未知やすえ

未知やすえ（みちやすえ、本名、内場泰恵（うちばやすえ）、旧姓城領、1963年 8月7日 - ）は、大阪府東大阪市出身、血液型Ｏ型。大阪府立布施北高等学校卒業。吉本興業(吉本新喜劇)所属のお笑い芸人である。昔は、「未知やすえ・やすよ」という漫才師の1人であった。夫は、座長の内場勝則である。内場よりも先輩であるため公の場では夫を「内場くん」と呼ぶ。ちちんぷいぷい等で番組出演する際は、常にモニターで自分が映っているか気にする癖がある。

芸歴

1979年、オーディションに合格し、吉本興業入り。バックダンサーなどをしていたが、「素人名人会」の出演者が出られなくなったため、急遽やすよとコンビを組み名人賞獲得。その後「未知やすえ・やすよ」で数々の賞を受賞するも解散、吉本新喜劇へ。娘役の三枚目を得意としていたが、徐々にマドンナ役が回ってくるようになり、今では新喜劇において欠かせない存在となる。バラエティ番組やCMなどテレビ出演が多いため新喜劇出演が減り、役柄も他の女優が代演できるような軽いものになっているのが残念である。

巻き舌が得意であり、「探偵ナイトスクープ」で巻き舌の苦手な依頼者にレクチャーしたこともある。

決まり台詞(ギャグ)

新喜劇：
- 「白ブタ!」と言われると「おい誰が白ブタやゴルァ!」とキレる（言った相手のプライベートを暴露することも。夫である内場勝則に対しても振舞われる）。痩せたせいか、最近ではあまり使われないギャグである。
- ヤクザに人質にされ、救助が難航しているときにヤクザよりも恐ろしい河内弁口調でキレる。ヤクザが怖がって解放すると「怖かった～」と可愛く振る舞い舞台上の役者が皆こける。
- 大抵このような終わり方であるが、かつては「お前の頭スコーンと割ってストローでちゅーちゅー吸うたろけ」や「鼻の穴から割り箸突っ込んで脳みそカッコンしたろけ」、あるいは「コンクリート詰めにして大阪湾（大阪南港）に沈めんどォ～」などと言い、ふと他の出演者を見て「あの人怖い」と可愛く振舞ったりしていた。上記のボケのあと、「あんたが1番怖いわ!」と突っ込まれることも多い。
- 出演者達がもめて、収拾がつかなくなると「じゃかましぃあ!」と一喝。その後、出演者を横一列に並べて正座させ、一人づつを棒（ツッコミ用の柔らかい物）で殴りながら悪態（とは言っても正論であるが）をついていく。口答えをしようものなら、更に殴る。あまりにも見事な悪態ぶりに桑原和男に「なんて言葉のテクニシャン」といって落とされた事も。
- 怒り肩で肩幅が広いのを桑原にいじられていた。「アーラ恥ずかしい肩」「ほんまに女?」「逞しい体」など。
- 内場との家庭生活や、内場の食べものなどでも笑いを取ったりする。2007新喜劇スペシャルでは、内場が、「肉は食べずに、こいつ、すぐきとご飯ばっかり食べとるねん」と暴露していた。辻本茂雄が、「ハンバーグもたまには食べ～な」と言うと、内場が「いや、出てけへんから」というて、やすえは真顔で、『劇が終わってから話し聞こうか？』といい、演出ではあるものの嫌悪ムードが漂っていた。その際、辻本が、『大将、わしらこの後どうすんねん、気まずいやないですか』というて、爆笑を買った。
「なにわ人情コメディ横丁へよ～こちょ!」：
- 突然巻き舌で「ちょっと待ったり～～～な!!」と叫び喋りだし、陣内智則が「やすえさん、今日もエライ舌巻いたなぁ～～」というセリフの後、共演者一同が「ラテンの血が騒いだの～～～!」とコーラスする。
- 「ちょっと待ったり～～～な!!」は出演者らも便乗して真似をする。真似をされると、「もう!みんなで言わんといて」と言う。
- 最近では、ぜんざい屋の弟役を演じる岩尾望に平手打ち、場合によってはトレイで頭部を殴る。
- 他の出演者に岩尾のブサイクぶりを散々言われると、「やめてぇ～～～!!」と叫び、悲哀感漂うBGMが流れ出し、ブサイクであるがために受けた辛い過去を長々と語り出す。
- しっかりしてない出演者に喝を入れる時、おっさん口調で喋り出す。酷くなると陣内智則に「やすえさん!やすおさんになってる!」と言われ、「ヤンヤン、怖い～～～」や「ヤンヤン!」等と言い、ぶりっ子っぽくなり共演者のほとんどがコケそうになる。

レギュラー番組

ドラマ

ごきげんいかが？テディベア（2001年9月22日　毎日放送） Template:生