コンテンツにスキップ

鈴木正文 (空手家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Kara-pen (会話 | 投稿記録) による 2010年1月23日 (土) 17:23個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (和暦リンク削除)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

鈴木正文(すずきまさふみ、1929年 - 1991年)は日本の空手家(十段)。日本正武館館長、全日本硬式空手道連盟会長。

経歴

福島県に生まれ、青年期に柔道合気道剣道居合道古武道等の多数の武術を学んだ。中央大学に通い、検事になり辞めてからは弁護士資格を保有した。

宮里栄一のもとで剛柔流空手を習い、1955年[1]に京都において日本正武館を設立した[2]

1970年代には空手家の役で多数の映画に出演している。また、興行の仕事も請負、アントニオ猪木の格闘技試合のレフェリーなども務めた。

1981年に発足した日本硬式空手道協会(現在の全日本硬式空手道連盟)の設立に尽力し、会長を務めた。1991年9月、台北の病院で死去した。

笹川良一の秘書役、付き人的な立場の人でもあった。

出演映画

  • 激突!殺人拳(1974年)
  • 殺人拳・2(1974年)
  • ザ・カラテ(1974年)
  • 武道ドキュメント 拳豪の祭典[3](1974年)
  • ザ・カラテ2(1974年)
  • 逆襲!殺人拳(1974年)
  • ザ・カラテ3 電光石火(1975年)
  • 激突!合気道(1975年)
  • 女必殺五段拳(1976年)

著作

  • 『日本の伝統武道』 すずらん書房、1978年11月

脚注

  1. ^ 京都商工会議所への届出による。
  2. ^ 商標登録無効審判事件の審決によれば昭和43年(1968年)に設立とある。
  3. ^ 企画も担当している。

関連項目