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scienceとパルサーに関するItisangoのブックマーク (2)

  • 東大、常識を覆す従来の50~100倍のガンマ線パルスをかにパルサーから観測

    東京大学は4月3日、カナリア諸島にある国際ガンマ線望遠鏡の「MAGIC(Major Atmospheric Gamma Imaging Cherenkov)」を用いて、「かにパルサー」の回転に伴う超高エネルギーガンマ線パルスの放射を観測し(画像1)、パルサーからの放射としては従来の理論予測の50~100倍を超える超高エネルギーのガンマ線放射であることを発見したと発表した(画像2)。 成果は、東大宇宙線研究所の手嶋政廣教授、同齋藤浩二特任研究員、徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部の折戸玲子助教、東海大学理学部物理学科の櫛田淳子講師、マックスプランク物理学研究所の齋藤隆之研究員、同高見一研究員らの共同研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、3月30日付けで「Astronomy & Astrophysics」に掲載された。 かにパルサーは1秒間に30回の速さで回転する、強

    東大、常識を覆す従来の50~100倍のガンマ線パルスをかにパルサーから観測
  • JAXA、検出不可能とされてきた「パルサー風」の直接的な証拠を確認

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月23日、「かにパルサー」周辺で観測された、周期的に変化する超高エネルギーガンマ線放射を解析した結果、これまで検出不可能と考えられていた「パルサー風」(電子・陽電子の流れ)に由来する放射であることを突き止めたと発表した。成果はJAXA宇宙科学研究所インターナショナルトップヤングフェローのドミトリー・カングリヤン研究員らによるもので、論文は英科学雑誌「Nature」に2月23日に掲載。 パルサーとは数秒以下の周期で規則的に電波を発する天体で、その正体は太陽質量の8~10倍(それ以上でも中性子星になる場合もあるが、ブラックホールになる可能性もあり、30倍までいくとほぼブラックホールとなる)の大型恒星が超新星爆発を起こした結果、中心に残される天体が超高密度天体の中性子星だ。 「かに星雲」は1054年に観察された歴史的な超新星爆発の残骸であり、その中にあるのが「

    JAXA、検出不可能とされてきた「パルサー風」の直接的な証拠を確認
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