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「東方Projectの登場人物」の版間の差分

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** 体に優しくない人形 - 『文花帖(ゲーム)』
** 体に優しくない人形 - 『文花帖(ゲーム)』


[[スズラン|鈴蘭]]の花畑に捨てられた人形が、長年鈴蘭の毒を浴びるうちに妖怪化した存在。妖怪化して数年しか立ってない新米妖怪。人間への憎悪を抱いており、「人形開放」を強く願うが、四季映姫はそんなメディスンを「貴方は少し視野が狭すぎる」と説教する。その影響かエンディングでは永琳と交友関係を持つようになる。だが、まだ「人形開放」を諦めてはいないらしい。
[[スズラン|鈴蘭]]の花畑に捨てられた人形が、長年鈴蘭の毒を浴びるうちに妖怪化した存在。妖怪化して数年しか立ってない新米妖怪。人間への憎悪を抱いており、「人形開放」を強く願うが、四季映姫はそんなメディスンを「貴方は少し視野が狭すぎる」と説教する。その影響かエンディングでは永琳と交友関係を持つようになる。だが、まだ「人形開放」を諦めてはいないらしい。鈴蘭の花をスーさんと呼んでいる


=== 風見 幽香 ===
=== 風見 幽香 ===

2007年12月6日 (木) 19:54時点における版


東方Project > 東方Projectの登場人物

東方Projectの登場キャラクター(とうほうプロジェクトのとうじょうキャラクター)では、同人サークル上海アリス幻樂団製作の弾幕系シューティングゲーム『東方Project』に登場する架空のキャラクターについて解説する。東方Projectには多くの個性あるキャラクターが登場するが、キャラクターは基本的に女性であり、男性キャラクターがほとんどいない。(⇒#男性キャラクターについての節を参照)

また、二次創作物のキャラクターは基本的に掲載していない。

この記事は、下記のページに内容を分割しています。このテーマに関する情報については、それぞれのページをご参照ください。
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本項内での作品名の表記

本項では便宜上、作品名は『東方』を省いた略称で表記する事とする。作品名の法則や略称に関する詳細は東方Project#各作品のタイトルと呼称についてを参照。

以下は特殊な例である

幻想郷
東方幻想郷 〜 Lotus Land Story.』は『幻想郷』と表記する。『』(二重鉤括弧)で括られていない幻想郷という表記は世界としての幻想郷を指す。
東方文花帖
東方文花帖 〜 Shoot the Bullet.』は『文花帖(ゲーム)』、『東方文花帖 〜 Bohemian Archive in Japanese Red.』は『文花帖(書籍)』と表記し、区別の必要がない場合は『文花帖』と表記する。
東方三月精
『東方三月精 〜 Eastern and Little Nature Deity.』は『旧三月精』、『東方三月精 〜 Strange and Bright Nature Deity.』は『新三月精』と表記し、区別の必要がない場合は『三月精』と表記する。
東方儚月抄
『東方儚月抄 〜 Silent Sinner in Blue.』はREX版、『東方儚月抄 〜 Cage in Lunatic Runagate.』は小説版、『東方儚月抄 〜 月のイナバと地上の因幡 』は4コマ版とし、『○○儚月抄』、もしくは『儚月抄』○○版という形で表記する。区別の必要がない場合は『儚月抄』とだけ表記する。

注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


主人公

博麗 霊夢

  • 読み:はくれい れいむ
  • 出演:『文花帖(ゲーム)』以外のすべての作品

東方Projectの主人公。博麗神社の巫女。

霧雨 魔理沙

  • 読み:きりさめ まりさ
  • 出演:『文花帖(ゲーム)』と『靈異伝』以外のすべての作品

東方Projectのもう一人の主人公。普通の魔法使い。

『紅魔郷』で初登場のキャラクター

以下の7名は『東方紅魔郷 〜 the Embodiment of Scarlet Devil.』にて初登場したキャラクターである。

ルーミア

  • 英字Rumia
  • 種族:妖怪
  • テーマ曲:妖魔夜行
  • 能力:闇を操る程度の能力
  • 出演:『紅魔郷』1面ボス・『文花帖(ゲーム)』LEVEL 1
  • 二つ名
    • 宵闇の妖怪 - 『紅魔郷』・『求聞史紀』
    • 暗闇に潜む妖怪 - 『文花帖(ゲーム)』

幼い少女のような姿をした妖怪。『文花帖(書籍)』や『求聞史紀』には、特に目的意識は持たず、一日中ふよふよ飛んで過ごしている事が記載されている。また、能力のせいで昼間でも彼女の周りは闇の空間になっており、中は夏でも涼しいが、外から中は見えない同様に中からも外が見えていない事を『文花帖(書籍)』で語っているが、まるで気にしていない。「そーなのかー」という言葉を『紅魔郷』と『文花帖(書籍)』の両方で発している。髪の色は金髪で、髪の毛にリボンを巻いているが、このリボンは「お札」であり、ルーミア本人は触る事すらできない[1]

チルノ

  • 英字Cirno
  • 種族妖精(「雪ん娘」「氷の妖怪」と呼ばれた事もある)[2]
  • テーマ曲1:おてんば恋娘
  • テーマ曲2:おてんば恋娘の冒険
  • 能力:冷気を操る程度の能力
  • 出演
    • 『紅魔郷』2面ボス
    • 『妖々夢』1面中ボス
    • 『花映塚』自機
    • 『文花帖(ゲーム)』LEVEL 2
  • 二つ名
    • 湖上の氷精 - 『紅魔郷』
    • 氷の妖怪 - 『妖々夢』
    • 氷の小さな妖精 - 『花映塚』
    • 不自然な冷気 - 『文花帖(ゲーム)』
    • 氷の妖精 - 『求聞史紀』

湖に住む氷の妖精。氷の妖精であるため、常に体から冷気が出ており、彼女の周りだけいつも寒い[3]。いたずらが好きで妖精らしいとも言える幼稚な行動をとり、『紅魔郷』おまけ.txtにはを氷づけにする遊びを好んでいる事が記されている。しかし沼に棲む大ガマに喰われた経験もあり、この出来事は後に「文々。新聞 第百二十季・水無月の一」に記事として掲載された。ZUNは「妖精は人間以下の存在」と語った事があるが[4]、『花映塚』での四季映姫の台詞によると、チルノは妖精の中でも力が強い存在らしいとのこと。『花映塚』のマニュアルにて、画面写真で⑨と示され、その説明として「9.バカ」と書かれるという印象的な形で画面の説明に使われた。チルノがバカであるという設定は、元々は『紅魔郷』おまけ.txtの記述から派生した二次設定であったが、前述の『花映塚』のマニュアル及びキャラ設定.txtに「バカ」と明記された事や、求聞史紀での「どんな簡単ななぞなぞにも答えられない」などの記述によって公式設定化したものである。また、直接的に言及されたわけではないが、リグル・ナイトバグのラストワードの説明でもリグルがバカであることを言及するために引き合いに出されている。作品によって一人称が変化しており、『紅魔郷』では一人称を言わず、『文花帖(書籍)』では「私」、『花映塚』では「あたい」と言っている。

紅 美鈴

  • 読み/英字:ほん めいりん/Hong Meirin
  • 種族:妖怪
  • テーマ曲:明治十七年の上海アリス
  • 能力:気を使う程度の能力
  • 出演
    • 『紅魔郷』3面ボス
    • 『萃夢想』追加自機
    • 『文花帖(ゲーム)』LEVEL 5
    • 『新三月精』第8話
  • 二つ名
    • 華人小娘 - 『紅魔郷』・『萃夢想』・『求聞史紀』
    • 色鮮やかに虹色な門番 - 『文花帖(ゲーム)』

紅魔館の門番を務める華人風の妖怪で[1]、紅い髪と「龍」の文字を冠した帽子がトレードマーク。門番以外にも色々と仕事を任されているらしく、『文花帖(書籍)』によれば紅魔館の庭にある花畑の管理人でもあるという。更に『求聞史紀』によれば、妖怪でありながら紅魔館からの満足な食事支給のお陰で人を襲わず、逆に人間と親しく話すことから穏和な性格、一方で侵入に対しては容赦が無く、レミリアから厚い信頼を寄せられていることから、しっかりした性格が伺える。武術の達人であり、紅魔館へ美鈴との試合を申し込みにくる武道家も多いらしい[5]。『萃夢想』ではホームページで配布のパッチを適用した状態で、ある条件を満たすと自機として使用可能になる追加キャラクターとなっている。『萃夢想』ストーリーモードのテキストは原作者のZUNによって書かれたものであるが、美鈴のテキストは黄昏フロンティアのスタッフによって書かれている。そのせいかストーリーモードでは使用不可となっている。

パチュリー・ノーレッジ

  • 英字Patchouli Knowledge
  • 種族:魔法使い[6]
  • テーマ曲:ラクトガール 〜 少女密室
  • 能力
    • 火+水+木+金+土+日+月を操る程度の能力[7]
    • 魔法(主に精霊魔法)を扱う程度の能力 - 『萃夢想』
    • 魔法(主に属性)を使う程度の能力 - 『求聞史紀』
  • 出演
    • 『紅魔郷』4面ボス、及びExtraステージ中ボス
    • 『萃夢想』自機
    • 『文花帖(ゲーム)』LEVEL 5
    • 『妖々夢』『永夜抄』『花映塚』エンディング
    • 『儚月抄』
  • 二つ名
    • 知識と日陰の少女 - 『紅魔郷』
    • 動かない大図書館 - 『萃夢想』・『求聞史紀』
    • 得体の知れない魔法の元 - 『文花帖(ゲーム)』

紅魔館の大図書館に住む魔法使いで、紫色の長髪に紫色の瞳と、全体的に紫色のカラーリングが特徴的である。外見は人間と変わらないが、魔法使いという“種族”であり人間ではない。『求聞史紀』によると、生れながらの魔法使いで、すでに100年程生きている。紅魔館の主人(レミリア)の友人でもあり[1]、『妖々夢』エンディングでは、レミリアから「パチェ」というあだ名で呼ばれ、パチュリーはレミリアのことを「レミィ」と呼んでいる。生まれつきの喘息持ちで、さらに「本のそばに或るものこそ自分」と考えており、滅多に外出せず運動もしないため体が弱い[8]。多彩な魔法の中でも特に精霊魔法(属性魔法)を得意とし[9]、『紅魔郷』4面ボス時は、選択した自機キャラクター・装備・難易度の組み合わせによって、使用してくるスペルカードが変化するのが特徴的である。自機やボスとしての出演はそれほど多くないが、『花映塚』までの作品のエンディングには毎回出演しており、『萃夢想』では『永夜抄』自機組以外からの唯一の参戦、『文花帖(書籍)』では他紅魔館キャラの記事にも登場したりと、出番に関しては優遇されている。

十六夜 咲夜

  • 読み:いざよい さくや
  • 種族:人間
  • テーマ曲1:月時計 〜 ルナ・ダイアル
  • テーマ曲2:フラワリングナイト
  • 能力:時間を操る程度の能力
  • 出演
    • 『紅魔郷』5面ボス、及び6面中ボス
    • 『妖々夢』・『永夜抄』・『萃夢想』・『花映塚』自機
    • 『文花帖(ゲーム)』LEVEL 7
    • 『香霖堂』第4話、第5話、第13話、第17話
    • 『旧三月精』第0話
    • 『新三月精』第1話、第7話、第8話
    • 『儚月抄』
  • 二つ名
    • 紅魔館のメイド - 『紅魔郷』・『永夜抄』・『求聞史紀』
    • 完全で瀟洒な従者 - 『妖々夢』・『萃夢想』
    • 完全で瀟洒なメイド - 『花映塚』
    • 危険な手品師 - 『文花帖(ゲーム)』

紅魔館のメイド長で、紅魔館に住んでいる唯一の人間[10]ナイフの扱いが上手く、料理・投げナイフ共に上手く、タネなし手品も得意とする[11]。『永夜抄』付属のマニュアルには心からレミリアに忠誠を誓っている事が記載されているが、その割にフランクな口を聞いたりする事もある。作者が語った設定によると、幻想郷の生まれではないらしく「十六夜咲夜」という名前もレミリアが与えた物らしい[12]。『求聞史紀』で阿求は、彼女は元吸血鬼ハンターではないか、と推測していた。また、何故か『妖々夢』以前の作品と『永夜抄』以降の作品とでは口調(喋り方)が大きく異なり、『妖々夢』まではキリキリとした口調だったが、『永夜抄』以降はやや天然ボケの入った敬語口調が基本となる。ちなみに『萃夢想』では『妖々夢』に近い口調で喋っている。基本的に眼の色は紫か青だが、『紅魔郷』でボスとして登場した時や『萃夢想』の一部スペルカードにおける演出では、眼の色が赤くなる。

