米Intelが2022年にソニーの「PlayStation 6」チップの設計・製造契約を逃したことが、まだ始まったばかりの受託製造事業の構築に大きな打撃を与えたと、事情を知る3人の情報筋が明らかにした。 Intelが、次期PlayStation 6チップの設計で米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)と、受託製造業者として台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー(TSMC)と競争入札プロセスで勝利しようとした努力は、数十億ドルの収益と月数千枚のシリコンウェーハの製造に相当しただろうと、情報筋の2人は語った。 IntelとAMDは、契約の入札プロセスで最終候補に残った2社だった。 ソニーのPlayStation 6チップの設計事業を獲得することは、Intelの設計部門にとっての勝利となり、同時に同社の受託製造事業、すなわちファウンドリ事業にとっても勝利となったはずだ。フ
パフォーマンスを向上させつつ、発熱と消費電力を抑えた魅力的なCPUとなっているAMD次世代CPUのRyzen 9000シリーズ。この秋には、Socket AM5 CPU向けチップセットの第2世代となるAMD 800シリーズチップセットを採用するマザーボードの発売が予定されているため、ゲーミング、クリエイティブ問わず、新たなPCを組もうと考えている人におすすめのCPUと言える。 そんなAMD Ryzenを使ったPC自作には、現行世代と前世代の2つの選択肢がある。現行世代は、Ryzen 7000/8000G/9000シリーズCPUと、対応するCPUソケットのSocket AM5を採用するマザーボード、DDR5メモリーを組み合わせ、総じて高めの予算が必要になっている。 そしてもうひとつが、前世代となるRyzen 5000 CPUと、Socket AM4採用マザーボードで組むSocket AM4自
2024年8月14日、AMDはSocket AM5向けCPU「Ryzen 9000シリーズ」の最上位モデル「Ryzen 9 9950X」および「Ryzen 9 9900X」の販売をグローバル市場において解禁した。国内における発売日は8月23日午前11時、予想価格はRyzen 9 9950Xが税込約11万9800円、Ryzen 9 9900Xは約8万8800円である。 先日国内販売が解禁された「Ryzen 7 9700X」および「Ryzen 5 9600X」の初値はおおよそ1ドルあたり196円換算であったことを考慮すると、北米予想価格が649ドル(Ryzen 9 9950X)、499ドル(同9900X)に対する今回の価格設定は、8月に入って急激に変化した為替の内容を反映したようだ(約177~184円換算)。 そして販売が遅れたのは数の確保が難しいと考えることもできるが、価格絡みの調整もあるの
エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1445 ワットパフォーマンスが飛躍的に向上したAMDの新型CPU「Ryzen 7 9700X/Ryzen 5 9600X」 2024.08.07 更新 文:撮影・編集部 池西 樹 COMPUTEX TAIPEI 2024の基調講演に合わせて正式発表されたAMD(本社:アメリカ)の最新デスクトップCPU「Ryzen 9000」シリーズ。最終確認の段階で品質基準を満たしていないことが判明し、解禁直前に発売が延期されるなどやや紆余曲折はあったものの、その第1弾「Ryzen 7 9700X」および「Ryzen 5 9600X」の国内発売が2024年8月10日(土)11:00より開始されることになった。約2年ぶりにアーキテクチャを刷新した新Socket AM5 CPUのパフォーマンスを早速チェックしていくことにしよう。 AMD「Ryzen 7 9700X」
sponsored 2024年4月に新キャンパスへ移転した静岡デザイン専門学校は、最新設備を備えた実習室とMSIのノートPCで学生の実践力を養成 sponsored 部屋が狭い日本家屋仕様になったピラーレスケース、自作初心者にもオススメ! ピラーレスだがコンパクト、価格もお手頃なCORSAIRのPCケース「3500X」が完成度高い! sponsored コスト、人材、セキュリティ…… データ活用の課題を包括的に解消するHPEの取り組み なぜHPEがソフトウェアを? 統合データ基盤「HPE Ezmeral」に注力する理由を率直に聞いた sponsored “データをためる”と“データを活用する”の2製品が解決する課題、得られるメリットを知る 「HPE Ezmeral」がシンプルに実現する大規模データ活用の姿とは sponsored スマホ設定で快適なハイエンドゲーミングルーター「ROG Ra
AMDはデスクトップ向けの「Ryzen 9000シリーズ」を(北米時間の)7月31日に発売する。これに先立ちAMDはロサンゼルスにて「AMD Tech Day」を開催。特に同社が力を入れる「Ryzen AI 300シリーズ」を含めた新技術への説明会を開催した。 本稿はそのTech Dayレポートの第3回目となる。第1回はRyzen 9000シリーズの発売日やスペック、新チップセットの話を、第2回はRyzen 9000シリーズに追加された新しいチューニング技法を解説した。 そして今回はいよいよZen 5アーキテクチャーの詳細に踏み込んでいく。AMDはCOMPUTEXにおいて、Zen 5はZen 4よりも同コア数&同クロック設定で平均16%のIPC(クロックあたりの命令実行数)向上を果たしたと説明した。この数字はいったいどういう設計上の工夫や改善からもたらされたのか? 簡単ではあるが解説してい
