日本とロシアが、ロシア極東マガダン沖合のオホーツク海で、海底油田の共同開発に乗り出すことが分かった。 日露関係筋が28日、明らかにした。採掘予定地の原油埋蔵量は、日本の年間原油輸入量(約12億バレル)の3年分と推定されており、日本側は権益の3分の1を取得する。 国際石油開発帝石(INPEX)と世界最大のロシア国営石油会社ロスネフチが29日、共同開発に向けた合意書に署名する。日本にとっては、エネルギー供給元の多様化を図る狙いがあり、中東などに比べ短期間で輸送できる利点もある。 開発の対象となるのは、ロシア極東のマガダン州の沖合50~150キロに広がる「マガダン2」「マガダン3」の両鉱区で、水深200メートル以内の大陸棚に位置する。原油埋蔵量は、マガダン2が約24・5億バレル、マガダン3が約9・5億バレルの計約34億バレルの大型油田とみられている。
日本近海のメタンハイドレートは無尽蔵、永遠に増え続けることが判明 日本は5年後に資源輸出大国へ 1 名前: ジャガー(兵庫県):2013/03/16(土) 16:50:17.08 ID:pqaYOdim0 メタンハイドレートで資源大国への道 経産省は日本近海には、国内で年間消費する天然ガスの100年分が埋蔵していると試算。これだけでも驚くべき数字だが、“過小評価”と見ているのは、長らくメタンハイドレートの調査・研究に取り組んできた独立総合研究所の青山繁晴代表だ。 経産省の試算は、主に太平洋のメタンハイドレートの埋蔵量で日本海側は含まれていない。 「日本海側のメタンハイドレートは表層型といい、海底に塊となって露出している。太平洋側は取ったら終わり だが、表層型は海底からメタンハイドレートの柱が立っていて、粒々が毎日、作り出され、溶け出している。 いわば地球の活動が続く限り、生成され、100年
This copy is for your personal, non-commercial use only. Distribution and use of this material are governed by our Subscriber Agreement and by copyright law. For non-personal use or to order multiple copies, please contact Dow Jones Reprints at 1-800-843-0008 or visit www.djreprints.com. http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324829004578272933366137440.html
サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。
燃料の常識を一変させるもしれない研究が進んでいる。微小藻類だ。旺盛な繁殖力を生かして大量に培養した藻類から油分を搾り出し、石油やガソリンを代替しようというのである。 生物資源を原料とするバイオ燃料は、燃やしても大気中のCO2を増やさない再生可能エネルギーとして注目されてきた。 欧州では2012年1月から国際線の航空機に温暖化ガスの排出削減を義務付ける規制がスタート。規制強化をにらみ、航空会社などはCO2削減策として、これまでバイオ燃料を混合したジェット燃料による試験飛行を繰り返している。航空業界では品質とコストで競争力のあるバイオ燃料への期待が高まっている。 トウモロコシなどを原料にしたバイオ燃料はよく知られている。だが、作物の場合、耕作面積を急激に増やすことはできない。限られた作物の中から燃料利用が増えれば、穀物価格が高騰するなど食糧供給不安につながる。そこで、バイオ燃料研究の主流が非食
リスク対処 「やればできる」日本企業 中国の“世論”が日本に対する経済制裁措置としてレアアース(希土類)の輸出規制に乗り出すよう政府に迫っている。中国メディアは、2010年9月の中国漁船衝突事件後の輸出規制で日本の産業界が右往左往した経緯を挙げ、あおっている。(フジサンケイビジネスアイ) だが、ことレアアースに関して輸出規制に踏み出せるかどうか微妙な情勢だ。状況が2年前とは一変しているからだ。 安価な中国産レアアースに頼り切っていた日本の産業界だったが、2年前のチャイナリスクへの反省から足腰を鍛えた。対中依存度を引き下げようと日本企業は、レアアースを使わない製品やレアアースのリサイクル技術を続々と開発した。この結果、中国の対日レアアース輸出量は11年に前年比34%減となり、今年も大幅な減少傾向にある。日本企業も「やればできる」ことを証明した。しかもオーストラリアなどからの供給が本格化し、中
シェールオイルがあると分かった女川層。来年にも深さ1千〜1500メートルで試験生産を始める=秋田県由利本荘市西沢、石油資源開発提供シェールオイル開発予定地 新たな資源として注目されている「シェールオイル」が日本でも見つかり、初の試験生産が来年にも始まる。石油やガスの採掘会社「石油資源開発」が秋田県内の岩盤層に、米国と同じような良質のシェールオイルがあることを確認した。生産が軌道に乗れば、国内で順次販売する。 シェールオイルが見つかったのは、秋田県由利本荘市の「鮎川油ガス田」。石油資源開発は来年にも、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と、地下1千〜1500メートルで試験生産を始める。 関係者によると、総量で500万バレル程度の石油が採れる見込みという。また、秋田県内にはほかにも有望なシェールオイル田が複数あるとみており、石油資源開発などは5年以内をめどに周辺地域の開発も手が
