映画関係者が選ぶことしの日本アカデミー賞は、低予算で作られた自主制作映画で話題を呼んだ「侍タイムスリッパー」が、最優秀作品賞を受賞しました。 ことしで48回目となる日本アカデミー賞は、14日に東京都内のホテルで各賞が発表されました。 このうち最優秀作品賞には、安田淳一監督の「侍タイムスリッパー」が選ばれました。 この作品は、幕末の武士が現代にタイムスリップし、ギャップに戸惑いながらも、時代劇の斬られ役として活躍するコメディ映画です。 低予算で作られた自主制作映画で、当初は1つの映画館だけで上映されていましたが、口コミで徐々に人気を集め、全国各地で上映されるヒット作となり、映画界の大きな話題となりました。 安田監督は「驚いています。最後まで諦めずに、ものごとをやりぬくことを私に教えてくれた、亡くなった父に見せてあげたいです」と涙ながらに喜びを語りました。 また、 ▽最優秀主演男優賞は、「正体