レミリア・スカーレット

  • 英字Remilia Scarlet
  • 種族吸血鬼
  • 能力:運命を操る程度の能力
  • テーマ曲:亡き王女の為のセプテット[13]
  • 出演
    • 『紅魔郷』6面(最終面)ボス
    • 『永夜抄』自機
    • 『萃夢想』ボスキャラクター、自機としても使用可
    • 『文花帖(ゲーム)』LEVEL 7
    • 『妖々夢』『花映塚』エンディング
    • 『香霖堂』第4話、第5話、第13話
    • 『旧三月精』第0話
    • 『新三月精』第1話、第7話、第8話
    • 『儚月抄』
  • 二つ名
    • 永遠に紅い幼き月 - 『紅魔郷』
    • 紅い悪魔 - 『永夜抄』・『求聞史紀』
    • 永遠に赤い幼き月 - 『萃夢想』
    • 紅色の世界 - 『文花帖(ゲーム)』

紅魔館の主人で吸血鬼のお嬢様。500年以上生きており[14]貴族らしく威厳や体面といった物を重視しているものの、性格は見た目通りの子供で非常にワガママである[1]。また『紅魔郷』の「おまけ.txt」には、少食で失血死するほど人から血が吸えず、その割には大量の血液をこぼして服を真っ赤に染めるため、「スカーレットデビル(紅い悪魔)」と呼ばれていると記されている。ツェペシュの末裔を名乗っているらしく、スペルカードにも彼の名を冠した物があるが、実際の血縁関係では無い[15]。家族関係は妹であるフランドール以外は謎に満ちている。『妖々夢』エンディングでは、パチュリーから「レミィ」とあだ名で呼ばれており、レミリアはパチュリーの事を「パチェ」と呼んでいる。彼女は「日光に当たると気化してしまう」という設定があるため[16]、『萃夢想』では自機もしくは敵として彼女を選択すると、ステージが夜しか選択できなくなり、昼のステージを選択しても強制的に夜のステージが選ばれる。ただし、『求聞史紀』にも「昼でもよく見かける吸血鬼」との記述があるように、自身で日傘を差して昼間もよく出歩いており[17]、『新三月精』第7話でも日中の湖の照り返しを受け、彼女の身を案じる咲夜をよそに平然としているため、日光はそこまで致命的な弱点でない可能性もある。でもあるため炒った豆が嫌い(苦手)で、紅魔館で節分大会が行われた際、自分は参加せずに恵方巻きを食べながら眺めていた事が『文花帖(書籍)』に記載されている。ただし、『求聞史紀』によると納豆は好きらしい。『文花帖(書籍)』ではパチュリーがこれらの弱点について別の弱点を隠すためのものではないかと考えていた。

フランドール・スカーレット

  • 英字Flandre Scarlet
  • 種族:吸血鬼
  • 能力:ありとあらゆるものを破壊する程度の能力
  • テーマ曲:U.N.オーエンは彼女なのか?[18]
  • 出演:『紅魔郷』Extraステージボス・『文花帖(ゲーム)』LEVEL Ex
  • 二つ名
    • 悪魔の妹 - 『紅魔郷』・『求聞史紀』
    • 恐ろしい波動 - 『文花帖(ゲーム)』

レミリア・スカーレットの妹。『紅魔郷』Extraステージでの霊夢との会話によると、少なくとも495年以上は生きているが、少々気がふれているため、その生きてきた時間のほとんどを地下室で幽閉されて過ごした事を話している。基本的にはあまり怒らず、落ち着いた喋りをしているが、人間の襲い方を知らないため、手加減できずに相手を一滴の血も残らず吹き飛ばしてしまう[1]。他の紅魔館のメンバーと比べて、本編での登場回数が少なく、キャラクターが固定されていないため、『紅魔郷』で初登場した頃と『文花帖』『求聞史紀』に登場した頃ではキャラクターの印象がかなり異なっている。また、『紅魔郷』ではレミリアを尊敬し懐いていた様子だが、『文花帖(書籍)』ではレミリアの見ていないところで「あいつ」呼ばわりし、『紅魔郷』では「少々気がふれている」であるのに対し、『文花帖(書籍)』の欄外の紹介では「情緒不安定」になっている。

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『妖々夢』で初登場のキャラクター

以下の11名は『東方妖々夢 〜 Perfect Cherry Blossom.』にて初登場したキャラクターである。

レティ・ホワイトロック

  • 英字Letty Whiterock
  • 種族:妖怪
  • テーマ曲:クリスタライズシルバー
  • 能力:寒気を操る程度の能力
  • 出演:『妖々夢』1面ボス・『文花帖(ゲーム)』LEVEL 2
  • 二つ名
    • 冬の忘れ物 - 『妖々夢』
    • 局所的な大寒波 - 『文花帖(ゲーム)』
    • 冬の妖怪 - 『求聞史紀』

冬の間だけ現れる妖怪で、『求聞史紀』には雪女の一種とも記されている。『妖々夢』で咲夜の前に現れたときは「黒幕」と自称した。『妖々夢』付属の「キャラ設定.txt」によると、レティにとって春は憂鬱な季節だが、それは当たり前の事として受け取っているため霊夢たちに対しても本気で攻撃を仕掛けた訳ではないらしい。また『求聞史紀』によると、冬以外は涼しいところに隠れていると記されている。

  • 読み:ちぇん
  • 種族:妖獣(化け猫に憑く式神)
  • テーマ曲:ティアオイエツォン(withered leaf)
  • 能力:妖術を扱う程度の能力・人を驚かす程度の能力(実体時)
  • 出演
    • 『妖々夢』2面ボス、及びExtraステージ中ボス
    • 『萃夢想』では八雲紫のスペルカード("式神「八雲藍+」"を使用すると現れる)
    • 『文花帖(ゲーム)』LEVEL 6
    • 『永夜抄』エンディング
  • 二つ名
    • 凶兆の黒猫 - 『妖々夢』2面・『求聞史紀』
    • すきま妖怪の式の式 - 『妖々夢』Extra
    • 目にも留まらない化猫 - 『文花帖(ゲーム)』

化け猫の妖怪。また八雲藍式神でもあるため、妖怪(八雲紫)の式の式と呼ばれている。『妖々夢』付属の「キャラ設定.txt」によると、橙は化け猫に鬼神を憑かせたものであるが、式神の藍が打った式神であるため能力はやや低く、その式は水に濡れると外れるというものであり、また猫としても水が苦手であるため、とにかく水に弱い事が記載されている。『文花帖(書籍)』では猫の里を造りそのトップに立とうとしていたが、経過は芳しくない。『妖々夢』2面の咲夜との会話では冬は炬燵で丸くなることを迷信だと言って否定しているが、『求聞史紀』では人間の里で炬燵の中で丸まって寝ている姿を目撃されている。

アリス・マーガトロイド

  • 英字Alice Margatroid
  • 種族:魔法使い
  • テーマ曲:人形裁判 〜 人の形弄びし少女
  • 能力:魔法を扱う程度の能力・人形を扱う程度の能力(『求聞史紀』のみ)
  • 出演
    • 『妖々夢』3面ボス
    • 『永夜抄』・『萃夢想』自機
    • 『文花帖(ゲーム)』LEVEL 3
    • 『新三月精』第5話、第6話
    • 『緋想天』(予定)
    • ※PC-98版の東方Projectにも登場するが、旧作と『妖々夢』以降では殆ど別人といった状態になっており、設定もかなり異なっている[19]
  • 二つ名
    • 七色の人形使い - 『妖々夢』
    • 七色の人形遣い - 『永夜抄』・『萃夢想』・『求聞史紀』
    • 見た目だけ賑やかな妖怪 - 『文花帖(ゲーム)』

魔法の森に住む魔法使い。外見は人間と変わらないが、魔法使いという“種族”であり人間ではない。『求聞史紀』によると元々は人間で、修行を積んで「魔法使い」の種族となった。人形作りが得意で、その人形を複数同時に操ることができるなど、その手先の器用さは幻想郷屈指のものである[20]。しかし人形を操作している間、本人はほとんど隙だらけであり、『求聞史紀』ではそこが弱点だとされていた。『永夜抄』付属のマニュアルによると、魔法の森のキノコに詳しい魔理沙と違い、アリスはキノコは使わない。また、『永夜抄』付属の「キャラ設定.txt」にはインドア派であると記載されているが、『求聞史紀』によると、祭りになると人々の前に現れて人形芸を披露しているという。全力を出して負けると後がないため本気で戦うことはなく、『萃夢想』でもアリスのストーリーには、唯一レミリア・幽々子との対戦が無い。7面では萃香にその事を指摘されていた。瞳の色は『妖々夢』では青、『永夜抄』では金になっている。

リリーホワイト

  • 英字Lilywhite
  • 種族:妖精
  • 能力:春が来たことを伝える程度の能力
  • 出演
    • 『妖々夢』4面中ボス
    • 『花映塚』特殊キャラクター
    • 『新三月精』第7話(名前のみ)、第8話
  • 二つ名
    • 春を運ぶ妖精 - 『妖々夢』・『求聞史紀』
    • 春告精 - 『三月精』

春が来るとその事を告げようと湧いて出てくる妖精[21]。興奮すると表現方法が弾幕になる模様で非常に危険[12]。セリフやスペルカードの類は一切無いが、言葉を発することができないというわけではないらしい[12]。『新三月精』第7話「春の幻 前編」においては「春告精」と呼ばれ、同作第8話には彼女が通った所が一瞬で春になるシーンが登場する。同作でもセリフは無い。『花映塚』の9面では黒い服を纏って現れるが、これがリリーホワイトと同一人物なのか、それとも別人物であるのかどうかについては、明言されていない。

プリズムリバー三姉妹

  • 英字Sister Prismriver
  • 種族:騒霊(『文花帖(書籍)』ではポルターガイストとなっている)
  • テーマ曲:幽霊楽団 〜 Phantom Ensemble
  • 出演:『妖々夢』4面ボス・『花映塚』自機[22]

人間の貴族であるプリズムリバー家の四女「レイラ・プリズムリバー」が、姉達の姿を模して生み出した騒霊(ポルターガイスト)三姉妹[21]。レイラの死後も三人は消滅することなく、現在まで騒がしく暮らしている。ちなみにレイラの姉にあたる「プリズムリバー姉妹」と、騒霊の「プリズムリバー三姉妹」は全くの別人である[12]。また、レイラは設定上存在するのみで作品中には登場しない(レイラ・プリズムリバーの節を参照)。なお、騒霊はゲーム中では幽霊と同じ扱いになっているが、作者によると幽霊とは異なる存在であるらしい[12]。『求聞史紀』でも、「他に当てはまる項目が無い」(p.25) という理由で「幽霊」の項目に記載されている。『求聞史紀』によると三姉妹は「プリズムリバー楽団」として音楽活動を行っており、幻想郷のその筋では有名らしい。

ルナサ・プリズムリバー

  • 英字Lunasa Prismriver
  • 能力
    • 手足を使わずに楽器を演奏する程度の能力
    • の音を演奏する程度の能力 - 『花映塚』
  • 二つ名:騒霊ヴァイオリスト - 『妖々夢』・『花映塚』・『求聞史紀』

騒霊で三姉妹の長女。優秀な優等生タイプで曲がった事が大嫌い。やることはやるが少々暗く、素直で騙されやすい性格[21]弦楽器(特にヴァイオリン)が得意[21]。プリズムリバー楽団のリーダーであるが[23]、上記の性格のためメルランがリーダーだと思っている人もいるらしい[5]。『妖々夢』では霊夢と会話、弾幕勝負をする。

メルラン・プリズムリバー

  • 英字Merlin Prismriver
  • 能力
    • 手足を使わずに楽器を演奏する程度の能力
    • 躁の音を演奏する程度の能力 - 『花映塚』
  • 二つ名:騒霊トランペッター - 『妖々夢』・『花映塚』・『求聞史紀』

騒霊で三姉妹の次女。魔法の力は三姉妹で一番だが使い道を誤っている[21]。基本的に明るい性格だが、やや躁病のようでもある[21]管楽器(特にトランペットを愛用)が得意[21]。ソロで活動することもある[23][5]。『妖々夢』では咲夜と会話、弾幕勝負をする。

リリカ・プリズムリバー

  • 英字Lyrica Prismriver
  • 能力
    • 手足を使わずに楽器を演奏する程度の能力
    • 幻想の音を演奏する程度の能力 - 『花映塚』
  • 二つ名: 騒霊キーボーディスト - 『妖々夢』・『花映塚』・『求聞史紀』

騒霊で三姉妹の三女。お調子者で狡猾[21][5]。普段は姉達をけしかけ自分は戦おうとせず、最小限の力で最大限の利益を得ることしか考えていない[21]。『妖々夢』付属の「キャラ設定.txt」によると、その態度や行動は三枚先まで計算されているという。どんな楽器も得意だが、普段は鍵盤楽器パーカッションを担当している[21]。三人の中では一番背が小さく[24]、コンサートでは周りの楽器に隠れてしまってよく見えないらしい[5]。『妖々夢』では魔理沙と会話、弾幕勝負をする。

