宇宙戦略室を新設へ=来春の発足目指す−政府 宇宙戦略室を新設へ=来春の発足目指す−政府 藤村修官房長官は22日午前の記者会見で、宇宙空間の開発・利用を戦略的に推進する「宇宙戦略室」(仮称)を内閣府に新設する方針を明らかにした。来年4月の発足を目指しており、次期通常国会に関連法案を提出する方針。 藤村長官は、宇宙戦略室について「宇宙政策の司令塔機能と、(日本版の全地球測位システムとなる)準天頂衛星システムの開発、整備、運用の施策実施機能を担当することが予定されている」と説明した。同室のトップとして、宇宙政策を総括的に担う「宇宙審議官」(仮称)を新たに設ける考えだ。 宇宙開発に関しては、野田佳彦首相が「日本のフロンティア開拓」と位置付けて、積極的に推進する考えを示している。(2011/12/22-12:28)