好きなサッカーチームのユニホームを着てボールを蹴るキューバの子どもたち(2018年10月19日撮影)。(c)Yamil LAGE / AFP 【12月26日 AFP】最初はテレビを通じて家のリビングにとどろいていた「ゴーーーール」という歓声は、やがてストリートでも聞こえるようになり、徐々に「ストライク!」のコールに取って代わりつつある――。最近キューバではサッカーが子どもたちの心をつかんでおり、国内最大の人気スポーツとして野球を脅かそうとしている。 40年にわたり野球の若手有望株を指導しているハンベルト・ニコラス・レイエス(Humberto Nicolas Reyes)さんは、「サッカーは以前、底辺の存在だったのに、今では国技としてトップの地位まで上りつつある」と諦めた様子で話した。 レイエスさんは、米大リーグ(MLB)のスター選手であるヨンダー・アロンソ(Yonder Alonso)や、