魂魄 妖夢

  • 読み:こんぱく ようむ
  • 種族:人間と幽霊ハーフ
  • テーマ曲1:広有射怪鳥事 〜 Till When?
  • テーマ曲2:東方妖々夢 〜 Ancient Temple[25]
  • 能力:剣術を扱う程度の能力
  • 出演
    • 『妖々夢』5面ボス、及び6面中ボス。
    • 『永夜抄』・『萃夢想』・『花映塚』自機
    • 『文花帖(ゲーム)』LEVEL 6
    • 『香霖堂』第12話、第13話
    • 『新三月精』第2話
  • 二つ名
    • 幽人の庭師 - 『妖々夢』
    • 半分幻の庭師 - 『妖々夢』・『萃夢想』
    • 半人半霊 - 『永夜抄』
    • 半人半霊の半人前 - 『花映塚』
    • 斬り捨て御免 - 『文花帖(ゲーム)』
    • 半人半霊の庭師 - 『求聞史紀』

西行寺家の専属庭師兼幽々子の警護役[21]。彼女は二代目であり初代の魂魄妖忌は現在行方不明[21]。剣の指南役でもあるが庭師扱いを受けている[26]。半人半霊という存在で、彼女にいつもついている巨大な幽霊が彼女の幽霊側の半身。二刀流の剣士で、幽霊十匹分の殺傷力を持つ長刀「楼観剣」と人の迷いを断つ短刀「白楼剣」の二振りを操る[21]。ストレートで真面目な性格なため[26]、周りの者(特に幽々子)に振り回されることが多い。感受性が強く、『永夜抄』エンディングでは狂気の眼になった。お化けなどの怖いものが苦手[27]。『文花帖(書籍)』のように、幽々子から預かった「人魂灯」(『香霖堂』第12話「幽し光、窓の雪」で登場した幽霊集めの道具)を使って幽霊を集める事もある。登場作品によってキャラクターが異なり、性格が固定されていない。

西行寺 幽々子

  • 読み:さいぎょうじ ゆゆこ
  • 種族:亡霊
  • テーマ曲1:幽雅に咲かせ、墨染の桜 〜 Border of Life
  • テーマ曲2:ボーダーオブライフ[28]
  • 能力:主に死を操る程度の能力
  • 出演
    • 『妖々夢』6面(最終面)ボス
    • 『永夜抄』自機
    • 『萃夢想』ボスキャラクター、自機としても使用可
    • 『文花帖(ゲーム)』LEVEL 8
    • 『花映塚』エンディング
  • 二つ名
    • 幽冥楼閣の亡霊少女 - 『妖々夢』
    • 華胥の亡霊 - 『永夜抄』・『求聞史紀』
    • 天衣無縫の亡霊 - 『萃夢想』
    • 幽雅な心霊写真 - 『文花帖(ゲーム)』

伝統ある西行寺家のお嬢様で、白玉楼の主の亡霊姫。足はある[29]。一見何も考えていない脳天気な性格に見えるが、その実かなりの年月を存在している故の知識を持ち、時おり物事の裏の裏まで捉えているかのような発言をして見せたりと掴み所がない。1000年以上亡霊をやっている[5]。自分の能力が効かない蓬莱人が苦手[30]。冥界に住む幽霊たちの管理者でもある[5]。『萃夢想』対戦モードの会話では、萃香から顕界に未練があるのではないかと指摘されていた。「春雪異変」の張本人で、妖夢に春を集めさせて「西行妖」という妖怪桜の封印を解き、その下に眠る人物を生き返らせようとした。八雲紫とは旧知の仲[31]。生前はある「歌聖」の娘であったという[5](この歌聖の名は明らかにされていないが、『妖々夢』の作中に登場する和歌は西行法師のものであり、また幽々子の名字は「西行寺」である)。西行寺家にある古い文献では「富士見の娘」と書かれており、「死霊を操る程度の能力」を持っていたがのちに「死に誘う程度の能力」になり、人を簡単に死に誘える自身の能力をうとんで、西行妖が満開だった時に自害したという[21]。亡霊となった後は生前のことを忘れて、死に誘うことも楽しむようになっている[21]

八雲 藍

  • 読み:やくも らん
  • 種族:妖獣(九尾の狐に憑く式神)
  • テーマ曲:少女幻葬 〜 Necro-Fantasy
  • 能力:式神を使う程度の能力
  • 出演
    • 『妖々夢』Extraステージボス、及びPhantasmステージ中ボス
    • 『永夜抄』では八雲紫のショット(使い魔)、及びエンディング
    • 『萃夢想』では八雲紫のスペルカード("式神「八雲藍」"及び"式神「八雲藍+」"を使用すると現れる)
    • 『文花帖(ゲーム)』LEVEL 8
    • 『儚月抄』
  • 二つ名
    • すきま妖怪の式 - 『妖々夢』
    • 珍しい動物 - 『文花帖(ゲーム)』
    • 策士の九尾 - 『求聞史紀』

八雲紫式神(化け狐)[21]。その名前は紫が付けたものである[5]。紫が寝ている間は彼女が代わりに活動する[21]。式神だが強大な霊力を身につけており、自身でも橙という式神を持っている[21]。『永夜抄』のエンディングでは、藍は人間味の少ない妖怪であり月に影響されやすいとのことで、真実の満月を見て少し気分が高揚する。一方、主人である紫が満月を見ても平気なのを見て尊敬の念を見せた。しかし『文花帖(書籍)』では、妖々夢Extraステージで勝手に霊夢たちに挑んだ事で紫にお仕置きを受けている。また『文花帖(書籍)』の自身の記事では、三途の川の長さを求める方程式を開発したことを取り上げられた。『求聞史紀』によると、狐だからか油揚げが好きで、遭遇時には油揚げを与えてその隙に逃げると良い、とのことである。

八雲 紫

  • 読み:やくも ゆかり
  • 種族妖怪
  • テーマ曲1:ネクロファンタジア
  • テーマ曲2:夜が降りてくる 〜 Evening Star
  • 能力:境界を操る程度の能力
  • 出演
    • 『妖々夢』Phantasmステージボス
    • 『永夜抄』自機
    • 『萃夢想』6面ボス(一部キャラを除く)、自機としても使用可
    • 『文花帖(ゲーム)』LEVEL Ex
    • 『香霖堂』第11話、第11.5話、第13話
    • 『三月精』(コミックス収録のノベル「月の妖精」)
    • 『儚月抄』
  • 二つ名
    • 神隠しの主犯 - 『妖々夢』
    • 境目に潜む妖怪 - 『永夜抄』
    • 幻想の境界 - 『萃夢想』
    • 気味の悪い微笑み - 『文花帖(ゲーム)』
    • 境界の妖怪 - 『求聞史紀』

境界という境界をすべて操れる妖怪[21]。故に幻想郷の外の世界も知っている。神隠しと呼ばれる現象は、紫が境界に揺らぎを起こすために起こると言われる[21]。胡散臭い風貌・信用できない・誰から見ても心が読めない性格を持つ。普段は余り動かず一日に12時間の睡眠を取り[32]冬眠までする。寝ている間のことは全て藍に任せっぱなし。「すきま妖怪」とも呼ばれ、『文花帖(書籍)』で文が言うには「他に類を見ない“一人一種族”の妖怪」らしい。幽々子の友人。阿求とは阿求の転生前から知り合いらしく、『記憶する幻想郷』では「幻想郷縁起」をチェックするためにその完成前に稗田家を訪れた。阿求からは「妖怪の賢者」と呼ばれている[33]。また1200年以上前に阿一(初代の御阿礼の子)が記した幻想郷縁起にも紫と思われる妖怪が登場し、博麗大結界の創造に協力しているなどの事実からも、幻想郷でも最古参の妖怪の一人であると考えられる。計算能力に秀でているらしく、『文花帖(書籍)』の藍の言葉によると、藍には理解できないもの、無間の底の深さや北斗七星が北極星を食べるまでの時間ですら求めてしまえるらしい。また『香霖堂』の霖之助の言葉によると、人間の使う星座とは大きく異なった、いわば「妖怪のための星座」の名付け親でもあるらしい。かつては幻想郷の妖怪を集めて月面戦争を引き起こしたが、返り討ちにあった事が『求聞史紀』において語られている。だが『儚月抄』では霊夢に稽古をつけ、彼女を動かして第二次月面戦争に勝利しようと目論んでいる。ちなみに作品によって服装や瞳の色が大きく変わっている。瞳の色が『妖々夢』では紫だったが、『永夜抄』では茶か金、『萃夢想』では金になっている。また『香霖堂』に出演した際は『妖々夢』に近い服装を、『萃夢想』では『永夜抄』に近い服を着ている。また『萃夢想』のグラフィックでは他作品より大人びて、『香霖堂』の挿絵では幼く描かれている。ただし、『萃夢想』『香霖堂』共にイラスト担当はZUNではない。

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『萃夢想』で初登場のキャラクター

以下の1名は『東方萃夢想 〜 Immaterial and Missing Power.』にて初登場したキャラクターである。

伊吹 萃香

  • 読み:いぶき すいか
  • 種族
  • テーマ曲:御伽の国の鬼が島 〜 Missing Power
  • 能力
    • 萃(集まる)と疎(離れる)を操る程度の能力 - 『萃夢想』
    • 密度を操る程度の能力 - 『求聞史紀』
  • 出演:『萃夢想』7面(最終面)ボス、自機としても使用可・ 『文花帖(ゲーム)』LEVEL Ex
  • 二つ名
    • 萃(あつ)まる夢、幻、そして百鬼夜行 - 『萃夢想』
    • 太古の時代 - 『文花帖(ゲーム)』
    • 小さな百鬼夜行 - 『求聞史紀』

幻想郷に現れた鬼。見た目は少女だが、何百年も生きている[23]。かなりの飲兵衛でいつも酒を呑んでは酔っているが、時折人の心を読んだかのような発言をする。酒に酔っているためか、常に前後にフラフラしている。見かけによらずかなりの怪力。弱点はやはり炒った大豆[34]。持ち歩いている瓢箪は「伊吹瓢」と言い、酒が無限に沸いてくるが、転倒防止のためのストッパーが付いているため、一度に出る酒の量は瓢箪の大きさ分のみである[35]。紫とは友人らしく「(紫は)存在そのものがインチキ」と言いつつも、紫の力を認めている節がある。『求聞史紀』では妖怪の山が主な活動場所とされているが、『萃夢想』のいくつかのエンディングでは博麗神社に居る姿が描かれていた。『萃夢想』では、幽々子が『妖々夢』で春を集めてしまったせいで宴会が減ったことを不満に思い、霊夢達に3日おきに宴会を行わせた。「鬼は人を攫う」ものであるそうだが、『萃夢想』エンディングでは、萃香が人攫いをしなかったのは萃香が未熟なのではなく、霊夢の能力(本人達に自覚は無い)によるものとされている。鬼は長い間、幻想郷からはもう居なくなってしまったとされてきた。そのため鬼を退治するための特別な方法は現在の幻想郷から失われており、誰にも退治できなくなっているという[36]

ちなみに、日本には伊吹山という鬼に縁のある山がある。

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『永夜抄』で初登場のキャラクター

以下の8名は『東方永夜抄 〜 Imperishable Night.』にて初登場したキャラクターである。

リグル・ナイトバグ

  • 英字Wriggle Nightbug
  • 種族:妖怪(妖蟲、蟲の妖怪)
  • テーマ曲:蠢々秋月 〜 Mooned Insect
  • 能力:蟲を操る程度の能力
  • 出演:『永夜抄』1面ボス・『文花帖(ゲーム)』LEVEL 1
  • 二つ名
    • 闇に蠢く光の蟲 - 『永夜抄』・『求聞史紀』
    • 光る蟲の大群 - 『文花帖(ゲーム)』

蛍の妖怪[37][5]。虫の妖怪だが、それらしいパーツは触角と羽のみである[5]。虫なので寒さと殺虫剤に弱い[29]。『永夜抄』体験版の「おまけ.txt」では「実は強いかも」と書かれていたが、『永夜抄』スペル・プラクティスの「カードの補足」No.206では「少々頭が弱」く、「チルノ辺りと遊ぶのが丁度良い」と書かれていた。ショートヘアキュロットという男の子のような外見だが、れっきとした女の子であり[38]、また一人称は「私」である[39]。『文花帖(書籍)』より、決められた時間に大量の虫を遣わせお知らせする「蟲の知らせサービス」という商売をしている事がわかった。

