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stem cellに関するkeloinwellのブックマーク (214)

  • 8月23日:胃の幹細胞システム(Natureオンライン版掲載論文) | AASJホームページ

    腸の幹細胞に、R-spondinと呼ばれるWntシグナル促進因子の受容体Lgr5が発現しているという発見と、Lgr5遺伝子を利用した幹細胞特異的遺伝子操作法の完成、そして現在慶応大学内科に在籍している佐藤さんが開発した単一幹細胞から腸上皮オルガノイドを形成する培養法の開発で、腸の幹細胞システムの理解はずいぶん進み、また臨床医学研究にも大きく貢献している。 佐藤さんの方法の素晴らしさは、単一の幹細胞がほぼ完全な腸組織を作るところだが、もちろん培養には細胞の増殖に必要な因子は供給されている。おそらく発生学的に言えばこの方法の最も面白い点は、増殖因子が構造的にアレンジされなくても、上皮独自で構造を自己組織化できることで、この秘密に迫る研究が今後も進むと期待している。 今日紹介するドイツベルリンのマックスプランク感染生物学研究所からの論文は胃の幹細胞システムの構築を、増殖因子を産生している周りの間

  • 1月18日:全能性のES/iPS(1月12日号Science掲載論文) | AASJホームページ

    Natureに掲載された2報の小保方論文を見たとき、STAPがES細胞と決定的に異なると思ったのは、若山さんがlast authorのletter の方の論文の最初の図に、STAPが胎盤と胎児の両方に分化することが示されていたからだ。私が記憶する限り、このデータは、最初2年ほど前に見せてもらった論文のドラフトにはなかったと思う。この結果は単純にES細胞を注射する実験では得られるはずがなく、当事者からの説明ができていない点だと思っている。 一般的にES細胞やiPS細胞は胎盤などの胚外組織に分化できないため、多能性(Pluripotent)であっても全能(Totipotent)ではない。このため、この差を生む分子メカニズムは多能性の研究にとって重要な課題だった。 今日紹介するカリフォルニア大学バークレー校からの論文は、この違いが一つのマイクロRNA、miR-34aによって決められている可能性を

  • 低分子化合物によるin vitroにおける成熟した肝細胞から肝前駆細胞へのリプログラミング : ライフサイエンス 新着論文レビュー

    Conversion of terminally committed hepatocytes to culturable bipotent progenitor cells with regenerative capacity. Takeshi Katsuda, Masaki Kawamata, Keitaro Hagiwara, Ryou-u Takahashi, Yusuke Yamamoto, Fernando D. Camargo, Takahiro Ochiya Cell Stem Cell, 20, 41-55 (2017) 要 約 肝臓の再生医療における重大な問題は,移植の可能な肝細胞あるいはその前駆細胞をin vitroにおいて増殖させ安定に供給するすべのないことである.筆者らは,この研究において,低分子化合物を用いてラットおよびマウスの肝細胞を肝細胞および胆管上皮細胞の両

    keloinwell
    keloinwell 2016/12/17
    肝細胞が四倍体や八倍体を形成しているのは知らなかった。
  • 細胞「リセット」再びES細胞に 関学大チームが成功:朝日新聞デジタル

    万能細胞のES細胞が変化して別の細胞になった状態から、再びES細胞にリセットすることに成功したと、関西学院大の関由行准教授(発生学)らのチームが18日、米科学誌ステム・セル・リポーツに発表する。この技術を応用すれば、質の高いiPS細胞の作製につながるという。 人やマウスの体はたった一つの受精卵から、様々な細胞に分かれて作られるが、いったん役割が決まった細胞は別の細胞に変化できない。人工的に作ったES細胞も同様だ。だが、卵や精子になる生殖細胞だけは、受精すると、様々な細胞になる能力を取り戻せる。 関さんらは、生殖細胞の形成に重要な「PRDM14」という遺伝子に注目。マウスのES細胞を少し育った状態にして、PRDM14が働くようにすると、再びES細胞になった。 この「巻き戻し」の際、DNA…

