同じ会社の同じ階層にいても、まだ発表されていない人事情報やプロジェクトの概要など、重要な社内情報の集まる人とそうでない人がいます。両者の違いの背景には社内人脈があり、そのベースになるのは相手との信頼関係です。 私たちはよく「信頼残高」という言葉を使っています。信頼には残高があり、画期的な仕事や期待を上回る行動をすると残高が増え、遅刻などつまらないことでも期待を裏切れば減少します。信頼残高が低いのに、重要な情報を教えてもらえることはありません。 頼んでいないのに情報を与えられる場合もあります。「この人に教えたほうが得だ」と相手に思わせることに成功しているからです。「得」というと具体的な見返りを想起するかもしれませんが、ここでは心理的な得も含みます。 情報提供者は、相手から感謝の気持ちを表してもらうと気分がよくなります。一方、情報をもらう側は、感謝の気持ちを表すことによって自分の信頼残高
成功するためのコツなんて都合がいいものはない。しかし失敗の法則、言い換えると「成功するためにやめるべきこと」は存在する。 人気ライフハックブログ「Marc and Angel Hack Life」に掲載された「成功するためにやめるべき10のこと(10 Things You Must Give Up to Be Successful)」が興味深いと話題になった。記事のコメント欄には、読者から「ありがとう!(Thank you!)」との言葉がいつも以上に数多く寄せられている。 誰もがわかってはいるけど、忘れがちなので紹介したい。 1. 待ち癖をやめる 時間の使い方によって自分というものが変わる。人は自分がどのように死ぬか、いつ死ぬかは選べない。どのように生きるかを決め、今すぐ行動するのみ。 2. 言い訳をやめる 米100ドル紙幣に描かれているベンジャミン・フランクリン曰く「一般に、言い訳のうま
1. 人間は「習慣の塊」であると理解する 人生がうまくいっていない頃の自分は、「自分は土壇場で力を発揮するタイプだ」と思っていた。 それが免罪符になり、何をするのでもギリギリにならないと始めない人間だった。 だから十分時間をかけて検証することもできず、バタバタと仕上げて終わらせていた。 一仕事終わると疲れ切っていて、しかも乱雑な作業で作業記録もろくに残っていない有り様だった。 だから改善もできない。同じ場所をぐるぐる回るだけだ。 多分僕が人生の泥沼から脱出する最初のきっかけは、「人間は「習慣の塊」である」ということを理解したところから始まったと思う。 ある日突然フルマラソンを走ろうとしても絶対に無理だ。 最初は1kmも走れない。息は切れ筋肉は痛み、全身汗だくになる。 でも、毎日1kmを一週間続けると、3km走ってみたくなる。 そして何度か3kmが走れるようになると、5kmにチャレンジできる
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ラクじゃない自由か、ラクな奴隷か 会社員はラクな奴隷。 大きな判断や責任は会社任せ。そのかわり、会社の言うことに従わなければいけません。 一方、年収1億円稼ぐ人は、すべて自己判断、自己責任。 そのかわり、それは自由を意味しています。 年収1億円というと、ふつうではありません。 そうした人たちの「非常識」な結果を出す「非常識」な考え方とはどういうものか。 それが書かれているのが本『一生かかっても知り得ない 年収1億円人生計画 』。 今日はその中から、年収1億円稼ぐ人が必ず持っている4つの考え方を紹介します。 人を育てるには「選択肢」を与える 年収1億円とは、そうした「自由」の象徴である。 (中略) ただ、「自由」には決定的に難しいことが、一つある。「選択」を任されるということである。あらゆるとき、右にするか左にするか、何かを決めなくてはならないとき、他人の指示を待ってはいられないということだ
決断疲れとは? この前のCOURRiER Japonを読んでいたら「決断疲れ」ということについて言及されてて興味深かったのです。 takamasa'log: COURRiER 〈決断疲れ〉 内容に関しては、上記のブログによくまとまっていました。 超簡単に言うと「人は決断をするたびに精神的な負荷があり、決断が多いと疲れてしまい、エネルギーがなくなる」ということです。なんとなく、脳に負担がかかっているのは感じる人も多いと思います。 決断と貧困 で、ここで問題になっていたのが貧困と決断疲れの問題です。 たとえば、豆腐80円のものと、豆腐70円のものを比べた時に、生活に余裕がある人は悩みません。なんとなく選んで終わりです。ただし、貧困の人は10円の差が大きいため、そこで吟味をし、どちらを買うか「決断」します。 そのため、決断の回数が多くなりエネルギーを使ってしまうということです。 よく、富裕層の人
