 インド宇宙研究機関=ISROは29日、「チャンドラヤーン3号」に搭載された「ローバー」と呼ばれる車が月面を走行し、レーザー光線を使って硫黄の存在を確認したと発表しました。 このほか、酸素や鉄、カルシウムやアルミニウムなども確認したとしています。 南極付近には、水が氷の状態で存在する可能性が指摘されていて、今後、月の組成の解明につながる手がかりを見つけられるか注目されています。 インドは来月、インドで初めてとなる太陽観測衛星の打ち上げも発表していて、宇宙開発の分野
2023年4月26日 株式会社ispace(東京都中央区、代表取締役:袴田武史、以下ispace)は、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1のランダー(月着陸船)による、民間企業として世界初の月面着陸を本日予定しておりましたが、4月26日8時時点において、ランダーとの通信の回復が見込まれず、月面着陸を確認するSuccess9の完了が困難と判断いたしましたことをお知らせいたします。 現時点で得られているデータに基づくと、東京日本橋のミッションコントロールセンター(地上管制室)にて、着陸シーケンスの終盤、ランダーの姿勢が月面に対して垂直状態になったことを確認しておりますが、着陸予定時刻を過ぎても着陸を示すデータの確認にはいたりませんでした。その後ランダーの推進燃料の推定残量が無くなったこと、及び、急速な降下速度の上昇がデータ上確認されており、最終的にテレメトリの取得ができない状
画像サイズ:中解像度(2000 x 1265) 高解像度(5500 x 3480) 5月26日の満月は、2021年で地球に最も近い満月でもあります。月は5月26日10時50分に近地点(注2)を通過し、皆既中の20時14分に満月の瞬間(望)となります。このときの地心距離(注3)は約35万7000キロメートル、月の視直径(注4)は33分25秒角です。 画像サイズ:中解像度(2000 x 1265) 高解像度(5500 x 3480) 月は、地球の周りを公転しています。月の軌道は円形ではなく楕円形をしているため、地球と月との距離は一定ではありません。また、月の軌道は太陽や地球などの重力を受けて変化するため、満月や新月のときの距離は、上の図のように毎回異なります。地球に最も近い位置で起こる満月は、最も遠くで起こる満月に比べて、視直径が約14パーセント大きく、約30パーセント明るく見えます。2021
今日18日(木)と明日19日(金)、日の入り後から、上弦に向けて満ちてきている月と火星の接近が見られます。 お仕事の後に、空を見上げてみてはいかがでしょうか。 日が沈んで暗くなると、火星の輝く姿を見ることができます。 1月よりも沈む時間が早くなり、日没後の夜空では西の空高くに輝いています。 火星は昨年(2020年)10月に地球に最接近した頃より暗くなっていますが、まだ約0.8等と目立つ明るさです。 18日(木)と19日(金)には、この火星に月が接近します。上弦に向けて満ちてきている月と火星の共演を、お楽しみください。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く