    細胞「リセット」再びES細胞に 関学大チームが成功:朝日新聞デジタル
  • マウスにおいて多能性幹細胞から卵母細胞を再構築する培養系の確立 : ライフサイエンス 新着論文レビュー

    日下部央里絵・林 克彦 (九州大学大学院医学研究院 ヒトゲノム幹細胞医学分野) email:日下部央里絵,林 克彦 DOI: 10.7875/first.author.2016.110 Reconstitution in vitro of the entire cycle of the mouse female germ line. Orie Hikabe, Nobuhiko Hamazaki, Go Nagamatsu, Yayoi Obata, Yuji Hirao, Norio Hamada, So Shimamoto, Takuya Imamura, Kinichi Nakashima, Mitinori Saitou, Katsuhiko Hayashi Nature, 539, 299-303 (2016) 要 約 雌の生殖系列は全能性を賦与する能力をもつ卵へと分化するため独自

  • ヒトのiPS細胞の分化能はエピゲノムの状態により予測が可能である : ライフサイエンス 新着論文レビュー

    Epigenetic variation between human induced pluripotent stem cell lines is an indicator of differentiation capacity. Masatoshi Nishizawa, Kazuhisa Chonabayashi, Masaki Nomura, Azusa Tanaka, Masahiro Nakamura, Azusa Inagaki, Misato Nishikawa, Ikue Takei, Akiko Oishi, Koji Tanabe, Mari Ohnuki, Hidaka Yokota, Michiyo Koyanagi-Aoi, Keisuke Okita, Akira Watanabe, Akifumi Takaori-Kondo, Shinya Yamanaka,

  • Mutated mitochondria could hold back stem-cell therapies - Nature

  • 1月16日:マウスとラットの染色体を1セットづつ持つES細胞の作成(1月14日号Cell掲載論文) | AASJホームページ

    細胞融合は、我が国の岡田善雄により発見され、その後、異種細胞同士の融合を可能にする細胞学の技術としてHenry HarrisやNils Ringertzにより発展された。この技術が一番成功した実用例は大量の抗体を作るハイブリドーマの作成で、免疫学だけでなく、抗体による特異的分子の特定を可能にして、生物学全体を大きく変革した。異種の細胞が融合して一つの細胞になるというのは驚くべきことだが、ほとんどの場合それぞれの種から2づつの対立遺伝子を持ち込んでおり、全体で一種の4倍体が出来上がってしまうので、細胞が分裂するうちに染色体はどんどん失われ、もっとも安定な組み合わせだけが残る。すなわち、正常からは遠く離れた状態になってしまう。したがって、ハイブリドーマや、細胞質因子による染色体のリプログラミングといった一部の研究領域を除いて、細胞融合の利用は期待ほど拡がらなかった。 今日紹介する中国科学アカ

  • STAP細胞「再現できず」 米中などチームが論文発表:朝日新聞デジタル

    昨年科学界を騒がせたSTAP細胞論文をめぐり、米国や中国などの研究チームが「STAP細胞は再現できなかった」とする論文をまとめた。七つのグループがそれぞれ再現に臨んだがいずれも成功せず、STAP細胞の存在を改めて否定する結果となった。24日付の英科学誌ネイチャー(電子版)に発表する。 米ハーバード大のグループは、STAP細胞論文の共著者チャールズ・バカンティ教授の研究室で再現実験をした。公表された作製法に従いマウスの細胞を酸などで刺激したが、STAP細胞の特徴を示すデータは得られなかったという。他のグループも様々な条件で試み、計133回の実験をしたが失敗に終わった。 ネット上に公表されたSTAP細胞の遺伝子データについても別の細胞が混じったものと分析。STAP細胞の作製法は「再現可能ではない」と結論づけた。 また、理化学研究所などの研究… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きを

    STAP細胞「再現できず」 米中などチームが論文発表:朝日新聞デジタル
    keloinwell
    keloinwell 2015/09/24
    わざわざバカンティの研究室まで行って再現実験やったんだ。お疲れ様です。
  • BLOGOS サービス終了のお知らせ

    平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ

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  • Functioning brain tissue grown in 3-D structure -- ScienceDaily