ミスティア・ローレライ

  • 英字Mystia Lorelei
  • 種族:妖怪(夜雀
  • テーマ曲1:もう歌しか聞こえない
  • テーマ曲2:もう歌しか聞こえない 〜 Flower Mix
  • 能力:歌で人を狂わす程度の能力
  • 出演:『永夜抄』2面ボス・『花映塚』自機
  • 二つ名
    • 夜雀の怪 - 『永夜抄』・『花映塚』
    • 夜雀の妖怪 - 『求聞史紀』

夜雀と呼ばれる妖怪。人の視界を奪って鳥目にしてしまうこともできる[29]。歌うのが好きだが、自らの歌を自分の商売の客引きに使ったりとなかなか抜け目無い性格[23]。『永夜抄』における幽々子の談によると、食べると小骨が多いらしい[40]。彼女の歌う歌は意外と激しく、古参の妖怪にはうるさいだけの歌と言われて不評だが、若い人には人気がある[5]。また、夜道を一人で歩いているとこの歌に惑わされ、不注意に寄っていくと襲われることがある。『文花帖(書籍)』では焼き鳥の撲滅を掲げており、「焼き鳥屋」ならぬ「焼き八目鰻屋」を経営している事が明かされた。

上白沢 慧音

  • 読み:かみしらさわ けいね
  • 種族獣人(ワーハクタク)
  • テーマ曲:プレインエイジア
  • 能力
    • 歴史を食べる(隠す)程度の能力(人間時)
    • 歴史を創る程度の能力(白沢時)
  • 出演:『永夜抄』3面ボス、及びExtraステージ中ボス・『文花帖(ゲーム)』LEVEL 3
  • 二つ名
    • 知識と歴史の半獣 - 『永夜抄』3面
    • 歴史喰い - 『永夜抄』Extra
    • 賢苦しい歴史家 - 『文花帖(ゲーム)』
    • 歴史喰いの半獣 - 『求聞史紀』

ワーハクタク(人狼白沢版)。生まれながらの獣人ではなく、元は人間だったが何らかの原因によって獣人になったようである[5]。普段は人間の姿だが、満月の晩はツノと尻尾が生えて体色も変化する。人間を好み、現在は里の子供向けに寺子屋を開いているが、宿題を忘れると頭突きする[5]。『永夜抄』までの時点では、慧音が寺子屋を開いているといった記述は無い。慧音が教師であるという設定は、『永夜抄』での「夢幻の紅魔チーム」との会話シーンなどから派生して作られた二次設定であったが、前述の通り『求聞史紀』での記述によって公式化したものである。『永夜抄』の3面では主人公機を里を襲いにきたと勘違いし、里の歴史を食べて里を隠した。またそのステージでは一部の妖怪には意味をなさないらしいという設定を受けてか低速(妖怪)状態だと背景が変化するという演出がある。倒したあとの会話で満月を隠した犯人を知っているようなそぶりをみせる(実際に月を隠した犯人は永琳である)。『永夜抄』Extraステージでは、「あの人間」(誰かは明言されていないが、『永夜抄』でこの会話の後に現れるのは妹紅である)の護衛のために、変身した姿で登場する。

因幡 てゐ

  • 読み:いなば てい
  • 種族:妖獣(妖怪兎)
  • テーマ曲:お宇佐さまの素い幡
  • 能力:人間を幸運にする程度の能力
  • 出演
    • 『永夜抄』5面中ボス
    • 『花映塚』自機
    • 『文花帖(ゲーム)』LEVEL 4
    • 『新三月精』第3話
    • 『儚月抄』
  • 二つ名
    • 地上の兎 - 『永夜抄』
    • 幸運の素兎 - 『花映塚』・『求聞史紀』
    • 飛び跳ねる兎の大群 - 『文花帖(ゲーム)』

健康に気使って長く生きているうちに妖怪になった。兎達の最長老で、兎達の中で一番偉い。昔話の「因幡の白兎」本人ではないかと思われる。鈴仙が永遠亭に住むようになる前から、兎達を操っていたらしい。また迷いの竹林の道案内役でもあり、竹林で迷った人間に幸運を渡して外へ帰している。その幸運は阿求曰く「四十葉のクローバー」ぐらいであるらしい[5]。しかしてゐは狡猾で、ある程度距離を持っている時は人気が高いが、親密になればなる程、嫌いになるタイプでもあるらしい。嘘をつく事が趣味で、何度しっぺ返しを受けても懲りない。『三月精』の劇中では永琳の事を「お師匠様」と呼んでいた。だが、『儚月抄』で永琳の言う事も聞かない事が判明。『花映塚』において四季映姫には「家族を大切にする事が善行」と説教された。『永夜抄』ではローマ字表記が「Tewi」になっているが、『花映塚』では「Tei」になっている。旧仮名遣いの「ゐ」を強調する為と思われるが、「Tewi」はそのまま読むと「てうぃ」である為、「Tei」に変更したと思われる。

鈴仙・優曇華院・イナバ

  • 読み:れいせん・うどんげいん・いなば
  • 種族:妖獣(月の兎)
  • テーマ曲:狂気の瞳 〜 Invisible Full Moon
  • 能力:狂気を操る程度の能力
  • 出演
    • 『永夜抄』5面ボス
    • 『花映塚』自機
    • 『文花帖(ゲーム)』LEVEL 4
    • 『新三月精』第3話
    • 『儚月抄』
  • 二つ名
    • 狂気の月の兎 - 『永夜抄』・『花映塚』
    • 視界を揺さぶる妖怪兎 - 『文花帖(ゲーム)』
    • 狂気の赤眼 - 『求聞史紀』

月から逃げて来た兎。その瞳を見た者を狂気に堕として色々な幻視を見せたり、人妖の波長を視ることができる。『三月精』では「物体が持つ波動」「精神が持つ波動」「電磁波」「咆哮」「波長」「位相」「振幅」といった物を全て操る事が可能らしく、てゐを探すために竹林の波長を操る事で錯覚を起こして、竹林を封鎖する事もやっていた。月の兎と交信する事も出来、『儚月抄』では現在も月の兎と交信している事が発覚。永琳が彼女を匿ったのは、月の都の情報を得るという目論みも強く、実際、その点で役に立っている。「鈴仙」は当て字であり、また「優曇華院」は師匠の永琳がつけた愛称、「イナバ」は輝夜が付けた愛称である。本名は片仮名で「レイセン」のみ。永琳からは「ウドンゲ」と呼ばれ、輝夜には「イナバ」と呼ばれている。しかし永琳も輝夜も、『永夜抄』6面など本人の居ないところでは「鈴仙」と呼んでいた。変なあだ名で呼ばれる腹いせに、鈴仙本人は自身のスペルカードの漢字に妙な読み仮名をつけたらしい。『永夜抄』では身長が低く見えるが、これは耳を見せるためグラフィックの表示位置をわざと下げているとのこと。『永夜抄』撃破後の立ち絵から肌着に白いキャミソールを着用している模様。『花映塚』ではコスチュームが一新されブラウス姿になっている。

八意 永琳

  • 読み:やごころ えいりん
  • 種族:月人[41]
  • テーマ曲1:千年幻想郷 〜 History of the Moon
  • テーマ曲2:ヴォヤージュ1970
  • 能力
    • あらゆる薬を作る程度の能力。天才。 - 『永夜抄』
    • あらゆる薬を作る程度の能力 - 『求聞史紀』
  • 出演
    • 『永夜抄』6面(最終面A)ボス、及び6面 (B) 中ボス
    • 『文花帖(ゲーム)』LEVEL 9
    • 『花映塚』エンディング
    • 『儚月抄』
  • 二つ名
    • 月の頭脳 - 『永夜抄』
    • 街の薬屋さん - 『文花帖(ゲーム)』
    • 蓬莱の薬屋さん - 『求聞史紀』

薬師一家の一族きっての天才。かつては月の賢者として、輝夜の教育係も努めていた。そのためか『儚月抄』では輝夜を呼び捨てで呼ぶなどタメ口で話すが、『永夜抄』の結界チームのエンディングでは、輝夜に敬語を使っていた。輝夜の能力を使って蓬莱の薬を作ってしまい、それを飲んだ輝夜は地球に追放される事になる。色々と永夜抄の直接の実行犯。輝夜を止められなかった事を悔いており、彼女を「生きて守らないといけない方」と思い、彼女の従者として生活している。永琳自身も幻想郷の暮らしを気に入ってるらしい。『儚月抄』では他にも地上人から「嫦娥」と呼ばれる人物に蓬莱の薬を作っていた事も発覚した。また玉兎に対して「八意××」と名乗っており、彼女の本名は地上人には発音出来ない名前であると思われる。ちなみに「八意」は長野県戸隠村にある戸隠神社の中社に祭られている「天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)」が由来公式的なものなのか、ファンによる想像なのか判断できません。公式的なものである事を示すための出典を明記してください。[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。、この神は天照大神が引きこもった天岩戸をどかす手段を考案した神。永琳のスペルカードにも「オモイカネディバイス」というものがある。実は主である輝夜より強いが、常に彼女より下になるよう力をセーブしているらしい。鈴仙・優曇華院・イナバからは「師匠」と呼ばれている。『永夜抄』以後は薬屋や医者として活動している。『文花帖(書籍)』では文や「魔法の森の人形使い」(現時点で登場している人物の内、この条件に当てはまるのはアリスのみである)に「胡蝶夢丸」(良い夢が見られる薬)を売っていたが、『三月精』によると人間にも薬を配っているらしい。『幻想郷縁起(求聞史紀)』によれば、実際に人間の里へ薬を配りに行くのは永遠亭の兎たちであり、彼女はもっぱら重病・奇病の往診専門であるという。霖之助が聞いた噂によると高度な技術(『香霖堂』22話の描写からは現実世界のレントゲン麻酔移植を思わせる)を用いるらしい。ただし、『文花帖(書籍)』で永琳は霖之助のことを知っているような発言をしているが、『香霖堂』22話の描写より霖之助の側は「竹林に腕の立つ医者がいる」ということしか知らないようである。『永夜抄』の冥界組EDや『花映塚』のメディスンEDで冥界や鈴蘭畑を尋ねるなど、行動力があり、なおかつ人任せにせず自分で動く性格と思われる。『永夜抄』付属のキャラ紹介.txtによると、十六夜咲夜を見て非常に驚いたらしいが、その理由は本人にしかわからないらしい。しかしゲーム中では紅魔組(咲夜・レミリア)でプレイしても特に目立った反応は見られず、また咲夜自身も永琳を見て「誰?」と述べている。

蓬莱山 輝夜

  • 読み:ほうらいさん かぐや
  • 種族:月人[41]
  • テーマ曲1:竹取飛翔 〜 Lunatic Princess
  • テーマ曲2:ヴォヤージュ1970
  • 能力:永遠と須臾を操る程度の能力
  • 出演
    • 『永夜抄』6面(最終面B)ボス
    • 『文花帖』LEVEL 9
    • 『儚月抄』
  • 二つ名
    • 永遠と須臾の罪人 - 『永夜抄』
    • 人間らしくないお姫様 - 『文花帖(ゲーム)』
    • 永遠のお姫様 - 『求聞史紀』

月人。名前の通り、昔話の「かぐや姫」その人。1000年以上前に『蓬莱の薬』を服用してしまった事から月から追放され、以降は「かぐや姫」通りに生活するが、月へ帰ってもまともな生活が出来ない事から、月へは帰らず、月から使節と共に来ていた永琳と結託して逃亡。以降、地上で人間として隠れ住んでいた。『永夜抄』付属の「キャラ紹介.txt」によると「お世話になった地上人への恩と情」「心のある地上での生活」による未練もあるらしく、『儚月抄』では月に住んでいた頃から地上を魅力的な場所だと感じていた節もある。『永夜抄』エンディングなどで、永琳は「輝夜は元々引きこもりがちだった」と言うが、輝夜本人は「永琳に閉じこめられた」と言っている。また輝夜は「永遠の民であり過去は無限にやって来る、だから千年や万年よりも今の一瞬を大切にする」という考えの持ち主らしく、隠れる必要がないと分かった今は「月都万象展」(月の都に関する博覧会)を主催するなど、積極的に活動しているようだ。彼女の過去は殆ど語られていなかったが、『小説儚月抄』では謎に包まれた彼女の過去を描く。

藤原 妹紅

  • 読み:ふじわらの もこう
  • 種族:人間[41]
  • テーマ曲:月まで届け、不死の煙
  • 能力
    • 老いる事も死ぬ事も無い程度の能力 - 『永夜抄』
    • 死なない程度の能力 - 『求聞史紀』
  • 出演:『永夜抄』Extraステージボス・『文花帖』LEVEL Ex
  • 二つ名
    • 蓬莱の人の形 - 『永夜抄』
    • 焼死しない人間 - 『文花帖』
    • 紅の自警隊 - 『求聞史紀』

