ライフハッカー過去記事「プロアマ問わずライターさん必読、スランプから脱出する5つのコツ」ではライティングのコツをご紹介しましたが、今回はその続編。誤字脱字やタイプミスを減らすための校正のコツについてご紹介します。

ライター向け情報ブログ「Ghostwriter Dad」では、校正スキルを上げるためのコツとして、以下の10点を紹介しています。

1. 一呼吸おいてから編集にとりかかる

下書きを書いたら、編集・校正作業まで少し時間をおこう。最低1時間、できれば1日程度空けるとよい。下書きと編集との間をとると、自分の下書きを客観的にチェックしやすくなり、ミスにも気づける。

 

2. 文をシャープにしよう

最終稿は下書きの10%減が目安。重複した表現を避け、無駄な言葉を取り除こう。

3. 静かな環境でやる

校正には正確性が求められる。編集作業をするときは、気が散らないような静かな環境で集中してやろう。

4. 色紙や定規を行に当てる

色紙や定規を使って、校正している行を追うと便利。

5. 声に出して読む

自分の下書きを声に出して読んでみると、誤字脱字や「てにをは」の間違いに気づきやすい。英文であればMicrosoftの『Text-to-Speech Engine』などスピーチエンジンを活用し、原稿を自動的に読み上げさせるのも効果的。

6. プリントアウトする

行間を広くしてプリントアウトすれば、編集箇所を書き込みやすい。一方、PCのスクリーンは目が疲れさせやすく、ミスが見つかりづらい。

7. 反対方向に読む

何度も編集を重ねているとその文章に慣れてしまいミスが見つかりづらくなる。反対方向に読むことでリズムが変わり、思わぬ間違いが発見できる

8. 色インクを使う

修正箇所は赤ペンなどを使うと、どこがどう変わったのかがわかりやすい。

9. 休憩をこまめにとる

校正は集中力を要する。10~15分ごとに休憩を取ろう。

10. 他の人に見てもらう

他の人にチェックしてもらうと、自分が見過ごしたミスなどを発見してもらいやすい。

いかがでしたか? 校正力を上げるポイントは客観的に見る目を養うことのようですね。ライターの方はもちろんのこと、仕事の書類や就職活動の履歴書などを作成する際にもぜひ活用してみてください。

10 Quick Tips for Powerful Proofreading [Ghostwriter Dad]

Dustin Luck(原文/松岡由希子)