傘で院生たたき、弁当チェック…弘前大教授戒告 : 社会 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）弘前大学（青森県弘前市）は２５日、大学院理工学研究科の５０歳代の男性教授を、不適切な言動があったとして、１８日付で戒告の懲戒処分にしたと発表した。 教授は８月に、９月末での辞職を希望する退職願を提出しているという。 発表によると、教授は２０１１年から１２年にかけて、〈１〉指導した大学院生を傘でたたいたり、体調管理のためと弁当の中身をチェックしたりするなど過度に干渉した〈２〉同研究科の准教授に「今後一緒に仕事をすることは難しくなる」などと言い、精神的に不安定にさせ、准教授の学外の共同研究者らに、根拠なく「准教授は力がない」などと中傷するメールを送った〈３〉卒業判定会議で他の教授の指導学生を根拠なく不合格にすべきだと主張――などの言動があったという。 同研究科の教員１２人から申し立てがあり、今年２月から同大の職員懲戒等委員会が調べていた。男性教授は「指導上必要だった。他の教員はわかっていない」