不滅の人間。蓬莱の人の形。白い髪に赤い瞳をしている。ある「貴族」の娘であり(この貴族の名前は明らかにされていないが、『竹取物語』の五人の貴公子は実在の人物に比定されており、その中には藤原不比等がいる)、父が輝夜に求婚し、難題を吹っかけられ恥をかかされて以来、輝夜を目の仇にしている。「かぐや姫」にて天皇の命で火山に投げ入れられる所だった蓬莱の薬を強奪して服用、それ以来不滅の身。成長しない人間は周りから訝しがられ、同じ場所では暮らせないために山奥(幻想郷)に流れ着くまで転々と住む場所を変えながら暮らしていた。竹林で輝夜を見かけて以来、輝夜が自分と同じく「住処を変え続けてきた」という点に共感に近い感情を抱くが、妹紅自身はまだ輝夜を恨んでおり、『文花帖(書籍)』では「輝夜とは犬猿の仲」とある。現在は竹林に住み、急病人などを永遠亭に運ぶときの護衛を請け負っている。阿求からは「妖怪退治を生業とする忍者の末裔」と思われていた。死ぬことが無いという性質上、幽々子の天敵である。

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『花映塚』で初登場のキャラクター

以下の5名は『東方花映塚 〜 Phantasmagoria of Flower View.』にて初登場したキャラクターである。本作での初登場キャラクターは7面以降のボスを担当しているが、条件を満たすことで自機キャラクターとして使用することも可能である。また、射命丸文は正確には『東方文花帖 〜 Bohemian Archive in Japanese Red.』での初登場だが、ゲーム作品での初登場は『花映塚』である。

射命丸 文

  • 読み:しゃめいまる あや
  • 種族鴉天狗
  • テーマ曲1:風神少女[42]
  • テーマ曲2:妖怪の山 〜 Mysterious Mountain
  • 能力:風を操る程度の能力
  • 出演
    • 『花映塚』7面ボス
    • 『文花帖』
    • 『風神録』4面ボス
    • 『緋想天』(予定)
  • 二つ名
    • 伝統の幻想ブン屋 - 『文花帖』・『花映塚』・『求聞史紀』
    • 最も里に近い天狗[43] - 『風神録』

「文々。新聞(ぶんぶんまるしんぶん)」という名の新聞を執筆しており、『文花帖(書籍)』は彼女が書いた新聞という体裁を取っている。裏の取れない情報は新聞記事にしないというポリシーがあるらしい。強い者には礼儀正しく弱い者には強気だが、取材相手には常に礼儀正しい。『文花帖(書籍)』では背中に黒いが生えている挿絵が一部見受けられ、本文中でも背中の翼(羽毛)について発言している。しかし『花映塚』や『文花帖(ゲーム)』では翼が生えておらず、『文花帖(書籍)』でも冒頭の漫画など、翼が生えていない描写も見られる。『風神録』では侵入者との接触を大天狗に命じられ、4面ボスとして登場する。その際、『花映塚』よりも若干派手な服装に変更された。「風神少女」は新聞記者としての、「妖怪の山」は天狗社会の一員としての文のテーマ曲である[44]。そのせいか『風神録』では従来の丁寧な口調と違いくだけたしゃべり方をしている。なお『文花帖(ゲーム)』の「おまけ.txt」によれば、もともと『文花帖(ゲーム)』のような写真撮影というアイディアは『紅魔郷』制作後から存在しており、それを生かすために“撮影する必然性のあるキャラ”を登場させるという目的で文が生まれたらしい。

メディスン・メランコリー

  • 英字Medicine Melancholy
  • 種族:妖怪(自律人形)
  • テーマ曲:ポイズンボディ 〜 Forsaken Doll
  • 能力
    • 毒を操る程度の能力 - 『花映塚』
    • 毒を使う程度の能力 - 『求聞史紀』
  • 出演:『花映塚』7面ボス・『文花帖(ゲーム)』LEVEL 4
  • 二つ名
    • 小さなスイートポイズン - 『花映塚』・『求聞史紀』
    • 体に優しくない人形 - 『文花帖(ゲーム)』

鈴蘭の花畑に捨てられた人形が、長年鈴蘭の毒を浴びるうちに妖怪化した存在。妖怪化して数年しか立ってない新米妖怪。人間への憎悪を抱いており、「人形開放」を強く願うが、四季映姫はそんなメディスンを「貴方は少し視野が狭すぎる」と説教する。その影響かエンディングでは永琳と交友関係を持つようになる。だが、まだ「人形開放」を諦めてはいないらしい。鈴蘭の花をスーさんと呼んでいる。

風見 幽香

  • 読み:かざみ ゆうか
  • 種族:妖怪
  • テーマ曲:今昔幻想郷 〜 Flower Land
  • 能力:花を操る程度の能力
  • 出演:『花映塚』8面(一部のキャラは7面)ボス
    • ※PC-98版の東方Projectにも登場するが、『花映塚』と旧作では設定が異なる可能性がある。
    • 幽香(PC-98)
  • 二つ名:四季のフラワーマスター - 『花映塚』・『求聞史紀』

季節の花が大好きで、一年中花が咲いているところを目指して移動する。長く生きているらしい[45]。一見するとのんびりしたように見えるが、ゲーム中では頭が切れる様子も見せる。PC-98版の幽香と同様、自機キャラクターの中では最も移動速度が遅い。『花映塚』での会話を見る限り、霊夢や魔理沙とも知り合いらしい。作者は「博麗神社付近には相変わらず魅魔や幽香などがいる」という設定は特に変化がないとも語っている。魔術や妖術より直接攻撃にすぐれる肉体派で、強そうな妖怪人間相手とは戦うが、弱い相手には興味がないとのこと。

小野塚 小町

  • 読み:おのづか こまち
  • 種族死神
  • テーマ曲:彼岸帰航 〜 Riverside View
  • 能力:距離を操る程度の能力
  • 出演:『花映塚』8面ボス・『文花帖』LEVEL 10
  • 二つ名
    • 三途の水先案内人 - 『花映塚』・『求聞史紀』
    • 江戸っ子気質な死神 - 『文花帖(ゲーム)』

閻魔である四季映姫の部下。三途の川の船頭をしているが、かなりマイペースで、仕事をさぼっては四季映姫に怒られることもしばしば。船に乗せた魂との会話が、仕事中の楽しみでもある。全キャラのなかでも稀な「あたい」という一人称を使う。『三月精』では理由は不明だが、姿が見えなくなっているはずの光の三妖精を見つけている。

四季映姫・ヤマザナドゥ

  • 読み(漢字部)/英字(片仮名部):しきえいき/Yamaxanadu
  • 種族閻魔
  • テーマ曲:六十年目の東方裁判 〜 Fate of Sixty Years
  • 能力:白黒はっきりつける程度の能力
  • 出演:『花映塚』9面(最終面)ボス・『文花帖(ゲーム)』LEVEL 10
  • 二つ名
    • 楽園の最高裁判長 - 『花映塚』
    • 地獄の最高裁判長 - 『求聞史紀』
    • 口うるさい有難いお話 - 『文花帖(ゲーム)』

小野塚小町の上司。本名は「四季・映姫」で、ヤマザナドゥは役職名(ヤマ=閻魔、ザナドゥ=幻想郷)。『花映塚』9面では無縁塚を訪れた人間・妖怪たちに「善行を積むこと」を説き、Extraステージで彼女たちが善行を積んでいるか見回っていた。『紫香花』の公式小説には、紫が四季映姫らしき人物を苦手としており、彼女が現れそうになると幽々子と共に退散する、という描写があった。

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『風神録』で初登場のキャラクター

以下は『東方風神録 〜 Mountain of Faith.』にて初登場したキャラクターである。特徴として、本作には片仮名の名前がついたキャラクターは登場せず、全員が漢字と平仮名の名前になっている。

秋 静葉

  • 読み:あき しずは
  • 種族:紅葉の神
  • 能力:紅葉を司る程度の能力
  • 出演:『風神録』1面中ボス
  • 二つ名:寂しさと終焉の象徴

1面ボスの穣子の姉。姉妹で幻想郷の秋を司る。会話イベントはないが、難易度Hard以上でスペルカードを使用してくるため、その際に立ち絵が表示される。

秋 穣子

  • 読み:あき みのりこ
  • 種族:豊穣の神
  • テーマ曲:稲田姫様に叱られるから
  • 能力:豊穣を司る程度の能力
  • 出演:『風神録』1面ボス
  • 二つ名:豊かさと稔りの象徴

静葉の妹。毎年、人間の里では収穫祭が行われているのだが、彼女は特別ゲストとして呼ばれている。会話シーンでは霊夢や魔理沙に対して上から目線でものを言っている。ちなみに、作中では名前が 秋 子 と表示されるのだが、付属の「キャラ設定.txt」には 秋 子 と記載されている。

鍵山 雛

  • 読み:かぎやま ひな
  • 種族:厄神様
  • テーマ曲:運命のダークサイド
  • 能力:厄をため込む程度の能力
  • 出演:『風神録』2面ボス
  • 二つ名:秘神流し雛

流し雛軍団の長。払われた厄を集めて人間に不幸が訪れないようにしている。ゴスロリ風の服装をしており、攻撃の際に効果音と共にくるくると回転するモーションが特徴的である。

河城 にとり

  • 読み:かわしろ にとり
  • 種族河童
  • テーマ曲芥川龍之介の河童 〜 Candid Friend
  • 能力:水を操る程度の能力
  • 出演:『風神録』3面ボス
  • 二つ名:超妖怪弾頭

妖怪の山に住む河童。エンジニア。人間と河童は盟友だと思っている。『求聞史紀』の河童の説明にある通り、河童の技術は幻想郷より進んでおり、彼女もまた『風神録』3面で「光学迷彩」を使用する。『風神録』エンディングでは文と共に宴会に参加している。また、再び山への侵入を試みた魔理沙を追い返していた。

犬走 椛

  • 読み:いぬばしり もみじ
  • 種族:白狼天狗
  • 能力:千里先まで見通す程度の能力
  • 出演:『風神録』4面中ボス
  • 二つ名:下っ端哨戒天狗

山の見回りをしている天狗で、普段は滝の裏で待機して大将棋で暇をつぶしている。『風神録』では遭遇した霊夢や魔理沙に対して威嚇攻撃を仕掛けた後、大天狗の命令により裏で霊夢や魔理沙の動向を監視する。作中での会話イベントは無く、スペルカードも使用しない。

東風谷 早苗

  • 読み:こちや さなえ
  • 種族:人間
  • テーマ曲:信仰は儚き人間の為に
  • 能力:奇跡を起こす程度の能力
  • 出演:『風神録』5面ボス
  • 二つ名:祀られる風の人間

守矢神社の風祝(かぜはふり)で、秘術を操る一族の子孫である。秘術を使用できる者は人間からの信仰を集めるようになり、現人神と呼ばれるようになった。外の世界で信仰を得られなくなった神奈子の提案により、神社ごと幻想郷に移り住んで博麗神社を脅して幻想郷を思い通りにしようとした。まじめな性格で自分の力に自信を持っていたが、外の世界の常識は幻想郷では通用せず、霊夢や魔理沙によって返り討ちにされた。霊夢の巫女装束に似た青と白の袖のない巫女装束を着用し、霊夢と同様の肩と腋の部分を露出させた服装が特徴的である。また、蛇と蛙の形をした髪飾りをつけている。なお、秘術を操る一族とは実は諏訪子の子孫であり、早苗も諏訪子の血を引いているのだが本人はそのことを知らない。

八坂 神奈子

  • 読み:やさか かなこ
  • 種族:神様
  • テーマ曲:神さびた古戦場 〜 Suwa Foughten Field
  • 能力:乾を創造する程度の能力
  • 出演:『風神録』6面ボスおよびExtra中ボス
  • 二つ名:山坂と池の権化

早苗が祀っていた神様。本来は風の神であるが、紆余曲折を経て現在は山の神として祀られている。外の世界で人間の信仰を得ることが難しくなってきたため、妖怪たちの信仰を得ようと早苗と共に守矢の神社ごと幻想郷の妖怪の山に移り住んだ。当初は天狗達に警戒されていたが、後に天魔との交渉によって和解する。大昔に諏訪子が束ねていた洩矢の王国を手に入れるために侵略し、諏訪子を降伏させた経緯をもつ。背中にしめ縄装着しているが、これは脱皮を繰り返す蛇の姿を表現しているのと同時に、諏訪子に対する見せしめという目的でもある。なお、能力にある「乾」とは、八卦において「天」を意味する。

洩矢 諏訪子

  • 読み:もりや すわこ
  • 種族:神様
  • テーマ曲:ネイティブフェイス
  • 能力:坤を創造する程度の能力
  • 出演:『風神録』Extraボス
  • 二つ名:土着神の頂点

