皆さん、こんにちは。 ワイヤレスブログ第11回では、「DFS」についてお話させて頂ければと思います。 DFSとは「Dynamic Frequency Selection」の略称です。名前からではイメージしにくいため最初に簡単に説明してしまいますと、無線LANで利用する特定のチャネルは、気象レーダーなども利用しており、それらレーダー波を検知した場合には、他のチャネルへ変更する必要があります。この機能のことが「DFS」機能と呼ばれており、この機能の搭載は法的に義務付けられています。 「法的義務で勝手に切り替えてくれる機能があるなら別に気にしなくていいのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それですと今回のブログが終わってしまいますし、何よりDFSに絡めて無線LAN環境を設計する上で役立つ内容も書いていきますので、もう少しお付き合いいただければと思います。 まずは「電波の干渉」について