オンラインショッピングをしたり、よく知らない人にメールアドレスを教えなければならない時などに、いわゆる"捨てアカ""捨てアド"のメールアドレスを使う人も多いでしょう。その手のアドレスに使えるサービスは数多くありますが、「MailDrop」は本当のアドレスからジャンクメールを一掃するのにピッタリのサービスです。これまでに紹介してきた似たようなサービスとMailDropの違いは、例えば受信トレイに有効期限がないところです。ほとんどのサービスでは、受信トレイに期限が設定されていたり、それを延ばしたい場合は有料になっていたりします。MailDropは無料で使い続けられるサービスなので、本当のアドレスを守りたい時にはいつでも、このアドレスを使い続けることができます。

ただし、ある程度の制約はあります。受信トレイに一度に保存しておけるメールは10通までだったり、24時間以内に開封されなかった受信トレイ内のメールはすべて削除されたりします。メールの重量の上限も100KBなので、それ以上の添付ファイルははじかれます。

MailDropを利用するのにアカウントを作成する必要はありません。パスワードもなく、メールアドレスさえ知っていれば誰でも受信トレイを見ることができますが、見つけにくくするエイリアスを使用することができます。メルマガやニュースレター用のアドレスとして使うだけなら、さして問題は無いでしょう(たまに受信トレイをチェックするのをお忘れなく)。

MailDropも他のサービスと同様、一長一短ですが、放っておいてもアカウントが無くならないのが魅力的であれば、試してみる価値はあると思います。

MailDrop via Digital Inspiration

Shep McAllister(原文/訳:的野裕子)