守矢神社に祀られている蛙の姿をした神様。山の神様であり、遥かな古代は「ミシャグジ様」を束ねて洩矢の王国を築いていたが、大和の神の1人である神奈子に侵略を受け敗北する。しかし王国の民が神奈子を受け入れなかったため、神奈子が準備した「守矢」という神様と諏訪子を融合させた神を信仰させることになった。しかしそれは神奈子が考えたカモフラージュであり、裏では諏訪子がそのまま信仰され、諏訪子は自分の力で神奈子を山の神とした。現在は守矢神社で、神奈子と共に仲よく暮らしている。『風神録』では守矢神社の探索に訪れた霊夢や魔理沙らと遭遇し、「神遊び」と称した弾幕勝負を行う。なお、能力にある「坤」とは、八卦において「地」を意味する。

『香霖堂』のキャラクター

森近 霖之助

  • 読み:もりちか りんのすけ
  • 種族:妖怪と人間のハーフ[46]
  • 能力
    • 未知のアイテムの名称と用途がわかる程度の能力
    • 道具の名前と用途が判る程度の能力(『求聞史紀』)
  • 出演
    • 『香霖堂』主人公
    • 『三月精』(コミックス収録のノベル「月の妖精」)
    • 『儚月抄』REX版3話
  • 二つ名:香霖堂店主 - 『求聞史紀』

古道具屋「香霖堂」店主。『東方香霖堂 〜 Curiosities of Lotus Asia.』の主人公で、事実上、東方Project唯一の男性キャラ。その能力は道具の名前と使い途は判るものの使い方は判らない、というものである。昔、魔理沙の実家で修行していたことがあるらしい。商売人というより趣味人。魔理沙からは「香霖」と呼ばれている。霊夢からは「霖之助さん」と「さん付け」で呼ばれるが、霊夢はしょっちゅう「香霖堂」の売り物を勝手に持っていったりする。特に体が強いわけではないが、人間と妖怪のハーフであるためか、人間がかかりやすい病気と妖怪がかかりやすい病気の両方にかかりにくい[47]。また魔理沙によると姿が昔から全く変わってないらしく、また本人曰く霊夢や魔理沙の何倍も長く生きているとのことである。そのため霊夢や魔理沙を内心子供扱いしてる事も多い。

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『三月精』のキャラクター

光の三妖精 (三月精)

『東方三月精 〜 Eastern and Little Nature Deity.』及び『東方三月精 〜 Strange and Bright Nature Deity.』の主役である三人の妖精の事。3人で協力して博麗霊夢や霧雨魔理沙らに対して悪戯をする。魔法の森の大木の中に住んでいるが、いつかは博麗神社を乗っ取ろうと企んでいる。また雨が降っているといつもの力が出せないので、梅雨の季節には『紅魔館』にメイド服を着て忍び込み別荘としようとした事もある。作者によると「普段は雑魚以下の妖精を主役に持ってきた」「三月精はゲームの漫画化でなくて、出所不明の漫画にしたかった」との事。いつから幻想郷に居たのかは不明。三月精では漫画表現も手伝って三妖精が大きく描かれているが彼女らの身長は実際はかなり低い。

サニーミルク

  • 英字Sunnymilk
  • 種族:妖精
  • テーマ曲:サニールチルフレクション[48]
  • 能力
    • 光を屈折させる程度の能力
    • 光の屈折を操る程度の能力
  • 出演:『三月精』主人公
  • 二つ名
    • いたずら好きな日の光[49]
    • 輝ける日の光[50]

日の光の妖精。人間に虚像を見せて道に迷わせたり、自分達の姿を見えなくしたりする。だが天候次第では使えない。愛称は「サニー」。3人の中で最も頭は切れ、表情豊かで明るく、元気もある。でも一番失敗が多い。日の光を浴びる事で怪我を治癒する事が出来る。一応三妖精のリーダー格らしい。

ルナチャイルド

  • 英字Lunachild
  • 種族:妖精
  • テーマ曲:夜だから眠れない[48]
  • 能力
    • 周りの音を消す程度の能力
    • 音を消す程度の能力
  • 出演:『三月精』主人公
  • 二つ名:静かなる月の光[49]

月の光の妖精。周りの音を消す事が出来る。だが天候次第では使えない。愛称は「ルナ」。三月精の中で最もとばっちりを受ける役回りをすることが多い。月の光を浴びる事で怪我を治癒する事が出来る。「文々。新聞」を読んでるシーンが度々登場する。月の光の妖精だからか夜に出歩くことが多く、十六夜の日には色々なものを拾ってくる。一応3人の中では一番残酷らしい。『三月精』の単行本に収録された小説では紫から「(三月精の中で)最も妖怪に近い」と称された。

スターサファイア

  • 英字Starsaphire
  • 種族:妖精
  • テーマ曲:妖精澯々として[48]
  • 能力
    • 生き物の動きを捕捉するだけの能力
    • 動くものの気配を探る程度の能力
  • 出演:『三月精』主人公
  • 二つ名:降り注ぐ星の光[49]

星の光の妖精能力は三妖精の中でレーダー的な役回りで間接的ながら重要だが、彼女の性格のせいか悪戯が失敗する事が多い。三妖精の中では唯一天候に関係なく能力が使える。愛称は「スター」。天候に影響を受けず、常にゆっくり回復する。星のように捉えどころがなく気まぐれな性格。

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『求聞史紀』のキャラクター

稗田 阿求

  • 読み:ひえだの あきゅう
  • 種族:人間
  • テーマ曲:阿礼の子供[48]
  • 能力:一度見た物を忘れない程度の能力
  • 出演
  • 二つ名:幻想郷の記憶[33]

里に住む非戦闘員の人間。九代目阿礼乙女。稗田家の当主でもある。稗田家は里の人間で最も多くの資料を持ち、知識も深い千年以上続く由緒正しい人間の家系である。その膨大な蔵書には幻想郷のあらゆる事柄が収められており、外の世界の資料なども少なくないとのこと。稗田家には『御阿礼(みあれ)の子』と呼ばれる子供が百年から数百年単位で生まれ、稗田家に代々伝わる「幻想郷縁起」を編纂する(御阿礼の子の節も参照)。実は約1200年前から転生を続けている存在で、阿求は九代目である。しかしその能力とは裏腹に、転生前の事はあまり覚えていない。紫とは少なくとも前世の頃からの古い知り合いらしく、紫が完成前の「幻想郷縁起」をチェックするために訪れたこともある[33]。「ちょっと変わった人間だが、良い奴」らしい[51]。阿求の代になってから、紅茶が好きになった[52]。『求聞史紀』では「(妖精を捕まえたら)日頃の鬱憤を晴らすと良い」[53]や「普段の鬱憤を晴らすチャンスである」[54]といった発言も残している。

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PC-98版

PC-98版の作品(1-5作目)に登場するキャラクターに関しては東方Projectの登場キャラクター (PC-98)を参照のこと。

音楽CD

以下の2名は上海アリス幻樂団製作の音楽CDに登場するキャラクターである。この2名は東方Project関連の作品(『東方○○○』という名前の作品)には登場していない為、厳密には東方Projectのキャラクターではない事になるが、便宜上本項に記載する。なお作者によると、秘封倶楽部の2人がいる世界は『紅魔郷』などとは時代的にちょっとかみ合わない、とのことである[55]

マエリベリー・ハーン

  • 英字Maribel Han[56]
  • 種族:人間
  • 能力:結界が見える程度の能力(境界を操る程度の能力?)
  • テーマ曲[48]
    • 少女秘封倶楽部
    • 魔術師メリー
    • 月の妖鳥、化猫の幻
  • 出演
    • 『蓮台野夜行 〜 Ghostly Field Club.』
    • 『夢違科学世紀 〜 Changeability of Strange Dream.』
    • 『卯酉東海道 〜 Retrospective 53 minutes.』
    • 『大空魔術 〜 Magical Astronomy.』
    • 『求聞史紀』[57]

幻想郷の外(近未来)の大学生。境目を暴くオカルトサークル『秘封倶楽部』のメンバー。相対性精神学を専攻している。音楽CDの舞台となっている時代では日本の首都となっている京都に住む。蓮子には愛称である「メリー」と呼ばれている。ちなみにフルネームが明かされたのは『夢違科学世紀』から。「結界が見える程度の能力」を持つが、『夢違科学世紀』では夢の中で幻想郷へ飛んでいたらしく、話を聞いた蓮子は『境界を操る程度の能力に変わりつつあるのではないか』と危惧していた。因みに「ラフカディオ=ハーン(小泉八雲の旧名)」のように「八雲」との関係を匂わせる部分もある。

宇佐見 蓮子

  • 読み:うさみ れんこ
  • 種族:人間
  • 能力:星を見ただけで今の時間が分かり、月を見ただけで今居る場所が分かる程度の能力
  • テーマ曲[48]
    • 少女秘封倶楽部
    • 月の妖鳥、化猫の幻
  • 出演
    • 『蓮台野夜行 〜 Ghostly Field Club.』
    • 『夢違科学世紀 〜 Changeability of Strange Dream.』
    • 『卯酉東海道 〜 Retrospective 53 minutes.』
    • 『大空魔術 〜 Magical Astronomy.』

幻想郷の外(近未来)の大学生。境目を暴くオカルトサークル『秘封倶楽部』のメンバー。超統一物理学を専攻し、「ひも」の研究をしている(現実の物理学にも、超弦理論という分野がある)。メリーと同じく京都に住むが、実家は東京にあるらしい。空を見ただけで今の時間と今居る場所が分かるが、メリーとの待ち合わせには遅刻する。

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名前の無いキャラクター

以下の4名は、公式名称が存在しない、もしくは言及されていないキャラクターである。これらのキャラクターに関しては『文花帖(書籍)』や『幻想郷縁起(求聞史紀)』にも掲載されていない。作者によると、こういった雑魚クラスのキャラクターは沢山居るらしい。

大妖精

  • 読み:だいようせい
  • 種族:妖精
  • 出演:『紅魔郷』2面中ボス

『紅魔郷』の2面中ボスとして登場する緑髪の妖精には名前が存在しないため、大妖精と呼ばれている。作者が幻想掲示板(公式掲示板)で語った公式設定によると、妖精は人間以下の存在だが、その中でも力のある者が大妖精であるらしい。普段から湖に棲んでいる[58]

小悪魔

  • 読み:こあくま
  • 種族:悪魔?
  • 出演:『紅魔郷』4面中ボス

『紅魔郷』の4面中ボスとして登場する赤髪の妖怪には名前が存在しないため、小悪魔と呼ばれている。作者が幻想掲示板(公式掲示板)で語った公式設定によると、悪魔は吸血鬼や魔法使いなどと同じ物で強大な種族だが、その中でも力の弱い物なので小悪魔だという。性格は大妖精と似たところも多く、気まぐれでいたずら好き、後先考えずに行動する。普段から紅魔館に住んでいる[58]

名無し本読み妖怪

  • 種族:妖怪
  • 出演:『香霖堂』

『香霖堂』の第1話と第2話に登場した名無し本読み妖怪。彼女の翼の色は、朱鷺の翼の内側にある鮮やかな赤色(朱鷺色)をしているらしい。『香霖堂』第2話では、霊夢に強奪された本を取り返しに香霖堂を訪れた。

玉兎

  • 読み:ぎょくと
  • 種族:月の兎
  • 出演:『儚月抄』REX版第1話、第2話

月の羽衣を着て、永琳に保護されるべく地上にやって来た月の兎。嫦娥の贖罪のために薬を搗くのに嫌気が差したと語っている。重傷を負ってる所を霊夢に保護された。噂で聞いていた地上の兎に見えるように変装しており、外見は永遠亭の妖怪兎と大差ない。霊夢に月の羽衣を奪われるが、能力で取り返す。その後、霊夢が昼寝している間、永琳と交信し、彼女と接触。永琳から月の使者のリーダーである綿月への手紙を預けられ、月へと帰っていった。なお「玉兎」とは月の兎の事を指している。彼女の本名は不明。

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設定上存在するのみのキャラクター

以下は設定上存在ものの、作中には登場しないキャラクターである。これらのキャラクタは他のキャラクターと深い関わりがある場合があり、ここではゲームに付属の「おまけ.txt」などから設定が読み取れる範囲を記載する。

レイラ・プリズムリバー

  • 種族:人間
  • 出演:『妖々夢』(おまけ.txt)