定格の最高値を上回る周波数でCPUやGPUを動作させることを「オーバークロック」と呼び、一部のユーザーがより高い処理能力とベンチマークスコアを目指してしのぎを削っています。AMDが2023年11月にリリースしたハイエンドプロセッサー「Ryzen Threadripper 7000」シリーズには、オーバークロックモードを有効化すると切れるヒューズが搭載されていると報じられています。 AMD says overclocking blows a hidden fuse on Ryzen Threadripper 7000 to show if you've overclocked the chip, but it doesn't automatically void your CPU's warranty | Tom's Hardware https://www.tomshardware.com
AMDは2023年10月19日、Ryzen Treadripper PRO 7000 WXシリーズおよびRyzen Threadripper 7000シリーズプロセッサを発表しました。Ryzen Threadripper PRO 7000 WXのうち最上位モデルである「Ryzen Threadripper PRO 7995WX」についてPC Magazineが事前レビューの結果を掲載しています。 Discover the new Threadripper™ Pro 7000 Series Processors - YouTube AMD Introduces New AMD Ryzen Threadripper 7000 Series Processors and Ryzen Threadripper PRO 7000 WX-Series Processors for the Ultima
米Advanced Micro Devices(AMD) Chair and CEOのLisa Su氏は、データセンターやAI(人工知能)に焦点を合わせたプライベートイベント「Data Center and AI Technology Premiere」(2023年6月13日に米国で開催)の基調講演において、GPGPU(General Purpose Graphics Processing Unit)「Instinct」の新製品「AMD Instinct MI300X」(以下、MI300X)を発表した。「MI300Xは生成AI向けに開発した」(同氏)という(図1)。 同じイベントでAMDはサーバー用マイクロプロセッサー(MPU)「EPYC」の新製品も発表しており、その際は競合製品として米Intel(インテル)の「Xeon Scalable Processor(SP)」を挙げていた。今回のG
ホーム PC, ハードウェア AMD Ryzen(Zen3/Zen4)に重大な脆弱性、RSA暗号を6.5秒で窃取できる不具合、修正まで利用停止を 2023.08.13 PC, ハードウェア AMD Ryzen(Zen3/Zen4)に重大な脆弱性、RSA暗号を6.5秒で窃取できる不具合、修正まで利用停止を AMD Ryzen(Zen3/Zen4)に重大な脆弱性、RSA暗号を6.5秒で解読窃取できる不具合、修正時期は未定、今すぐ利用中止を AMDのCPUに新たな脆弱性が見つかりました。 見つかった脆弱性のCVE-IDはCVE-2023-20569。AMDによると、この脆弱性を悪用した『Inception』と呼ばれる新たなサイドチャネル攻撃により、情報漏えいの恐れがあるとのこと。 この脆弱性はチューリッヒ工科大学の研究者らにより発見されました。『Inception』によるデータ窃取の速度は毎秒3
2022年12月某日、AMDのエグゼクティブ・バイスプレジデントのリック・バーグマン氏(コンピューティング/グラフィックス事業部)と、同社シニア・バイスプレジデントのデビッド・ワン氏(エンジニアリング、Radeonテクノロジー部門)が来日した。 肩書からも分かる通り、両氏は「Radeonシリーズ」を始めとする同社のGPU製品の企画/開発において重要な役割を果たしている。 →AMDが新GPU「Radeon RX 7000シリーズ」を正式発表 米国では12月13日発売(899ドルから) AMDのGPUに関する戦略について、筆者は日本滞在中の両氏から話を伺う機会を得た。この記事では、その模様をお伝えする。
西川善司の3DGE:赤と緑のケンカ再び。NVIDIAが「Navi」の特徴や「Radeon Software」の新機能に反論する ライター:西川善司 E3 2019において,プロセッサメーカーとしてはAMDの存在感が際立っていた。E3会場にあるのは非公開のミーティングルームのみで,巨大なブースを構えていたわけでもないのに多くのゲームファンから注目を集めたのは,新世代CPUである「Ryzen 3000」シリーズと,新世代GPUの「Radeon RX 5700」シリーズを発表したためであろう。 しかも,これらの新CPUと新GPUは,ソニーの次世代ゲーム機と,Microsoftの次世代ゲーム機「Project Scarlett」に深く関わるものなのだから,注目を集めるのも当然だ。 Tony Tamasi氏(Senior Vice President of Content and Technolog
中国・上海で開かれた見本市で米半導体大手AMDのカウンターに立つ訪問客。IMAGINECHINA提供(2013年7月25日撮影、資料写真)。(c)WENG LEI / IMAGINECHINA 【3月14日 AFP】イスラエルの情報セキュリティー企業CTSラボ(CTS Labs)は13日、米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)の最新CPUやチップセットに、コンピューターやネットワークの乗っ取りに利用される恐れがある欠陥が見つかったと明らかにした。 今年初めには、米インテル(Intel)製のCPUにも「スペクター(Spectre)」や「メルトダウン(Meltdown)」と呼ばれる同様の脆弱(ぜいじゃく)性が見つかり、コンピューターセキュリティーをめぐる懸念が広まっていた。 CTSが公表した20ページの報告書によれば、今回見つかった欠陥は13件で、問題の製品は一般消費者向けの製
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く