    Functioning brain tissue grown in 3-D structure Date: January 29, 2015 Source: RIKEN Summary: Researchers have induced human embryonic stem cells to self-organize into a three-dimensional structure similar to the cerebellum, providing tantalizing clues in the quest to recreate neural structures in the laboratory. One of the primary goals of stem-cell research is to be able to replace damaged body

    Functioning brain tissue grown in 3-D structure -- ScienceDaily
  • 「STAP幹細胞」として用いられたES細胞を特定 東大,東北大など|日経サイエンス

    身体のあらゆる組織になることができ, 無限に増殖することが可能とされた「STAP幹細胞」として 実際に使われたES細胞を特定した 理化学研究所などのチームが作成したSTAP細胞から作られた,あらゆる組織に分化することができ無限に増殖する多能性幹細胞「STAP幹細胞」が,以前から研究でよく使われている「ES細胞(胚性幹細胞)」であることを,東京大学グループと,東北大学などの共同研究チームがそれぞれ突き止めた。論文にはこの細胞からマウスができたとされ,STAP細胞が多能性を持つ証拠とみられていたが,今回の解析でどのES細胞が使われたかが具体的に明らかになった。 調べたSTAP幹細胞は,論文の共著者で,STAP幹細胞からマウスを作った若山照彦理化学研究所発生・再生科学総合研究センターチームリーダー(現山梨大学教授)が保存していたもの。先に若山氏が第三者機関に依頼して解析し,「若山研にはなかったマ

    「STAP幹細胞」として用いられたES細胞を特定 東大,東北大など|日経サイエンス
  • 「STAP論文の説明は成立しない」理研・遠藤氏がデータ解析で指摘(要点資料全文) - 弁護士ドットコムニュース

    「STAP論文の説明は成立しない」理研・遠藤氏がデータ解析で指摘(要点資料全文) - 弁護士ドットコムニュース
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    keloinwell
    keloinwell 2014/09/22
    STAP細胞のRNA-seqデータに基づくSNP解析。
  • iPS細胞使い治療薬の候補の物質特定 NHKニュース

    骨を形づくる元となる軟骨ができず、手足などが成長しない難病の患者から作ったiPS細胞を使い、治療薬の候補となる物質を特定することに京都大学の研究グループが成功したと発表しました。 2年以内に臨床試験を始める計画で、iPS細胞を使った治療薬の開発が具体的な成果に結びつくのではないかと期待されています。 研究を行ったのは、京都大学iPS細胞研究所の木範行教授のグループです。 研究グループは、全身の骨を形づくる元となる軟骨ができず、手足などがあまり成長しない「軟骨無形成症」という難病の患者からiPS細胞を作り、それを軟骨の細胞に変化させたところ、細胞があまり増えないという病気の状態を再現できたということです。 そのうえで、「スタチン」という物質を加えると細胞が増殖し、軟骨の組織を作り始めることを突き止めました。 この病気のマウスにスタチンを投与した場合も、骨がほぼ正常な長さに伸びたということで

    iPS細胞使い治療薬の候補の物質特定 NHKニュース
  • Resetting Transcription Factor Control Circuitry toward Ground-State Pluripotency in Human

    If you don't remember your password, you can reset it by entering your email address and clicking the Reset Password button. You will then receive an email that contains a secure link for resetting your password

    Resetting Transcription Factor Control Circuitry toward Ground-State Pluripotency in Human
    keloinwell
    keloinwell 2014/09/14
    より発生初期に近い、未分化な状態の幹細胞の作成。ES細胞にNANOGとKLF2を一過的に発現させることで出来るらしい。
  • 「出逢いの演出家」に徹して脳の発生を再現 | Nature ダイジェスト | Nature Publishing Group