『妖々夢』4面ボスの「プリズムリバー三姉妹」を産み出した人間の少女。寂しがりやであるとの事。人間の「プリズムリバー姉妹」の四女である。ちなみにレイラの実姉であるルナサ、メルラン、リリカは騒霊の「プリズムリバー三姉妹」とは別人である。人間の「プリズムリバー四姉妹」はヴァイオリンやピアノはやっていたかも知れないが、演奏隊やちんどん屋などは当然やっておらず、服装も今のようなおかしな格好はしていなかったらしい。かつてZUNが明かした設定によると、レイラの父親であるプリズムリバー伯爵は貿易商をしており、東の国でとあるマジックアイテムを手に入れてしまう。それは幻想郷のマジックアイテムであり、プリズムリバー家は崩壊。人間のルナサ、メルラン、リリカらは引き取られていき、その後どうなったかは所載不明である。思い出の屋敷から離れられなかったレイラは、姉の姿をした騒霊(ポルターガイスト)を生み出してプリズムリバー家ごと幻想郷へ消えた。この騒霊は最初は姉達の幻影や幻聴に過ぎなかったらしいが、そのうちレイラと会話出来るようになり、いつのまにか一緒に暮らすようになった。幻想郷の生活はレイラ一人ではツラかった(妖怪達が出没するから?)らしいが、騒霊の「プリズムリバー三姉妹」に助けられてレイラは天寿を全うする。だが消えるはずだった騒霊『プリズムリバー三姉妹』は、レイラが死んでも消える事はなくそのままちんどん屋をやるようになった[12]。なお『花映塚』における四季映姫の話によると騒霊「プリズムリバー三姉妹」の拠り所は、彼女達を生んで今はもう居ないとある人間であるらしいが、その人間とは恐らくレイラの事であると推測される。

魂魄 妖忌

  • 読み:こんぱく ようき
  • 種族:人間と幽霊のハーフ?
  • 出演:『妖々夢』(おまけ.txt)

魂魄妖夢の爺であり師匠。西行寺家の初代庭師。300年程庭師を務めたある日突如悟りを開き、幼すぎる妖夢に後を継がせて幽居する。その行方は妖夢にも知れない。作者が語る所によると妖忌の性格は、頑固爺で妖夢に対しても手取り足取り教えるのではなくて技を盗ませるスタイルであったらしい。幽々子が死を操ることしか出来ない事を唯一知っているらしく、西行妖と幽々子の関係についても妖夢に教えたつもりで消えたらしいが、『妖々夢』の時点の妖夢はそれに気づかなかった。半分人間である妖忌はゆっくり年を取る。現在、妖忌の所在と生死は不明である[59]

冴月 麟

  • 出演:『紅魔郷』(「東方紅魔郷.exe」のデータ内のみ)

『紅魔郷』の.exeファイルをテキストエディタ等で開くと、名前のみが確認できるキャラクター。おそらく制作途中で没になった自機キャラクターと考えられる。花符と風符を用いる予定だったようだ。名前の読みは不明だが、そのまま読めば「さつき りん」である。

御阿礼の子

  • 読み:みあれのこ
  • 種族:人間

人間の里で最も幻想郷の知識がある家系の稗田家に百年から数百年単位で生まれる人物の総称。人間が安全に暮らすために『幻想郷縁起』を代々執筆している。女性は『阿礼乙女』(あれおとめ)、男性は『阿礼男』(あれおとこ)と呼ばれる。稗田 阿求は稗田 阿一から数回転生を繰り返し、九代目にあたる。御阿礼の子は代々『稗田 阿○』を名乗り、○には世代数にに対応した文字が当てられる。以下に一代目から順に記す。

  1. 稗田 阿一
  2. 稗田 阿爾(爾:に=二)
  3. 稗田 阿未(未:み=三)
  4. 稗田 阿余(余:よ=四)
  5. 稗田 阿梧(梧:ご=五)
  6. 稗田 阿夢(夢:む=六)
  7. 稗田 阿七
  8. 稗田 阿弥(弥:や=八)
  9. 稗田 阿求(求:きゅう=九)

これらは全て稗田 阿求と全くの同一人物であると考えられる。また、稗田 阿求とは別の人物として、先祖であり、『幻想郷縁起』の監修をしている稗田 阿礼(礼:れい=零)がいる。阿礼は一度見た物や聴いた物を全て憶える事が出来たらしい。歴代の御阿礼の子は阿礼の生まれ変わりであり、この能力を引き継いでいる。 御阿礼の子は、原因は不明だが寿命が短く三十歳まで生きることは出来ない。更に転生の術は死ぬ何年も前から準備をしなければいけないらしく、まともな人間としての生活はほとんど送れない。また、生きているうちから閻魔様に許しを乞わなければならず、次の肉体を閻魔様に用意してもらえる百余年の間、閻魔様の元で働いているらしい。

稗田 阿求の節も参照のこと。

月のお姫様姉妹(綿月)

  • 種族:月人
  • 出演:『儚月抄』(未登場)

かつて永琳が輝夜の他に教育していた二人の姉妹のお姫様。片方は「綿月」という名前。二人とも永琳の遠い親戚で、永琳から見て又甥の嫁、あるいは又甥夫婦の息子の嫁である。姉は天性の幸運を持ち、妹は頭が切れ永琳の言う事を何でも吸収したらしい。千年以上も前、永琳は、輝夜を迎えに行く前日に、二人の姫に月の使者の後任を頼んできた。事実、現在は月の使者のリーダーをしているとのこと。『儚月抄』では永琳が緊急事態に備えて、この二人に接触しようと考える。そして永琳は玉兎に綿月への手紙を渡した。現在の綿月は月の使者のリーダーであり、本来ならただの兎が接触出来る人物ではないらしい。

嫦娥

  • 読み:じょうが
  • 種族:月人
  • 出演:『儚月抄』(未登場)

永琳が作った蓬莱の薬を飲んだ為に幽閉されている人物。輝夜とは別人。永琳と玉兎の会話に登場。月の兎は、嫦娥の罪を償うために薬を搗き続けている。なお本名は地上人には発音出来ない名前であり、嫦娥とは地上人から呼ばれる名前である。中国の嫦娥計画は、この人物の名前を冠している事から月の民から警戒されている。

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その他サブキャラクターなど

アリスの人形

  • 種族:人形
  • 出演:『妖々夢』『永夜抄』『萃夢想』など

アリスの家に山と置かれ、またアリスが戦闘時に使役する人形たち。自律して動いている訳ではなく、アリスが定期的に魔法を掛けて動かしている[60]。また発声機能もあるらしく、永夜抄マニュアルに書かれているプロローグではアリスと会話している様が描かれているが、これが単にアリスが腹話術芸人のような事をしているだけなのかは不明。『新三月精』第5話及び第6話ではアリスの命令を受けて自動で動いていた。アリスが用いるスペルカードには「(○○の)××人形」という名前のものがいくつかあるが、これが人形の名前なのか単なるスペルカード名であるのか、また前者だとしても人形一体一体に与えられた固有名なのか人形の種類名なのか、詳細は明らかにされていない。

紅魔館のメイド

  • 種族:妖精が殆どを占める
  • 出演:『紅魔郷』など

ゲーム中では道中に登場するいわゆる雑魚である。紅魔館で働き、咲夜の指示を受けたりしながらレミリアに仕えている。『求聞史紀』で人間のメイドは咲夜しかいないこと、メイドの殆どが雇われた妖精であることが明らかにされた。実際に『紅魔郷』のグラフィックでは背中に羽が生えており、『新三月精』などでもそれが確認される。『新三月精』第1話では節分になると(吸血鬼は炒った豆に触ると火傷するから)不機嫌になるレミリアを想像して、裏でため息をついていた。また数だけは多いが、一人一人の能力はそれほど高くない[61]

永遠亭の兎

  • 種族:兎
  • 出演:『永夜抄』『儚月抄』など

ゲーム中では道中に登場するいわゆる雑魚である。鈴仙をリーダーとした『兎角同盟』を結成している。『兎角同盟』とは鈴仙曰く「現状に満足せず、常に向上心を持って行動する兎の集団」という意味らしい。人語を理解する者は少ないらしい。『兎角同盟』の幹部であるてゐによって管理は任されているらしい。鈴仙が永遠亭に逃げ込んで暮らす前から、てゐは兎達を操っていたとの事。余談だが『花映塚』において、てゐはメディスンの鈴蘭畑から逃げ出す際に「まあいいや。うちの兎を騙して毒を集めさせれば」と発言していたりする。『小説儚月抄』では、かつて最初にてゐが永遠亭にやって来た際、兎達に智慧を授けるのであれば人間を寄せ付けないようにする、という取引が、てゐと永琳の間であった事が判明している。

月の兎

  • 種族:月の兎
  • 出演:『永夜抄』(おまけ.txt)『儚月抄』

鈴仙の仲間で、彼女と同じく超遠距離でも月の兎同士で会話する事が可能。鈴仙が永遠亭に逃げ込んだ後も、彼女と連絡を取り合っていたようだ。しかし『儚月抄』では、「地上からの侵入者」と内通しているスパイ兎が居るという噂が、月の都で流れている事が判明した。その件で月の兎達は、魔女狩りを彷彿させる不当な裁判にかけられているらしい。永琳は月の兎を「玉兎」と呼んでいる。地上人からは嫦娥と呼ばれる人物が、蓬莱の薬を飲んだ罪を償うため、嫦娥の代わりに薬を搗き続けている。

玉兎の節も参照のこと。

梅霖の妖精

  • 種族:妖精?
  • 出演:『香霖堂』第8-9話「夏の梅霖堂」

『香霖堂』の第8話から第9話で、香霖堂の屋根裏に隠れ香霖堂の周りに集中的な長雨をもたらした妖精。霊夢に脅されて逃げた。実際に姿は見せていない。

大ガマ

  • 種族:妖怪
  • 出演:『文花帖(書籍)』など

小さな沼の主。文によると妖怪らしい。大きさは人間二人分はある。沼で蛙を凍らせて遊んでいた氷の妖精(チルノ)を懲らしめるために、彼女を喰った。チルノは胃袋を冷やして逃げていったが、大ガマ本人はびっくりしただけで実害はなかったらしい。

深山の大天狗

  • 読み:みやまのおおてんぐ
  • 種族:大天狗
  • 出演:『旧三月精』第5話「大卵の怪異」

鴉天狗の身内に自分の卵を盗まれた者が出て、その卵を探していたところ、(霊夢から盗んだ)大きな卵を運んでいる三妖精を発見。奪還するべく三妖精の家(大木)ごと天狗風で山まで運んできたが、確認させた所、それは鴉天狗の卵ではなかった。深山の大天狗は三妖精へのお詫びとして、家を元通りにして大きな卵を割るための天狗の秘宝(小槌)を置いていった。

天狗

  • 種族:妖怪
  • 出演:『香霖堂』『求聞史紀』『風神録』など

日本古来の妖怪である天狗。幻想郷では主に妖怪の山に住んでいる。天狗に限らず山の妖怪の多くがそうであるというが、仲間意識が強く、排他的である[5]。『文花帖(書籍)』における萃香と文の会話によると、天狗は狡猾であり、ゴシップ好きだという。『香霖堂』第16話「洛陽の紙価」によると、毎年「新聞大会」なるものを開いているという。酒好きであると同時に酒に強い。『香霖堂』第18話「龍の写真機」では神社の花見に参加していた。天狗と一口に言ってもいくつかの種族があり、たとえば以下のようなものがいるという[5]

天魔
天狗の長。『風神録』では神奈子と交渉を行い、神奈子たちが山に住むことを許した。その力は強大であり、神様に近い能力を持つらしい。
大天狗
主に管理職を務める。また山の自警隊のリーダーでもある。『風神録』では白狼天狗から霊夢や魔理沙が山に侵入したとの報告を受け、文に出るように要請した。その名の通り大きな体が特徴だという。
白狼天狗
主に警備を担当する。
鼻高天狗
主に事務職を務めている。その名の通り比較的鼻が高いという。
鴉天狗
記者。
山伏天狗
主に印刷業に従事している。

現時点で東方Projectに登場している天狗は、鴉天狗の射命丸文と、白狼天狗の犬走椛である。

河童

  • 種族:妖怪
  • 出演:『香霖堂』『求聞史紀』など

『香霖堂』17話以降、霖之助の話題に度々登場する妖怪。天狗も生息している幻想郷の山奥に棲んでいるらしい。酒が大好きで強い妖怪らしい。精密で優れた道具を創り出す技術を持っているらしい。咲夜曰く「天狗よりタチの悪い妖怪」。なお霖之助は、河童すっぽんが変化した妖怪ではないかと考えており、また天狗が使う写真機も河童が創り出した物かもしれない、という憶測を立てている。なお、河童に該当するキャラクターは『花映塚』までの時点では登場していないため、『求聞史紀』では「個体が確認されていない種族」に分類されていた。初めて登場した河童は『風神録』の河城にとりである。

