坂本慎太郎が、ソロ3rdアルバム『できれば愛を』を7月27日にリリースする。前作のソロ2ndアルバム『ナマで踊ろう』は、「人類滅亡後に流れている常磐ハワイアンセンターのハコバンの音楽」というテーマを担っていたが、今作は「夏休みの最初の日の朝っぽいアルバム」を目指し、自分の“声”と向き合った、ポップでシニカルなダンスレコードに仕上がっている。今回のインタビューは、前回【坂本慎太郎はなぜ“人類滅亡後の音楽”を構想したか「全体主義的なものに対する抵抗がある」】に引き続き、聞き手に音楽評論家の小野島大氏を迎え、前作以降に起こった変化や今作の制作プロセス、さらには坂本自身のポップス・ロック論まで語ってもらった。(編集部) 「鋭い音を一切排除して、中域の密度を重視した」 ーー今回も大変面白いアルバムでした。 坂本慎太郎(以下、坂本):あ、ほんとですか。ああ……(反応が薄い)。 ーーははは……前作から2
商品詳細情報 ゆっくりじっくり、ていねいに音楽を聴いてみませんか? 世界でいちばんかんたんな「レコード」の本。 ・なにから用意すればいいの? ・お金はかけられない! ・レコードショップって敷居が高くて…etc などの不安を解消! 「momo」(vol.16)音楽特集にて、BIBLIOPHILIC & bookunion 新宿・須藤謙一さんがご紹介くださいました! 江戸川区立篠崎図書館の「篠崎図書館報 ぷらっつ☆篠崎」にて紹介されました! 繊研新聞(2016.1.27)にて掲載されました! 「宮崎県えびの市民図書館広報誌」にて紹介されました! エキサイト コネタにて紹介されました! FBS「めんたいワイド」にて紹介されました! 長野県千曲市の「市報千曲」にて紹介されました! エキサイトニュース、エキレビ!にてレビューが掲載されました!評者は須藤輝さんです。 「リンネル」6月号にて紹介されまし
中納良恵(EGO-WRAPPIN')の2ndソロアルバム「窓景」(まどけい)が完成した。 本作は2007年発表の「ソレイユ」以来約7年ぶりとなる中納のソロアルバム。永積崇(ハナレグミ)や坂本慎太郎という個性派が参加していることでも大きな話題を集めている(参照:EGO-WRAPPIN'中納良恵「窓景」にハナレグミ、坂本慎太郎が参加)。 今回ナタリーでは本作の魅力を紐解くべく、中納へのソロインタビューと、中納と坂本の対談を実施した。 取材・文 / 加藤一陽 撮影 / 小原啓樹 はい。 ──ソロアルバムは7年ぶりです。 自分としてはEGO-WRAPPIN'でもずっと動いてるから、“言うなればひさしぶり”っていう感じですけど。 ──「窓景」を作ろうと思ったのはいつ頃だったんですか? 2014年入ってからか、2013年の暮れか、その辺りです。2014年の前半にエゴのシングル(「BRIGHT TIME
坂本慎太郎の衝撃のコンセプチャル・アルバム『ナマで踊ろう』リリースから約半年。アルバム楽曲からの新録、そして往年の名曲カヴァーをカップリングした、7インチ・ヴァイナル&配信限定のシングルが登場です! 今回はなんと、『ナマで踊ろう』から陽気なバンジョーとともにとんでもなく”怖い”社会を描いた、あの「あなたもロボットになろう」のセルフ(?)カヴァー的作品、なんですが、なんと歌っているのはこどもたち! 神奈川県は三浦市を拠点に活動するかもめ児童合唱団のこどもたちが歌っております。歌声はかわいいのに、歌詞とともになんだかうっすら怖い! そしてもう1曲は、野口五郎の1978年、レコード大賞金賞受賞の「グッド・ラック」の坂本慎太郎によるカヴァー! 同日にリリースされる限定7インチと配信のみのリリースで、CDでのリリースはありません! ということで7インチを買う予定のない方や買い逃した方、さらには7イン
【特別対談】Buffalo Daughter×坂本慎太郎。制限ばかりのこの世の中に想うこと Interview | 2014.07.24 Thu コニャクション(Konjac-tion)。バッファロー・ドーターの新しいアルバムはそう名付けられた。文字通り、菎蒻(こんにゃく)とコネクション(繋がり)をかけあわせたものであり、可愛らしいというか、掴みどころがないというか、なんともユニークな響きを持つ造語である。実際に本作にはカヒミ・カリィ、坂本慎太郎、Fuzati、Pismoといったアーティストが参加している他、しんなりちゃん、チボ・マット、シャーロット・ケンプ・ミュール、砂原良徳、永井聖一といった面々たちが新作の楽曲をまるっとリミックスしたリミック盤もが収録されており、(本人たちの談によればそれはあくまで結果論であったそうだが)長きにわたり最前線で活動を続けてきた彼らだからこそできる、若手、
