野村総合研究所(NRI)は、AIを活用したテレビCMの効果予測モデルを開発。放送前にテレビCMの広告効果を高精度で予測し、色彩、タレントや商品の表示時間、BGM、カット数などを変更した場合にどの程度効果が改善するかについてシミュレーションできるという。 野村総合研究所(NRI)は、AI(人工知能)を活用して、放映前にテレビCMの効果を予測するモデルを開発したと発表した。 NRIが提供する広告効果測定プログラム「インサイトシグナル」サービスで収集するシングルソースデータ(同一対象者から一定期間収集したメディアへの接触状況と、消費・購買行動を収集したデータ)をAIで分析することで、「どの程度の広告効果が見込めるか」を高精度で予測できるという。 具体的には、テレビCMを放映した場合、そのCMがきちんと認知される(覚えやすい)のか、そのCMによって消費者の購入・利用意向がどの程度向上するかについて