霧雨の主人

  • 種族:人間?
  • 出演:『香霖堂』

人里で商売をしている霧雨家の主人。霖之助がかつてお世話になった事もあり、霖之助は「霧雨の親父さん」と呼んで慕っている。『香霖堂』19話では、霖之助と約10年振りに再会し、世間話などをかわした。稗田家の主人(当主の阿求を指しているのか、阿求の父を指しているのかは不明)と仲が良いらしい。魔理沙の反応から察するに魔理沙の父親でもあると思われる。なお『萃夢想』では、咲夜が魔理沙に「貴方はとうの昔に勘当されたんでしょ?」と言っている辺り、魔理沙は実家から勘当された身らしい。

稗田家の使用人

  • 種族:人間?
  • 出演:『記憶する幻想郷(求聞史紀)』

ComicREX2006年12月号に掲載された公式漫画『記憶する幻想郷』に登場。稗田家では複数の使用人を雇っているらしい。稗田家の当主である阿求を「阿求様」と呼んでいる。阿求を訪ねてきた紫に戸惑って恐怖するような仕草を見せた。

幻想郷の住人

  • 種族:多様?
  • 出演:『求聞史紀』

『幻想郷縁起(求聞史紀)』で妖怪の目撃報告を残している。多くはペンネームの様なものと考えられる。匿名の報告も多い。(丸括弧内は『求聞史紀』でその名前が登場するページ番号。)

  • 彦左衛門 (p10, 33)
  • 食べ盛りの太公望 (p10)
  • 春の人 (p12)
  • 夢太 (p14)
  • 取り (p14)
  • 西の (p16)
  • 星詠人 (p16)
  • お茶屋 (p17)
  • 野菜一筋 (p18)
  • ファンクラブ会員No.5 (p26)
  • 陽気な地縛霊 (p27)
  • リリカファンクラブ会員No.1 (p29)
  • ウワバミ六介 (p39)
  • 豆腐屋 (p41, 64)
  • 夢次 (p43)
  • 花屋 (p46)
  • 筍取りの翁 (p68)
  • 棟梁の息子 (p73)
  • 花屋の娘 (p73)

なお、『求聞史紀』の「目撃報告例」には既存のキャラクターの名前もみられる。

槌の子

  • 読み:つちのこ
  • 種族:妖怪
  • 出演:『新三月精』

『新三月精』第9話と第10話で、光の三妖精の家をで覆って乗っ取った妖怪。要するにツチノコである。草の神様である野槌の使いで、力は弱いけどそれなりに草を操る事が出来る。槌の子を可愛いと思った魔理沙は、ペットとして飼い始めたが、霊夢曰く、もの凄い大食らいで寝るといびきをかき、どうせ嫌になってすぐに退治したくなると思っている。実際、槌の子がどうなったかは不明。

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備考

男性キャラクターについて

現在判明している男性キャラクターのうち、グラフィックが与えられ、本人が作中に登場しているのは森近霖之助のみである。他には魂魄妖忌や、PC-98シリーズに登場する玄爺、それに『求聞史紀』において妖怪の目撃報告例を残している幻想郷の住民たち(「棟梁の息子」など)がいるが、妖忌は設定上のキャラクターであり、作中には登場せず立ち絵なども存在しない。また玄爺はWindows版の作品以降では言及されていない。よって事実上、霖之助が東方Projectで唯一の男性キャラクターとして捉えられている。

二次設定について

東方Projectは二次創作が非常に盛んで、同人作家が独自に設定を創作したり、東方スレッドなどのファンによるコミュニティーの場で「ネタ」や「キャラクターのイメージ像」などが独自に創作される事がある。このようにして創作され、浸透していった設定は「二次設定」と呼ばれ、同人の業界や二次創作物などによく使用される。時折、二次設定があたかも公式的な設定であるかのように扱われることがあるため、二次設定と公式設定との混同には注意が必要である。

ちなみに、本項目のキャラクター解説の各節には二次設定の類は掲載していない。

参考文献

脚注

  1. ^ a b c d e 『紅魔郷』付属の「おまけ.txt」にある「キャラクタについて裏一言」より。
  2. ^ 『紅魔郷』付属の「おまけ.txt」には「雪ん娘」及び「妖怪」と記載されており、『妖々夢』付属の「キャラ設定.txt」には「氷の妖怪」と記載されている。『花映塚』付属の「キャラ設定.txt」や『文花帖(書籍)』p.29, pp.62-63には「妖精」と記載されており、これ以降は「妖精」で統一されている。
  3. ^ 『妖々夢』付属の「キャラ設定.txt」及び『求聞史紀』における当該キャラクターのページより。
  4. ^ 『東方書符』2004年1月12日の記事(Web Archive)及び『幻想掲示板』2003年12月15日の投稿(Web Archive)より。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 『求聞史紀』における当該キャラクターのページより。
  6. ^ 『紅魔郷』の「おまけ.txt」や『萃夢想』の「上海アリス通信.txt」、『文花帖(書籍)』のp.70などには「魔女」と記載されているが、『求聞史紀』ではアリスと共に「魔法使い」という種族に分類されている。東方Projectにおける「魔女」と「魔法使い」の違いについては不明。
  7. ^ 『紅魔郷』の「おまけ.txt」では、「1週間少女」とも呼ばれている。
  8. ^ 『紅魔郷』付属の「おまけ.txt」にある「キャラクタについて裏一言」よりや、『萃夢想』付属の「上海アリス通信.txt」にある「キャラ設定」より。
  9. ^ 『東方書譜』2004年1月4日の記事(ミラー)、『萃夢想』付属の「上海アリス通信.txt」、パチュリーの項の「能力」、『求聞史紀』などの記述より。
  10. ^ 『求聞史紀』及び『新三月精』第1話「梅雨の別荘」より。
  11. ^ 『妖々夢』付属のマニュアルや、『萃夢想』付属の「上海アリス通信.txt」にある「キャラ設定」、及び『求聞史紀』における当該キャラクターのページより。
  12. ^ a b c d e f ファンの質問メールに対するZUNの返信より。このメールは質問者によって公開されており、ファンサイト「Coolier」の「旧うpろだ観測」にある「game_1522.lzh」から確認できる。
  13. ^ 曲名はモーリス・ラヴェル作曲の「亡き王女のためのパヴァーヌ」からとったもの。ちなみにセプテットは「七重奏」の意。
  14. ^ 『紅魔郷』の「おまけ.txt」、『永夜抄』のマニュアル、『萃夢想』の「上海アリス通信.txt」、『香霖堂』第5話「完全で瀟洒なティータイム 後編」、『新三月精』第1話「梅雨の別荘」、『求聞史紀』のレミリアのページと、多くの場所で同一の内容が明記されている。
  15. ^ 『紅魔郷』付属「おまけ.txt」の、レミリアの項や裏音楽コメント「ツェペシュの幼き末裔」より。
  16. ^ 『紅魔郷』本編の霊夢(霊符)エンディングや魔理沙(恋符)エンディングより。
  17. ^ 『紅魔郷』の霊夢(霊符)エンディングや『旧三月精』第0話「桜の距離」では日傘を差して博麗神社を訪れており、また『紅魔郷』の魔理沙(恋符)エンディングや『文花帖(書籍)』pp.70-71、『求聞史紀』では昼間に出歩いていることが示唆されている。
  18. ^ U.N.オーエンを英語読みにするとUnknown(正体不明・未確認)のもじりになる。元ネタはアガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』。
  19. ^ 『怪綺談』に登場するアリスとは容姿や設定は大幅に異なっているものの、『幻想掲示板』2003年1月7日の投稿(ミラー)や2003年1月28日の投稿(ミラー)より、2人は同一人物であるとの事である。
  20. ^ 『永夜抄』付属のマニュアル、『萃夢想』付属の「上海アリス通信.txt」にある「キャラ設定」、及び『求聞史紀』より。
  21. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 『妖々夢』付属の「キャラ設定.txt」より。
  22. ^ 『花映塚』では3人とも自機キャラクターだが、ストーリーモードで使用できるのはリリカのみ。他の二人は条件を満たせばマッチモードでのみ使用可能となる。
  23. ^ a b c d 『文花帖(書籍)』における当該キャラクターのページより。
  24. ^ 『求聞史紀』の彼女のページより。またZUNの回答メールでは、ルナサとメルランが「身長やや低」に分類されているのに対し、彼女は「身長低」に分類されている。
  25. ^ この曲は『妖々夢』5面のテーマでもあるが、あくまでも『花映塚』の妖夢テーマ曲として掲載している。また、『花映塚』で使用されているのは『蓮台野夜行 〜 Ghostly Field Club』に収録されているバージョンであり、『妖々夢』バージョンと比べると音色や音程が微妙に異なる。
  26. ^ a b 『永夜抄』のマニュアルより。
  27. ^ 『永夜抄』Extra(冥界組)の会話より。
  28. ^ 『妖々夢』の作中では「???のテーマ」となっている。
  29. ^ a b c 『永夜抄』付属の「キャラ設定.txt」より。
  30. ^ 『永夜抄』エンディングNo.4(冥界組グッドエンディング)や、『永夜抄』Extra(冥界組)の会話より。
  31. ^ 『妖々夢』付属「キャラ設定.txt」の「八雲紫」の欄より。
  32. ^ 『妖々夢』付属「キャラ設定.txt」の「八雲藍」の欄より。
  33. ^ a b c ComicREX2006年12月号に掲載された公式漫画『記憶する幻想郷』より。
  34. ^ 『萃夢想』パチュリーシナリオにおける萃香との会話より。
  35. ^ 『萃夢想』エンディングNo.2(紫グッドエンディング)より。
  36. ^ 『求聞史紀』pp.92-93より。
  37. ^ 『永夜抄』体験版付属「おまけ.txt」の「キャラ設定簡易版」より。
  38. ^ 『永夜抄』の「キャラ設定.txt」では、「彼女は」と紹介されている。
  39. ^ 『永夜抄』結界組1面および詠唱組1面より。
  40. ^ ただし、実際に食べたのかは不明。ミスティアは『永夜抄』以後の作品である『花映塚』にも登場している。ZUNに質問したところ、お茶を濁した回答が返ってきた、とのこと[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。
  41. ^ a b c 『文花帖(書籍)』では「人間(自称)」となっている。
  42. ^ この曲は『花映塚』と『文花帖(ゲーム)』で使用されている"Short Version"と、『文花帖(書籍)』付属のCDに収録されている"ロングバージョン"の二種類存在する。
  43. ^ 『風神録』ゲーム本編では"最も里に近い天狗"となっているが、『風神録』付属の「キャラ設定.txt」には"里に最も近い天狗"と記述されている。
  44. ^ 『風神録』Music Room内のコメントより。
  45. ^ 『花映塚』での映姫との会話、および『求聞史紀』より。
  46. ^ 『香霖堂』第19話「奇跡の蝉」より。また『求聞史紀』には「人間と妖怪のハーフ」と記載されている。なお『文花帖(書籍)』のP46には「人間」と記載されているが、同じく『文花帖(書籍)』P74には「人妖」と記載されている。
  47. ^ 『香霖堂』第22話「流行する神」より。
  48. ^ a b c d e f 曲名や『文花帖(書籍)』に掲載のコラムなどから、テーマ曲であると判断できる曲を掲載。これらの曲は『ZUN's Music Collectionシリーズ』や、各書籍に付属のCD-ROMに収録されている。
  49. ^ a b c コンプティークの0話予告、及び『求聞史紀』より。
  50. ^ コンプエース月刊化プロジェクトのナビゲート漫画より。ただしこの漫画については、『新三月精』の作画担当である比良坂真琴が自身のサイトで「一から考えた」と言っており、この二つ名が公式的に正しいのかは不明。
  51. ^ 『幺樂団の歴史1』より。
  52. ^ 『求聞史紀』pp.152-155「独白」より。
  53. ^ 『求聞史紀』p.9より。
  54. ^ 『求聞史紀』p.15より。
  55. ^ 『幻想掲示板』2004年2月11日の投稿より「あの二人のいる世界は、時代的にちょっとかみ合わないのですよ。」との発言 。
  56. ^ en:List of Touhou Project characters及びTouhou Wikiでの表記より。ただし、このスペリングが公式的に正しいものであるのかは不明。
  57. ^ 『求聞史紀』の「未解決資料」には、「数百年前に竹林で拾われたメモ」 (p.158) が収録されており、誰が書いたかは明言されていないものの、メモには「天然のも手に入った」という記述(『夢違科学世紀』でもメリーは「夢の中」で筍を拾い、現実世界に持ち帰っている)や、蓮子の名前がある。
  58. ^ a b 『東方書譜』2004年1月12日の記事(Web Archive)より。
  59. ^ ZUNの「妖忌に関する質問」への回答より。
  60. ^ 『文花帖(書籍)』p.27より、アリスはまだ自律して動く人形が作れない為。また『香霖堂』によると、人形は命令を与えれば勝手に動く式神とは異なり、紐や魔法などの力で操る必要がある存在とのこと。
  61. ^ 『求聞史紀』p.144より。

関連項目

外部リンク