『クレバーなクレーマー』第2回を観ました。感想としては、かなりダメな番組だったと思います。なので、この番組と、この番組の内容に賛同している一部の視聴者に対して、何が良くなかったのか、いくつか問題点を挙げていきます。 永野&くるま クレバーなクレーマー テレビマンから視聴者へのクレーム | TVer なお、既にSNSで一部の方が指摘している、「キャプチャ共有も含めて番組サイドに立って応援を求めてきたこと」、「著名なプロデューサーも含めたテレビ関係者がこれまでキャプチャを容認・歓迎する発言をしてきたこと」、という意見についても、個人的には全面的に賛同していますが、 肯定側も否定側も具体的な論として証明・展開することが難しいと感じたため、この記事では触れません。 ちなみに私自身は番組のキャプチャをSNSで共有したことはありません。キャプチャ行為をしている誰かの複垢でもないことを明記しておきます。
2月29日に、文化庁で「文化審議会著作権分科会」の第7回が開催されました。著作権の専門家によってその制度について議論をする場ですが、今年度は2023年7月より「AIと著作権」について議論されてきました。3月に文化庁から政府に報告する「AIと著作権に関する考え方について(素案)」の最終案に近いものが発表され、1月下旬から2月上旬にかけて募った「パブリックコメント(パブコメ)」の結果報告もされるということもあり、注目されました。登場したのは「AIと著作権に関する考え方について(素案)令和6年2月29日時点版」、パブコメの結果を受けて、これまでの内容に微修正が施されていました。しかし、そこからわかったのは、文化庁の一貫したスタンスでした。 文化庁 文化審議会 著作権分科会 法制度小委員会(第7回) パブコメへの反応は「素案の内容周知」 発表物から議論を集めたのが発表資料に「パブコメの結果」が追加
AIを使っていると、反AIに誹謗中傷や嫌がらせを受けている個人や企業をよく目にするようになった。 やれ「無断学習」やら「泥棒」やらAI利用者について好き放題言っているけれど、 絵師さんたちって自分たちはその「無断学習」や「泥棒」してるって自覚ないんだよね。 自分たちがその「盗人側」だっての、忘れてるでしょ。 . 絵師さんも他の人が発表した作品を模写して自分もそれが再現できるように訓練したりしてるし、 . こういう話すると、手書きの無断学習はAIの無断学習と違うって言い始めるんだけど、 今の法律ではAIだろうと人間だろうと一緒の扱いなんだよね。 現在の法律では公開されてる他者の著作物を学習するのは手書きもAIも自由にやっていい。 これによって、絵師さんたち自身はものすごく恩恵を受けてきたんだよ。 反AIは「無断学習やめろ」って叫ぶけど、そもそも学習に許可なんかいらないんだよ。 それに絵師さん
原口沙輔 @sasuke_maschine 私は全てを歓迎しています。 グレー寄りな物も面白いので黙認しています。商用利用以外。 勿論歌詞の引用も私は嬉しく思っております。 しかし、今年に入って何処かで私の楽曲の著作権を無断に主張している人間がいる可能性もありまして(そういった連絡がちらほら) 改めて二次創作はok、そして基本何してもok、許諾も必要ありません。と提示させてください。 ...差し支えなければどうかもう一度アップロードいただけないでしょうか... 直接送ってくださっても良いので... その素晴らしかったであろうイラストをどうしても見てみたいのです。 こと子@単行本2/1発売 @kotoko02 【ご報告】(1/2) 先日描いた原口沙輔さん楽曲「人マニア」ファンアートにおいてイラスト内に歌詞の一部を引用していた為、著作権法に反すると判断し削除致しました。創作に携わる者として己の
by Kansir 1928年に「蒸気船ウィリー」に登場したミッキーマウスは、繰り返しの著作権保護期間延長を経て、2024年1月1日、ついにパブリックドメインとなります。登場から95年間、ミッキーとディズニー、パブリックドメインをつなぐ密接な「三角関係」について、デューク大学のパブリックドメイン研究センターでディレクターを務めるジェニファー・ジェンキンス氏が解説しています。 Mickey, Disney, and the Public Domain: a 95-year Love Triangle | Duke University School of Law https://web.law.duke.edu/cspd/mickey/ ミッキーマウスは1928年に公開された「蒸気船ウィリー」に初登場したキャラクターなので、「蒸気船ウィリー」の著作権保護期間満了に伴ってパブリックドメインにな
