『Eee PC』と「元祖100ドルパソコン(XO)」を徹底比較、勝敗は?

最近話題の台湾ASUSTeK社の格安小型ノート機『Eee PC』と、「100ドルパソコン」の元祖的存在、非営利法人One Laptop Per Childの『XO』を徹底比較した結果が発表された。
『Eee PC』と「元祖100ドルパソコン」を徹底比較、勝敗は?

Charlie Sorrel

この記事のタイトル[原題『Eee PC vs OLPC XO Smackdown』]は、単語作りゲーム『スクラブル』で下手に作られた単語のように見えるかもしれない。しかしこれは、最近話題の格安小型ノートパソコン2機種――台湾のASUSTeK Computer社の『Eee PC』と、非営利法人One Laptop Per Childの『XO』――を徹底比較した『Laptop Magagine』の記事に言及したものだ。

Laptop Magagineは、インターフェース、接続性、性能などのテストを行なっているが、それ以外に「学習曲線」に関する項目もある。この「学習曲線」の項目では、辛口なコメントが書かれている。

「(XOを)手に入れる子供は皆、訓練が必要だ!!!!」。ノートパソコンを使った経験がある子供――と大人――でも、XOの使い方を理解するのには試行錯誤しなけければならないだろう。

7つのカテゴリーのうち4つ[ユーザーインターフェース、学習曲線、アプリケーション、仕様・性能]はEee PCに軍配が上がったが、XOも健闘している[デザイン、接続性、価格設定]。

記事の全文を見てほしい。無駄を省いたパソコンと、一から考えられた最新デザインのパソコンの違いをうまくまとめている。

[XOの『Sugar OS』を『Ubuntu』の仮想マシンとしてインストールする方法が、ブログ『Compiler』の記事(英文記事)で紹介されている。なお、XOの「1台買って1台は寄付」プログラムは、当初11月26日までだったのが12月31日まで延長されている。]

[日本語版:ガリレオ-矢倉美登里/高森郁哉]

WIRED NEWS 原文(English)