    「出逢いの演出家」に徹して脳の発生を再現 ブックマーク THE BRAINMAKER Nature ダイジェスト Vol. 9 No. 11 | doi : 10.1038/ndigest.2012.121104 原文:Nature (2012-08-23) | doi: 10.1038/488444a | 英語の原文 試験管内で眼や脳の一部を作り出した笹井芳樹は、「幹細胞が何になりたいか」を汲み取る特別な才覚を持つ。 2010年12月、ロンドン大学ユニバーシティカレッジ(英国)の眼科医Robin Aliは、いつものように科学論文の査読をしていたところ、たちまち興奮を覚えた。「私は部屋の中を駆け回り、持っていた原稿を振り回しました」と彼は振り返る。その論文には、胚性幹細胞(ES細胞;着床前の胚に由来する、分化多能性を持つ幹細胞)の塊から、丸い盃状の網膜組織ができたことが報告されていたの

    「出逢いの演出家」に徹して脳の発生を再現 | Nature ダイジェスト | Nature Publishing Group
    keloinwell
    keloinwell 2014/08/06
    笹井先生の仕事を紹介している日本語記事。
  • STAP細胞で大儲けした人間を許してはいけない 米国ではとっくに導入している「先端研究にまつわる詐欺」を取り締まる法律制定を | JBpress (ジェイビープレス)

    STAP偽装細胞問題を対理研提案書に添って丁寧に考えているこの連載、韓国で発生した「クローンES細胞詐欺」に焦点を当てた次回稿を準備していたのですが、『新潮45』誌に注目すべき報道が出、予定を変更して、虚偽学術情報発信によるインサイダー取引の問題を検討したいと思います。 正直申して随分早く出てきたな、というのが感想で、6月半ば過ぎの段階でここまで話が進むとは思っていませんでした。 逆に6月にあると思われた懲戒など理研の処分は、様々な思惑で即解決とはならなそうな雲行き。今月この問題は動くと思っていましたが、推移をよく観察する必要があると思います。 「STAP論文捏造事件」 新潮45誌に発表された「『STAP論文捏造事件』その金脈と人脈」(小畑峰太郎+新潮45取材班)(7月号p.18-)は、思い切った内容に踏み込んだ力の入った記事で、久方ぶりに「社会の木鐸」という言葉を思い出しました。 記事の

    STAP細胞で大儲けした人間を許してはいけない 米国ではとっくに導入している「先端研究にまつわる詐欺」を取り締まる法律制定を | JBpress (ジェイビープレス)
  • “STAP細胞” 理研が最終報告へ NHKニュース

    理化学研究所などのグループが発表した「STAP細胞」について、論文の画像やデータに不自然な点が相次いで指摘されている問題で、理化学研究所は4月1日、記者会見を開き、調査の最終的な報告を公表すると発表しました。 神戸市にある理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループがことし1月に発表したSTAP細胞の論文については、画像やデータに不自然な点が相次いで指摘されています。 このため、理化学研究所は外部の専門家も含めた6人で作る調査委員会を設置し、事実関係の調査を進めてきましたが、1日に記者会見を開き最終的な報告を公表すると発表しました。 今月14日に公表した中間報告で、調査委員会は6つの疑問点のうち2つについては不正は認められず、残り4つについて、さらなる調の報告で調査委員会がどのような判断を下すのか注目されます。 この最終的な報告については、下村文部科学大臣が来月中にも予定され

  • STAP細胞 新たな疑問 NHKニュース

    STAP細胞を巡る問題で、小保方晴子研究ユニットリーダーがマウスから作り出したとしていたSTAP細胞2株の遺伝子を共同研究者が調べたところ、この細胞が、実験に使われていないはずの別の種類のマウスのものだったことが、関係者の証言で分かりました。専門家は、論文で出来たとされ凍結保存されている8株のSTAP細胞すべてについて詳しく調べるべきだとしています。 これは、神戸市にある理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの関係者が、NHKの取材に対し明らかにしたものです。それによりますと、遺伝子が調べられたのは、共同研究者の若山照彦山梨大学教授が特殊な処理をして凍結保存していたSTAP細胞2株で、若山教授がどんなマウスからでも作製が可能か調べるため、小保方さんに論文の実験で使ったのとは異なる129系統という種類のマウスを手渡し、作製を依頼したものです。 小保方さんは、シャーレの中で129系統のマウ

    keloinwell
    keloinwell 2014/03/25
    元のマウスとSTAP細胞でマウスの系統が違ったそうです。