解決したいこと IoT ソリューションで遠隔地にゲートウェイを設置したとします。 ゲートウェイからは Soracom Air で外部へ通信するのとして、逆方向、つまり、パブリック IP が振られたサーバからパブリック IP が振られていないゲートウェイに SSH する方法を紹介します。 システム全体図 Soracom AIRでインターネットに接続できるゲートウェイとパブリック IP が振られた Linux サーバ(以下「リモートサーバ」と呼びます)を用意します。 手順 ゲートウェイからリモートサーバへのSSH リモートサーバの特定のポートをゲートウェイ(localhost)の SSH ポート(22)にフォワードするよう、リモートポートフォワードします。 GATEWAY_SERVER $ ssh -R REMOTE_PORT:localhost:22 remote-user@REMOTE_S
株式会社クリアコード > ククログ > SSHポートフォワード(トンネリング)を使って、遠隔地からLAN内のコンピュータにログインする こんにちは。クリアコードの結城です。 SSHを使うと、手元のコンピュータから別のコンピュータへネットワーク越しにログインして、bashやzshなどのコマンドラインシェルを使ってそのコンピュータをリモート操作できます。scpを使えば、ネットワーク越しにファイルをコピーすることもできます。 しかし、以下のコマンド列を見ると分かる通り、SSH経由で接続できるコンピュータは基本的には、手元で操作しているコンピュータから直接ホスト名またはIPアドレスで参照できるコンピュータに限られます。 % ssh www.example.com # 接続先をホスト名で指定 % scp 192.168.1.10:/var/log/apache2/access.log /tmp/ #
ssh は便利だ。ほかのコンピュータにアクセスする方法として、安全で手軽であるだけでなく、各種スクリプトの中に組み込んだり、他のプログラムから呼び出したりすることで高度な動作を簡単に実現できる。また、TCP のポートフォワーディングが設定できるため、たいていのプログラムを簡単にリモートアクセス対応にできる。 しかし、面倒なことがひとつだけある。パスワードの入力だ。毎回毎回パスワードを入力しなければならないのは本当に面倒だ。特に、ファイルコピーだとか CVS アクセスだとか、他のプログラムから利用する場合には、いやになるぐらい何度もパスワードを入力しなければいけない。 ssh はパスワード以外の認証方法をサポートしている。特に有名なのが公開鍵方式であるが、これも鍵を守るためのパスフレーズと呼ばれるキー入力が必要だ。これは通常のパスワードより短いパスフレーズでは意味がない、とされている(だから
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く