新型ゴルフ vs 新型ゴルフ ヴァリアント、価格差14万円でこんなにも違うハッチとワゴンを写真でチェック! アウトドア派ならヴァリアント一択だ
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:茂呂 幸正・フォルクスワーゲングループジャパン
フォルクスワーゲンの代表車種「ゴルフ」は5ドアハッチバック。これに対し「ゴルフ ヴァリアント」はステーションワゴンである。現行型のゴルフ ヴァリアントは、2021年7月28日に8年ぶりのフルモデルチェンジを果たしたばかり。そこで今回はゴルフとゴルフ ヴァリアントの違いについて、実車の撮り下ろし画像とともにご紹介していこう。
2021年、相次いで8年ぶりのフルモデルチェンジを実施した新型ゴルフとゴルフ ヴァリアント
フォルクスワーゲン 新型ゴルフは同社を代表する主力モデルだ。2021年6月15日より発売を開始した現行型で8代目となる。8年ぶりのフルモデルチェンジを迎え、デジタル化や電動化、先進運転支援システムの拡充など、大きく進化を遂げている。
新型ゴルフのボディサイズは全長4295mm×全幅1790mm×全高1475mm、ホイールベース2620mmである。
それからわずか1ヶ月後に追加導入されたのが、ワゴンモデルの新型ゴルフ ヴァリアントだ。新型ゴルフ ヴァリアントのボディサイズは全長4640mm×全幅1790mm×全高1485mm、ホイールベース2670mm。荷室部を大幅に拡大したことが写真でもよく分かる。
新型ゴルフ ヴァリアントの全長は、新型ゴルフに比べると345mmも拡大している。また、先代(7代目)ゴルフではハッチとワゴンで共有だったホイールベースについても、新型(8代目)ゴルフ ヴァリアントでは50mmも延ばされている点が新しい。
先進ムードが一気に高まった新型ゴルフシリーズの内装に注目
続いては新型ゴルフと新型ゴルフ ヴァリアントの内装を見てみよう。
インパネは基本的に両車共通。10.25インチの液晶カラーメーター“Digital Cockpit Pro(デジタル コックピット プロ)”や、通信モジュール内蔵の純正インフォテインメントシステムを標準装備したほか、操作系についてもタッチスクリーンやタッチスライダー、小型ボタンなどでシンプルにまとめられた。
超小型化したシフトノブとも相まって、新型ゴルフ/ゴルフ ヴァリアントは、一気に未来的な内装に生まれ変わった印象だ。
さて、ボディサイズやホイールベースの変更による違いが大きく出たのは後席や荷室である。
写真ではわかりづらいが、新型ゴルフ ヴァリアントの後席の足元空間はゴルフに比べ拡がっている。また車体の後部形状の違いもあり頭上空間も拡大。解放感もプラスされている。後席の快適性という点では、ゴルフ ヴァリアントに軍配が上がる。
全長345mmに加え、ホイールベースも50mm延長されグッと拡がった新型ゴルフ ヴァリアントの荷室空間
もちろんゴルフ ヴァリアントは荷室もスゴイ。ベースのゴルフ(ハッチバック)ですら、定員乗車時380リットル、後席前倒時で1237リットルという十分すぎる容量を誇るが、ゴルフ ヴァリアントは定員時611リットル、後席前倒時で1642リットルと、空間は大幅に拡大するのだ。
新型ゴルフとゴルフ ヴァリアントの価格差はおよそ14万円
新型ゴルフとゴルフ ヴァリアントの価格差は、代表的なグレード「eTSI Style」同士で比較すると14万1000円の違いとなる。後席を多用したり大きな荷物を積んで出かける機会が多いユーザーなら、新型ゴルフ ヴァリアントを検討する価値は大いにある。
2台が気になる方は週末にもフォルクスワーゲンの正規販売店へ出向き、実際に展示・試乗車で後席や荷室まわりの違いをチェックしてみて欲しい。
[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:茂呂 幸正・フォルクスワーゲングループジャパン]
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