鹿児島県熊毛郡 種子島宇宙センター

種子島宇宙センターは、総面積約970万平方メートルにもおよぶ日本最大のロケット発射場です。
鹿児島の南、種子島東南端の海岸線に面しており、世界一美しいロケット発射場といわれています。
当センター内には、「大型ロケット発射場」、「衛星組立棟」、「衛星フェアリング組立棟」などの設備があります。これらの設備で、人工衛星の最終チェックからロケットへの搭載、ロケットの組み立て・整備・点検・打ち上げ、打ち上げ後のロケットの追跡まで一連の作業を行っており、日本の宇宙開発において人工衛星打ち上げの中心的な役割を果たしています。

所在地

〒891-3793 鹿児島県熊毛郡南種子町大字茎永字麻津

お問い合わせ

主要施設

大型ロケット発射場 

宇宙センターの北側を占める大型ロケット発射場では、ロケットの組み立て、整備・点検、燃料充填、打ち上げなどを行っています。

衛星組立棟・衛星フェアリング組立棟 

これらの設備では、人工衛星の組み立てや試験、衛星を保護するカバーであるフェアリングを取り付ける作業を行っています。

総合指令棟

ロケット打ち上げの頭脳となる施設です。打ち上げの際には、打上げに関わる各作業の責任者がここに入ります。全ての情報はここに集められ、発射および追尾、安全管理など、打ち上げに関するあらゆる決定を行っています。

大型ロケット組立棟 

工場から搬入されたロケットを組み立て・整備・点検するための設備で、2機のロケットを並行して組み立てることができます。ロケットを移動発射台の上に組み立てていき、最後に人工衛星とフェアリングを取り付け、射点へ移動します。

液体エンジン試験場 

H-IIロケットの心臓部とも言える第1段エンジンの地上燃焼試験場として整備され、その後はH-IIAロケットの第1段エンジン(LE-7A)の燃焼試験を行いました。現在は、H3ロケット開発のために第1段エンジン(LE-9)の燃焼試験を行っています。

固体ロケット試験場 

強い推進力を生み出す固体ロケットブースタの地上燃焼試験を行う設備です。現在開発中のH3ロケットの固体ロケットブースタ(SRB-3)の燃焼試験もここで行われました。

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