一般人が個人でおこなえる最大級の魚捕りといえば、やはり投網ではないだろうか。 釣りもいいけど、投網も一度はやってみたい。しかし投げ方がまったくわからない。なんで投げた網が開くんだろう。 あれってやっぱり一子相伝なのだろうかと思っていたら、九十九里投網会という投網好きの集まりに友人が加入したそうなので、その練習会に参加させていただくことにした。 (玉置 豊) 九十九里投網会とは 今回お世話になるのは、千葉県の外房側、九十九里あたりをフィールドにしている「九十九里投網会」。何十年もの歴史と伝統を誇る限られた参加者だけの、というタイプの会ではなくて、会長の高川さんが「投網が好きだから」という理由で、同じ趣味を持つ仲間を集めてつくった初心者歓迎の会である。 メンバーはプロの漁師ではないので、野球でいったら草野球チームみたいなものだろうか。草投網。