イーブックデザイナーの仕事 HTML5ブックデザインの可能性 WCAN 2012 Spring 2012年3月10日(土) 名古屋国際会議場 会議室 141+142 SESSION-1 (80分) 14:50〜16:10Read less
本を買ったとき、その本が死ぬことについて考える人はあまりいない。盗まれたり火事にあったり、あるいは誰かにあげたり売ったりしなければ、本はいつまでもあなたの下で生き続ける。日本の本は総じて品質が高いので、多少折れ曲がり、汚れ、黄ばんでも、読むことに支障はないだろう。それは本が絶版になろうと、出版社が倒産しようと変わらない。 電子書籍は違う。電子書籍は突然死ぬ。つまり、読者の意図せぬ形で読めなくなる。実際、これまでにいくつもの電子書籍サービスが終了となり、私たちの電子書籍が読めなくなった。これは控え目に言っても、電子書籍の弱点である。読者は電子書籍の死にどう備えるべきだろうか。そして電子書籍ビジネスは死とどう向き合うべきか。 さまざまな死のかたち ・ストアの死 お気に入りの書店が閉店になったら、他の書店を探さなければいけない(ジュンク堂新宿店……)。一方、電子書籍ストアが閉店した場合は、他のス
Tweet さて、昨日は、自分たちの課題を自分たちで見つけて解決していくサステナブルな場づくりを支援する「参加のデザイン」を標榜する「Think Social -Experience Design Agent-」をスタートさせていただきましたが、皆さん、Facebookページに「いいね!」していただけましたでしょうか? まだの方、ぜひ以下より「いいね!」していただいたあと、先を読み進めてください(笑)。 そんな「参加のデザイン」ともすこし離れたところでつながっている話だと思いますが、今回は、変わる読書体験と「参加のデザイン」の関係について書いてみようと思います。 ソーシャルな読書体験への回帰? まずはWIRED.jpに「読むが変わる」と題されたインタヴュー(「本」は物体のことではない。それは持続して展開される論点やナラティヴだ - 読むが変わる)のなかの『WIRED』創刊時の編集長ケヴィン
札幌市中央図書館は、同館が行っている電子図書館実証実験の一環として、札幌の出版社から実証実験に提供された図書について利用者に電子媒体と紙媒体での読み比べを行ってもらうため、出版社・書店・図書館の三者が連携した電子図書館体験フェアを実施しているようです。2月20日まで開催されているこのフェアでは、同館の電子図書館体験コーナーを体験後に渡される利用証明カードをもって、フェアに参加している書店でフェア協力出版社の本を含め2,000円以上購入すると、MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店内2階カフェで利用できるコーヒー1杯無料券がプレゼントされるというもののようです。 さっぽろ電子図書館体験フェアを行っています(平成24年1月23日~2月20日) (札幌市の図書館 2012/1/31付けの記事) http://www.city.sapporo.jp/toshokan/elib/fair1.html
某出版社からの情報によると、アマゾンの日本での電子書籍の販売は4月からになるとのことである。 そのころになると、「電子書籍を読むにはどのデバイスが良いか」という話が盛り上がると思うので、先んじて私の意見をまとめて書いておく。 まず、「スマフォで十分じゃん」という意見に関しては一理あると思う。確かに、常に携帯しているし、電車の中でも人の邪魔をせずに読める。 しかし、スマフォで本を読むとなかなか読書に「没頭」できない。しょちゅうページ送りをしなければならないし、ついメールとかをチェックしたくなってしまう。時間つぶしのためにマンガを読むぐらいならば良いが、本来の「読書を楽しむ」感覚には少し遠いというのが正直な感想だ。 次に、iPad。アプリを走らせたり、カラー写真の多い雑誌を読んだり、iBooks Author で可能になったマルチメディア・テキストブックを楽しむのには最高だが、文章がメインの書
楽天が、割安な電子書籍端末を今春にも販売する方針を打ち出し、国内市場が一気に拡大する可能性が高まっている。 楽天は安い端末を普及させた上で、ソフトである電子書籍を大量に買ってもらう戦略だ。日本の電子書籍市場は、米アマゾンも重視しており、日米企業の主導権争いも激しくなっている。 楽天は12日、世界100か国で電子書籍事業を手がけるカナダのコボ社の買収を完了したと発表した。買収の狙いは、コボ社の電子書籍端末を日本市場に投入することにあった。端末は日本語の縦書き表示機能を搭載し、今春にも1万円未満で販売する。先行しているソニーやパナソニックなどよりも安価な端末を投入して国内の電子書籍市場を一気に拡大させ、書籍の販売で利益を得るビジネスモデルを目指している。
紙版が100万部を突破、12のストアでほぼ同時発売された電子書籍版も空前の売り上げを記録した『スティーブ・ジョブズⅠ・Ⅱ』(講談社)。同書は内容のすばらしさもさることながら、「紙でも、電子でも」買える環境を新刊刊行と同時に広範に提供した初の書籍としても、後世に語り継がれるものになりそうだ。 だがそのことは同時に、従来の電子書籍の世界からは見えなかった課題も、あぶりだすことになった。紙と電子の書籍を横断検索できる「ブック・アサヒ・コム」の運営に携わる経験から、また発売日に複数の電子書籍ストアで同書を購入した個人的体験から、現段階でわかっていることを報告したい。 中心的なテーマは電子書籍の「探しにくさ」である。 電子書籍版『スティーブ・ジョブズ』の例から考える 発売前後の経緯を簡単に振り返ってみよう。各種報道によると、講談社は同書を当初2011年11月に発売する予定だったが、10月5日のジョブ
ブログ パスワード認証 閲覧するには管理人が設定した パスワードの入力が必要です。 管理人からのメッセージ https://mac-tegaki.comへ移転中 閲覧パスワード Copyright © since 1999 FC2 inc. All Rights Reserved.