8枚目のアルバム『むかしぼくはみじめだった』を発表するハンバートハンバートの佐藤良成と、2枚目のソロアルバム『ナマで踊ろう』を発表する坂本慎太郎。タイプこそ違えども、共に日本の音楽シーンの中で強烈なミュージシャンシップを発揮している二人であることは、多くの方がご存知だろう。ハンバートハンバートとゆらゆら帝国は、2000年代初頭に同じレーベルに所属していたことがあったものの、これまで特別密接な関係性にあったわけではないという。しかし、坂本の新作を聴いた佐藤からの強い要望もあって、今回の対談が実現することとなった。 共に近年ベースに魅せられたという話題からスタートした二人の対話は、結果的に「音楽の良し悪しは何で決まるのか?」という、興味深いテーマへと向かった。端的に言えば、「技術なのか? それとも感性なのか?」という話で、基本的には同じ方向を向いていながらも、微妙に考え方の異なる二人のやり取り
坂本慎太郎の2ndソロ・アルバム『ナマで踊ろう』を初めて通して聴いたとき、この架空の未来の寓話に描かれた日本の姿のおそろしさに、言葉をしばらく失った。 なぜなら、そこに描かれた世界をどうしても“架空”とも“未来”とも思えなかったからだ。スチールギターやヴィブラフォンはあちらこちらを浮遊し、チップマンクスのようなムシ声やヴォコーダーがゆらぎながらメッセージを伝え、バンドは淡々とやるせないラウンジ・サウンドを奏でる。かつて人間がにぎやかに生きていたはずの、このぼんやりとした場所で、坂本慎太郎が歌っているのは、この世の地獄のように見える“あの世”なのだろうか、それとも……。聴く者の予想をはるかに超えた世界を描き出した、坂本慎太郎の“幻のその先”を本人の言葉で聞くべくロング・インタビューに臨んだ。 ――『ナマで踊ろう』は待望の新作なんですが、こちらの想像のはるか上を行く問題作で、すごく驚きました。
2010年3月に惜しまれつつ解散したゆらゆら帝国のフロントマンであり、2011年よりソロ活動を展開している坂本慎太郎。5月28日にリリースするソロ2ndアルバム『ナマで踊ろう』は、「人類滅亡後に流れている常磐ハワイアンセンターのハコバンの音楽」というテーマで制作されたという。ベースを軸とした浮遊感のある楽曲に、アイロニカルで寓話的な歌詞が乗り、終末的でありながらも、どこか明るい雰囲気を生み出している。今回のインタビューでは聞き手に音楽評論家の小野島大氏を迎え、本作の制作プロセスから楽曲に込めたイメージ、さらにはライブを行わずに独自のペースで活動を続ける理由について、じっくりと語ってもらった。(編集部) 「曲がほとんどベースで決まるんだなっていうのが改めてわかった」 ーー2年半ぶりの新作です。構想2年ということなんですが、どういう形で今作の制作は始まったんでしょうか。 坂本:1曲ずつ作ってい
「青葉市子 コーネリアス」名義で発表される「外は戦場だよ」は、作詞を坂本慎太郎が、作曲および編曲を小山田が担当。坂本と小山田は「攻殻機動隊ARISE」第1話「border:1 Ghost Pain」のエンディングテーマ「じぶんがいない」でもタッグを組んでおり、同曲はsalyu×salyuが歌唱を務めた。 また今回の発表と同時に、Corneliusが手がけた「攻殻機動隊ARISE」のサウンドトラックアルバムが、11月27日にリリースされることも決定。アルバムにはシリーズのオープニングテーマ「GHOST IN THE SHELL ARISE」や、「じぶんがいない」「外は戦場だよ」など全19曲が収められる。