政府は、新潟県沖で油田・天然ガス田の商業開発に向けて試掘に入る方針を固めた。来年4月にも掘削を開始し、埋蔵量を3年かけて調査する。 地質調査の結果では国内最大の油田・ガス田となる可能性もある。 試掘地点は、新潟県の佐渡島から南西約30キロの水深約1000メートルの海底。2003年に周辺海域で試掘した際、少量の石油やガスの産出が確認されていた。 経済産業省資源エネルギー庁は、08年に導入した3次元物理探査船を使用して地層構造を精密に分析した結果、海底から2700メートル下にある地層のうち、約135平方キロに及ぶ範囲で石油や天然ガスの埋蔵の可能性があるとのデータを得た。面積はJR山手線内の約2倍に相当し、同庁は「面積では海外の大規模油田に匹敵する」としている。
関連トピックス枝野幸男レアアース日本とカザフスタンが合意するレアアース工場 日本とカザフスタンの両政府は、レアアース(希土類)の「ジスプロシウム」を共同開発することで近く合意する。来年から日本が1年で使う分の1割強を輸入し、年々増やしていく。日本はレアアースの8割を中国に頼ってきたため、「脱中国依存」を進めるきっかけにする。 枝野幸男経済産業相が5月初めにカザフスタンを訪れ、ナザルバエフ大統領らと会談して正式に合意する予定だ。これを受け、住友商事と石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)、現地の資源開発公社カザトムプロムが共同開発の基本計画に調印する。 カザフスタンではウランの採掘が盛んで、精製した残りの土にジスプロシウムが含まれている。計画では、北部のステプノゴルスクに工場をつくり、残土を国内から集め、ジスプロシウムを取り出す。信越化学工業がジスプロシウムを分離する技術を提供
関連トピックス地震シェールガス採掘に伴う廃水井戸で地震が起こるイメージ 米中部で起きるマグニチュード(M)3以上の地震が、10年前に比べ6倍以上に急増していることが米地質調査所(USGS)の調べでわかった。もともと地震があまり起きない地域で、研究チームは、日本でも輸入に向けた動きがあるシェールガスなどの採掘活動などに伴う「人為的な地震」が関係しているとみている。 米地震学会での発表によると、米大陸中部でM3以上の地震は、1970年から00年までは平均年21回。それが01〜08年には平均29回、09年は50回、10年は87回、昨年は134回と6倍以上になっていた。昨年はコロラド州とオクラホマ州でM5を超える観測史上最大級を記録した。 研究チームは「自然原因とは考えにくい」とし、この地域で増えているシェールガスや石油の採掘との関連を指摘。採掘で出てくる大量の廃水を深井戸から高圧で地下に戻
シェールガスは、新しいエネルギー源として国際的に注目されている天然ガスの一種です。 少し前まで採掘が難しかったのですが、2000年代初め、技術の進歩によって米国で開発・事業化が成功し、採掘量が飛躍的に伸びています。埋蔵量が豊富なことや、世界のあちこちに眠っていることから、今後のエネルギー地図を塗り替える「ガス革命」を起こしているといわれています。 シェールガスは、地下100~2600メートルにある「シェール層」という硬い岩盤の地層に含まれる天然ガスです。無色でメタンが90%以上とされ、火力発電の燃料などに使えます。これまでは、深い岩盤の間から取り出すのは困難だったのですが、技術革新により、高い圧力をかけて地中で水を噴射して岩を砕き、そこから漏れるガスを取り出す方法が成功し、米国で本格的な事業化が成功しました。シェールガスの生産拡大が「米国発のガス革命」とも呼ばれるのはそのためです。 世
印刷 関連トピックスレアアース肥前石を含んだ玄武岩。灰色の部分(三角形の白い紙の先端部)が肥前石=福岡市東区の九州大 佐賀県の東松浦半島で、レアアースのイットリウムを含んだ新種の鉱物2種を発見したと、九州大大学院理学研究院の上原誠一郎助教(鉱物学)らの研究チームが31日、発表した。イットリウムは蛍光体などに使われている。東松浦半島の多くの玄武岩から他のレアアースも含む鉱物が見つかっているといい、上原助教は「地下深くにレアアースを多く含む鉱床がある可能性がある」と話している。 2種の鉱物は、国際鉱物学連合から新種として承認され、それぞれ「イットリウムラブドフェン」「肥前石」と命名された。 上原助教によると、イットリウムラブドフェンは2003年に玄海町有浦上(ありうらかみ)日ノ出松(ひのでまつ)で、肥前石は05年に唐津市肥前町満越(みつこし)で、それぞれ採取した玄武岩から見つかった。
印刷 レアアースを含む海底から採取した泥の試料(奥の皿は乾燥させた泥)レアアースを多く含む泥の分布(試料の分析での判明分) ハイテク製品に欠かせないレアアース(希土類)が太平洋の広い範囲で海底の泥の中に大量に存在すると、東京大などの研究チームが発表した。採取や精錬しやすい形で存在しているとみられ、レアアース問題の解決につながると期待される。4日の英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス(電子版)に掲載される。 東大の加藤泰浩准教授(地球資源学)らによると、レアアースが多く存在すると見られるのはハワイ付近と仏領タヒチ付近の計約1100万平方キロを中心とする広い海域。水深3500〜6千メートルの海底に積もった厚さ2〜70メートルの泥に含まれていた。主に公海だが、日本の排他的経済水域(EEZ)にも存在する可能性があるとみている。 推定埋蔵量はこれまで知られている陸地の埋蔵量約1億1千万トンの80
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く