自己啓発本とか読んで、研鑽を進めているのはいい。上を目指すのはいいことだ。 でもなあ、お前がお前の目線で重要かどうか判断するのは駄目なんだよ。todoあるだろ。お前は考えながら手がけるんじゃなくて、上から順番に全部こなすことを求めているんだ。漏れずに全部、やるんだよ。 タスクっていうのは、下に落ちたときにはきちんと優先順位を考えて振り分けられてる。というか、お前が重要じゃないと思って後回しにしたtodo、そこに書いてあるのは金額が少ないとはいえお客様だぞ。後回しにしたら、そのお客様はうちからのサービスが来ないんだぞ。 「会社に貢献できるように、売り上げが大きいものから着手しました」とか言うな。お前の仕事はクオリティや納期を落とさずに、受注したお客様へきちんとサービスなりコードなりを制作して差し上げることだ… 売り上げが小さくても受注している理由っていうのは、私なり幹部なりが判断してるんだよ
人間は感情の動物である。 先日も「今すぐ幸せになる方法は、これしかない!!」というエントリーを書いたばかりだが、なかなかこの通りにはいかない。 ストレスも多いし時間は足りない。想うように物事は進んでいかない。 いつも穏やかでニコニコしていたいと思っても、時として心が乱れ、不本意な時間を過ごしてしまうことがある。 僕もそうだ。いまでは独立して一人で気楽に生きているから外的ストレスは極めて少ないが、その分プレッシャーはキツい。 組織に属していないから相談する上司もいないし愚痴を共有できる同僚もいない。 すべて一人きりで決断し進めていくしかない。 心が乱れたときに、乱れっぱなしにしておくのは得策ではない。 ブロガー立花岳志が心を整えるために実践している12の習慣を紹介したい。 どれもかなり効果がある。 突飛なことは何もないので、「何を当たり前のことを」と思う方も多いかと思うが、まずは書いてみる。
自分のアタマで考えよう、ちきりん この本は人気ブロガーちきりんの読みやすい「ロジカル・シンキング入門書」である。マッキンゼーやBCGなど、有名ファームのコンサルタントたちが同様の趣旨の書籍をすでに多数出版しているが、その中でも、ちきりん女史の本はわかりやすく書かれており、その点だけを取っても本書は安心して推薦できる。しかし、今日僕が書くことは、自分のアタマで考えることの『危険』について、である。現代社会、いや太古の昔から、自分のアタマで考えるということは、群れのヒエラルキーの中で生活する人にとって極めて大きなリスクを内包しているのである。 近年の進化生物学、考古学の研究によると、太古の人類は血縁を中心にしたグループで生活しており、食料がなくなれば、あるいは食料があった時も、他のグループを襲い、若い女以外は皆殺しにして、残された若い女をレイプしていたようである。遺跡などで発見される人骨をくわ
2012年02月03日16:58 by tkfire85 1週間に4時間しか働かず月に500万円稼ぐ人の仕事術。 カテゴリ管理人 雑談 tkfire85 「週4時間」だけ働く。posted with amazlet at 12.02.03ティモシー・フェリス 青志社 売り上げランキング: 1371 Amazon.co.jp で詳細を見る あなたは週に何時間働いていますか? 1日8時間労働で週5日だと40時間という事になりますね。大体平均して25万円〜30万円の収入を得ている方が平均的だと思います。もし、週に4時間しか働かず月に460万円(2007年当時のレート)稼ぐ方法があったらどうでしょう?著者であるティモシー・フェリス氏はそんな新しいライフスタイルを自らの経験を元に語っています。 ●ティモシー・フェリスとは? プリンストン大学で非常勤講師をし、サプリメント会社である「BrainQUIC
物事が思うようにいかない時や問題ばかりでにっちもさっちも行かない時は、周りに目を向けて問題の原因だと感じているものを何とかしようとしがちです。直面している問題は、一筋縄ではいかないように感じるでしょう。しかし、自分の態度を変えるだけで問題は解決できます。アメリカの牧師であり教育者でもあるCharles R. Swindoll氏は、以下のように言っています。 どういう態度で生きるかが、人生にいかに大きな影響を与えるか、長く生きれば生きるほど、より思い知らされることになります。私にとって態度というものは、事実よりも大事なものです。それは過去よりも、教育よりも、お金よりも、環境よりも、失敗よりも、成功よりも、他人の考えや発言や行動よりも、外見よりも、才能よりも、腕前よりも大事です。会社や教会や家庭を作りもすれば、壊しもするものです。 私たちは、どういう気持ちで一日を過ごすのかという態度によって、
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