縦組みが仕様に組み込まれたEPUB3が策定されたこともあり、国内でのEPUB採用の動きは、本格的になってきました。しかしながら、策定されたEPUB3の仕様が本格的に実装されるのはこれからです。 現在、電子書籍ビジネスを行っている海外企業の日本進出に関する動きがニュースで取り上げられたり、国内電子書店のEPUB3対応が発表されたりしています。ソフトウェア開発企業もEPUB3対応の準備を着々と進めています。今後、出版社はEPUBでコンテンツを作ることが必然になるのではと考えられます。 本書はまさに、この新しいEPUBのビジネスが始まる必要性に合わせて出版された調査報告書です。本書では、EPUB関連のビジネスで必要となる、電子書籍の制作、変換、表示、販売を行うための製品やソリューション、これらの作業を代行するサービスについて、可能な限り網羅的に情報を整理しています。とくに、EPUBの要であるビュ
『ず・ぼん』17号を制作してます。もうすぐ入稿。 でもって、編集後記を書きました。 まだ下書き何だけど、よろしければお読みください。 ────────────────────────────── ●すべての出版物のデジタル化を目指して、出版デジタル機構(仮称)とう会社をつくる計画をはじめた。講談社・小学館・集英社といった出版業界トップ企業から、我がポット出版のような零細までが手を組んで、出版物をデジタル化して電子書籍書店にたくさんの電子書籍を提供しようという試み。ちなみに最大手出版社の書籍の年間発行点数は千数百、ポット出版はまあ20点アタリをうろちょろしてる。点数で1~2%、売上げ金額では多分千倍程度の違いがある出版社群をフォローしようとしているのだ。 去年「電子書籍元年」などと騒がれたものの、いまだに商売としてなりたつほどの市場になっていない。しかし、電子メールがあたりまえのものになって
楽天がkobo買収というニュースにはさすがに驚いた。驚いた後で、「なるほど、こりゃすごい良い買い物をしましたな」と感心するとともに、まだ電子書籍のガジェットがどうのこうのという日本での取り上げられ方に脱力。なんとか気を取り直してこのコラム書いてます。 日本ではアマゾンが和書を売るオンライン書店としてだけでなく、日用品ならなんでも扱う外資系のオンラインリテーラーとして頑張っているから知名度も高いせいか、まだキンドルのサービスが始まってもいないうちから、黒船が、と話題になることも多いのはわかる。 しかし、本国アメリカではアマゾンがEブックもEコマースもすべてを牛耳っているわけではないので、機会あるごとにバーンズ&ノーブルのNOOK(ヌック)やソニーのReader、グーグルのeBookstoreやkoboもそれぞれの強みを活かしながらそれなりのプレーヤーになっていることを伝えてきたつもりなのだが
日本をはじめ世界でEC事業を展開する楽天グループと、100カ国以上にわたるユーザーに電子書籍コンテンツを配信するとともに、電子書籍サービスを提供するカナダのkobo社が融合することにより、一層のグローバル化を目指してまいります。 楽天は、世界有数の電子書籍企業kobo社を傘下に収めることで、ECサイトの運営などを通じて培ったノウハウを生かし、電子書籍事業を加速していきます。今後は、より付加価値の高いサービスをユーザーに提供し、お客様満足度の向上に努めてまいります。また電子書籍マーケットにおいて、マルチデバイス、マルチストアの構築に向けたさまざまな取り組みを進めてまいります。 kobo社は、カナダ、米国、英国、フランス、ドイツ、豪州及びニュージーランドをはじめ、100カ国を超えるユーザーに、電子書籍デバイスと世界最大規模を誇る電子書籍コンテンツを提供する体制を整えています。 >>koboウェ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く