ウルグアイで「楽曲制作者への報酬分配を求める法案」が可決されたことを受けて、音楽配信サービスのSpotifyがウルグアイでのサービス終了を宣言しました。 Spotify Threatens to Pull Out of Uruguay If Changes to Copyright Law Proceed https://www.bloomberglinea.com/english/spotify-threatens-to-pull-out-of-uruguay-if-changes-to-copyright-law-proceed/ Spotify ‘to phase out its service in Uruguay’ from January 1, 2024 over music copyright law changes - Music Business Worldwide ht
「額装品」問題人気漫画家が「イラスト集」を出すことがあります。 たとえば、これは井上雄彦先生の画集なのですが……。 こういう本をバラバラに分解して、ページごとに額に入れて「額装品」として売っている人がいます。 この出品では、元の画集が2000円くらいなのに、2ページだけ切り取って額に入れたものが4000円で売れております。 商品の説明としては、 「雑誌、広告、写真集などの印刷物をカットして丁寧に額装した物」 「出版物の原本をベースにしており、コピーなどは一切ございません」 ということで、ヤフオクで「雑誌の切り抜き」を売っているのと同じ……みたいな理屈らしいです。 (「額装品」で誤認させる気マンマンだとは思いますけど) この件については、江口寿史先生が何度か注意喚起しておられます。 (私の過去ツイートでは、「名シーンの右半分だけの額装品」のことをツイートしたことがありました) ヤフオクやメル
J-POPなどの海賊版をダウンロードできるよう利用者を誘導する「リーチサイト」によって著作権が侵害されているとして、日本レコード協会がサイト運営者の特定など法的措置に乗り出したことがわかりました。 「リーチサイト」は3年前の著作権法改正で規制の対象になりましたが、音楽について業界団体が本格的な対策に乗り出すのは初めてです。 大手レコード会社など65社が加盟する日本レコード協会によりますと、J-POPなどの海賊版を無料でダウンロードできるようURLなどの情報を提供する「リーチサイト」が近年、多くのアクセスを集めています。 しかし、著作権侵害にあたるとしてサイト側に削除を求めても応じない状態が続いているということで、協会は弁護士や調査会社と連携して複数の「リーチサイト」に対する法的措置に乗り出しました。 こうしたサイトの多くは海外サーバーを利用していることから海外の司法手続きを利用し、先月には
2023年9月7日、国内でゲーム動画配信初の有罪判決が下されました。このニュースは海外ゲーマーの間でも瞬く間に広がりを見せ大きな話題となり、X(旧ツイッター)上ではほとんどの海外の人達のコメントは日本の法律(著作権法)はおかしいというものでした。その一方でほとんどの国内の人達のコメントは有罪は当然であるというものでした。 日本と海外とでこれほど著作権に対しての見解が異なるのは何故なのかを考えてみました。是非、皆さんの意見も聞かせて下さい。 ガイドライン違反のゲームプレイ動画などのYouTube投稿者に懲役2年(執行猶予5年)の有罪判決。ゲーム動画配信初の有罪判決に https://automaton-media.com/articles/newsjp/20230907-263293/ 『シュタインズ・ゲート 比翼恋理のだーりん』の“ネタバレ”動画などを配信した男に懲役2年・執行猶予5年およ
仙台地方裁判所は9月7日、吉田忍被告53歳に対して有罪判決を下したようだ。同被告は2023年5月頃に、ゲームのプレイ動画やアニメを編集した動画を権利者の許可なく公開していたため、著作権法違反の疑いで摘発されていた。朝日新聞デジタルの報道によると、同被告には懲役2年、執行猶予5年、罰金100万円の有罪判決が言い渡されたそうだ。 【UPDATE 2023/9/7 23:35】 執行猶予付きであることを、見出しに記載 『STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん』 5月18日付けの一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)の発表やkhb東日本放送の報道によると、吉田忍被告はYouTubeを通してゲームプレイ動画やアニメを、権利者に無断でアップロードしていた疑いで逮捕されていた。具体的には、ガイドラインにて禁止されたゲーム『STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん』のエンディングを含む1
