現代物理学の基本とされる「不確定性原理」が成り立たない場合があるとした新理論「小澤の不等式」について、東北大と名古屋大の研究グループが新たな測定法による実験で検証に成功した。盗聴を防ぐ量子暗号通信や宇宙観測などへの応用が期待される。小澤の不等式を2003年に提唱した名古屋大の小澤正直教授と東北大の枝松圭一教授らによる研究成果で、米物理学会誌「フィジカル・レビュー・レ
現代物理学の基本とされる「不確定性原理」が成り立たない場合があるとした新理論「小澤の不等式」について、東北大と名古屋大の研究グループが新たな測定法による実験で検証に成功した。盗聴を防ぐ量子暗号通信や宇宙観測などへの応用が期待される。小澤の不等式を2003年に提唱した名古屋大の小澤正直教授と東北大の枝松圭一教授らによる研究成果で、米物理学会誌「フィジカル・レビュー・レ
NECと名古屋大学(名大)は8月17日、国際標準の認証暗号化方式「GCM(Galois/Counter Mode:ガロア/カウンタ・モード)」 の安全性保証に欠陥があることを突き止めたほか、突き止めた欠陥を取り除き、GCMの安全性保証を修復することに成功したと発表した。同成果は名大大学院工学研究科計算理工学専攻の岩田哲准教授、同専攻の大橋佳祐大学院生、NEC峯松一彦 主任研究員らの研究グループによるもので、詳細は米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校2012年8月19日から23日に開催される国際会議「CRYPTO 2012」にて発表される予定。 GCMは、2004年に設計されたデータの暗号化と認証を同時に行うための認証暗号化方式と呼ばれる暗号技術。高い計算効率と安全性が数学的な証明によって保証されていると考えられてきたことから、NIST(米国商務省標準技術局)やIEEE、ISO/IEC な
平成 23 年 9 月 23 日 名古屋大学発 プレスリリース 高エネルギーのミュー型ニュートリノの速さを世界最高精度で精密に測定 この度、名古屋大学大学院理学研究科・素粒子宇宙物理学専攻・F研究室が参加する日欧 国際共同研究(通称 OPERA 実験)グループは、高エネルギーのミュー型ニュートリノの速さを、 これまでに無い高精度で精密測定し、スイスジュネーブ郊外の CERN 研究所より発射された高 エネルギーのミュー型ニュートリノが、730km はなれたイタリア中部のグランサッソー地下研究所 の OPERA 検出器に、光の速さで予想されるよりも 60 ナノ秒(1 億分の 6 秒)早く到達していると いう測定結果を得ました。これは CERN で作られた高エネルギーのミュー型ニュートリノの速さ が、光速より約 0.0025%だけ速い事を示すものです。 本研究成果は、平成 23 年 9 月 23
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く