「攻殻機動隊」シリーズの新作プロジェクトとなる『攻殻機動隊ARISE』。6月22日に全国公開される『攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain』のエンディング・テーマであるsalyu×salyu『じぶんがいない』のPVが公開された。 salyu×salyu『じぶんがいない』は坂本慎太郎が作詞をコーネリアスが作曲と編曲を務めており、MV制作はコーネリアスと辻川幸一郎。 『じぶんがいない』というタイトルから、既に坂本慎太郎らしさを感じる楽曲。MVも「デザインあ」を連想させるコーネリアスの世界が展開されるユニークなものになっている。(岡本貴之) MVはこちらから視聴可能→ http://cornelius-kokakua-sound.com/videos/
中原昌也が音楽を手がけ、坂本慎太郎が主題歌を提供している映画「アノソラノアオ」が3月31日(土)より渋谷ユーロスペースにて公開される。 この映画は、2004年7月13日に新潟県で起こった〈7・13水害〉と呼ばれる豪雨災害をテーマとして、天災によって親しい人を失った人々を描いたもの。新潟県在住の映画監督であるナシモトタオが、新潟出身のキャストを起用して地元でロケを行い、土地の風景やぬくもりをありのままにスクリーンに投影させた作品だ。音楽は中原昌也が担当。さらに坂本慎太郎がソロ作『幻とのつきあい方』の収録曲である「思い出が消えてゆく」を主題歌として提供しており、エンディングでフィーチャーされているとのこと。 ・映画「アノソラノアオ」オフィシャルサイト http://anosoranoao.com/
8月に配信リリースされたsalyu×salyuの楽曲「話したいあなたと」ビデオクリップのショートバージョンがトイズファクトリーの公式YouTubeチャンネルで公開された。 この曲はiidaブランド初のスマートフォン「INFOBAR A01」のイメージソングとして書き下ろされたナンバーで、作詞を坂本慎太郎(ex. ゆらゆら帝国)、作曲を小山田圭吾(Cornelius)が担当。今回のPVはsalyu×salyuの「Sailing Days」や「ただのともだち」も手がけた辻川幸一郎が監督を務めており、リズミカルに動く映像とサウンドがマッチした辻川らしい映像に仕上がっている。 なおsalyu×salyuは10月25日にZepp Tokyo、10月26日に大阪・なんばHatchで対バンライブ「salyu×salyu -話したいあなたと-」を実施し、11月1日に神奈川・よこすか芸術劇場でワンマンライブ
Salyuが3月23日に“salyu × salyu”(サリュ バイ サリュ)という名義で、CORNELIUSこと小山田圭吾のプロデュースによるアルバム『s(o)un(d)beams』を3月23日にリリースすることが決定しました! これまでも、映画『リリィシュシュのすべて』に登場するアーティスト“Lily Chou-Chou”としてデビューし、その後も、Bank band with Salyuや、Bradberry Orchestraなど、さまざまなプロジェクトの中でその歌声を聴かせてきた彼女。今回のsalyu × salyuは、Salyu自身がシンガーとして“声”をどう楽器として音楽にしていくか、ということをテーマにしたプロジェクト。 その第1弾となるアルバムがCORNELIUSこと小山田圭吾プロデュースによる『s(o)un(d)beams』。アーティスト、クリエイターとして尊敬している
Salyuが「salyu×salyu(サリュ バイ サリュ)」名義の新プロジェクトを始動。3月23日にCORNELIUSプロデュースのニューアルバム『s(o)un(d)beams』をリリースする。 salyu×salyuは、彼女が自らの声を楽器として音楽を奏でることをテーマにしたプロジェクト。今回発表された『s(o)un(d)beams』は、同プロジェクトの第1弾作品となる。なお、CORNELIUSとのコラボレーションはSalyu自身が依頼して実現したもの。実際に楽曲制作を重ねた後に意気投合し、アルバム作成に至ったという。 収録曲は明らかにされていないが、全11曲が収められる予定。作詞には坂本慎太郎(ex.ゆらゆら帝国)、いとうせいこう、七尾旅人が参加している点も見逃せないだろう。 本日1月19日には特設サイトのオープンも予定されており、Salyuのコメントや楽曲試聴、インタビューや映像コ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く