ガジェット全般、サイエンス、宇宙、音楽、モータースポーツetc... 電気・ネットワーク技術者。実績媒体Engadget日本版, Autoblog日本版, Forbes JAPAN他 ソニー、ユニバーサルなど複数の音楽レーベルが、Internet Archiveを音楽著作権の侵害で訴えました。これはInternet Archiveが数年前から始めている、古いSP規格で発売されていたアナログレコードをデジタル化する「Great 78」プロジェクトを対象としています。 現在、アナログレコードとして知られるのはLP盤と呼ばれるもので、材質がポリ塩化ビニール、ターンテーブルの回転数は33rpm(径の小さなドーナツ盤は45回転)と定められています。一方、SP盤は酸化アルミニウムや硫酸バリウムなどの粉末をシェラックと呼ばれる天然樹脂で固めて作られており、78rpmの蓄音機で再生されるために作られたもの
コンテンツ海外流通促進機構(CODA)は、日本人向けの海賊版マンガ作品リンク集(リーチサイト)として最大のアクセスを集めていた「13DL」(13dl.to)が5月22日に閉鎖されたことを確認したと発表した。 出版社からの要請を受けたCODAが、米国裁判所に発信者情報開示を申し立て、5月12日に開示命令が発令されていたという。CODAは「あらゆる手段を使い、運営者の特定に全力を挙げる」としている。 CODAによると13DLは、海賊版漫画データを掲載したオンラインストレージへのリンクを大量に掲載。オンラインストレージへの違法アップロードも、サイト運営者自身が行っていたとみている。 作品を快適にダウンロードするための「プレミアム会員」など有料サービスを提供しており、ここから収入を得ていたと考えられる。 2017年当時、日本人向けで最大規模だった「はるか夢の址」閉鎖・摘発以降にアクセスを伸ばしたと
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
宮城県警察本部生活環境課と南三陸警察署は5月17日、YouTubeを通じて『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート) 比翼恋理のだーりん』などのガイドライン違反プレイ動画を公開していた男性1名を、著作権法違反の疑いで逮捕したとのこと。一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)が発表している。 『STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん』 CODAの発表によれば、今回逮捕された男性は、YouTubeにてゲームプレイ動画やアニメを編集した動画を権利者に無断でアップロードしていた。同男性は2022年には、ニトロプラスらが権利を有するアドベンチャーゲーム『STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん』について、ガイドラインで禁止されている内容のプレイ動画(エンディング含む)をYouTubeにアップロード。広告収入を得ていたという。 また同男性は、KADOKAWAらが権利を有するアニメ
漫画やアニメなどの海賊版サイトによる被害が深刻化していることから、文化庁は個人クリエイターや中小企業などのための相談窓口を新たに設け、対応策の助言を始めることになりました。 出版社などで作る一般社団法人「ABJ」の試算では、去年1年間、海賊版サイトによって無料で読まれた漫画の被害額は、総額で1兆円余りに上っていて、深刻な状況です。 こうした被害に対応するため、30日、文化庁が運営する海賊版対策のポータルサイトの中に、個人クリエイターや中小企業などのための相談窓口が設けられました。 専用のフォームから相談内容を送ると、専門の知識を持った弁護士が10日以内にメールで回答する仕組みです。 内容によってはオンラインでの個別の面談も可能だということで、海賊版サイトの運営者などへの削除要請など、法的な手続きについても助言するということです。 文化庁は「これまでは自分の作品が無断で流用されても相談先がわ
復刻できないあのゲームを合法的にプレイする鍵は「国会図書館」にあった。ファミコン版『北斗の拳』を蘇らせた法的な戦略や“草の根の復刻活動”に迫るセッションをレポート【CEDEC 2022】 現在開催中のオンラインゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2022」3日目にはセッション「復刻できないあのゲームを、合法的にプレイできるようにするために、今できること」が実施された。 本セッションは「残念ながら倒産してしまった会社のゲーム」といった、復刻が難しい作品を合法的にプレイできるようにするための方策を考える目的で行われる。 登壇者は骨董通り法律事務所の弁護士である橋本阿友子氏、NHK放送文化研究のメディア研究部メディア動向主任研究員である大高崇氏、松田特許事務所(事務所)の50Hit.jp(古物商)代表弁理士である松田真氏の3名。 肩書を見ると専門性の高さから腰が引けてしまうかもしれないが
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く