名古屋市千種区の東山動植物園は3日、メスのジャガー「チャゲ」(22歳)が死んだと発表した。 同園によると、昨年末現在全国11園で17頭いたジャガーのうち最高齢で、人間なら90歳ぐらいにあたるという。 老衰に肺炎が重なったのが原因とみられ、同日朝、飼育員が死んでいるのを見つけた。死亡時は体長113センチ、体重37キロだった。 同園は4日から14日まで園内に献花台を設ける。 同園によると、チャゲは1993年、高知県の「わんぱーくこうちアニマルランド」で生まれ、2年後に来園。2012年に大病を患ったが、飼育員や獣医師らの努力によって復調した。寒さ対策で昨年11月下旬から展示を中止し、暖房の利いた屋内で飼育していた。 同園のジャガーはオスの「アスカ」1頭になる。
石川県警金沢中署は17日、金沢市内の石川テレビの女性社員(54)を威力業務妨害の疑いで逮捕したと発表した。 逮捕は16日。 発表によると、女性社員は11月2日午前と12月7日午後、同市内の住宅建築工事現場で木製のくい数十本を引き抜き、工事を妨害した疑い。女がくいを抜くのを作業員が目撃し、同署に相談していた。住宅の持ち主と作業員はともに女性社員と面識がないという。調べに対し、「何も話したくありません」と供述しているといい、同署が動機などを調べている。 石川テレビによると、女性社員は社内で電話の受け付けなどを担当。同社の山本肇総務局長は「社員が逮捕されたことについて、大変遺憾に思います。業務外のことですが、捜査の状況を見守っているところです」とコメントした。
実験で、水分が残るロウソク立て(右)を使用したロウソクの芯が、火が付いたまま落下した(大阪府枚方寝屋川消防組合消防本部提供) ロウソク立てに水分が残った状態でロウソクを使用すると、ごくまれに、火が付いた芯がはじけ飛んで火災につながるケースがあることが、大阪府枚方寝屋川消防組合消防本部の実験でわかった。 同本部は市民に使い方の注意を呼びかけ、ロウソクメーカー各社も、実験結果を受けて商品に注意書きを添えるなどの対策を検討し始めた。 今年2月、枚方市内の民家で、居間の障子の一部が燃える火災が起きた。同本部の調査隊員が調べたところ、現場にはロウソク立てがあったが、障子からは24センチ離れ、倒れた形跡もないことから、ロウソクの火が直接障子に燃え移る状態には見えなかった。 住民が、「前日にロウソク立てを洗った」と話していたことから、同本部は、ロウソク立てに残った水分が影響した可能性もあると考え、実験を
JR九州の山根久資博多駅長の合図で出発する「ななつ星in九州」(15日午後0時47分、福岡市博多区のJR博多駅で)=久保敏郎撮影 日本初の豪華観光寝台列車、JR九州の「ななつ星in九州」が15日午後、発着点の博多駅(福岡市)を出発。 豪華な車内でくつろぎながら、九州各地の見所や新鮮な食材を使った食事を楽しめる。 初便は九州1周の3泊4日コースで、全国からの乗客28人を乗せ、夕方には大分県・由布院駅へ。2~3日目は宮崎、鹿児島県を巡り、最終日は熊本、大分県を経由して博多駅に戻る。 ななつ星は、欧州のオリエント急行を参考に新造された8両編成の豪華列車。このうち客車は7両で、14の客室とラウンジカー、食堂車からなり、木材をふんだんに使って温かみと重厚感を出している。製造費は約30億円で、同規模の特急列車の約2倍。
三鷹・女子高生刺殺事件について、全国紙のウェブサイトでは読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、産経新聞が被害者を実名で報道(日経のみ匿名)。被害者の実名が公開されたことにより、ネット上では被害者のプライベートな写真や動画をまとめたサイトが現れ、さらにこのサイトがTwitterや掲示板で「拡散」される現象が起こっている。 A user scrolls through a Twitter feed on the screen of an Apple Inc. iPhone 5 smartphone in this arranged photograph taken in London, U.K., on Friday, Oct. 4, 2013. Twitter Inc.'s initial public offering documents suggested a valuation of $12.
佐野君が発見した青銅鏡のかけら=神戸市教委提供「神戸市民の誇りです」と書かれた感謝状を神戸市長から受け取る佐野翔梧君(右)=神戸市役所 【宮武努】小学生が公園で拾った「宝物」は古代中国から伝わった青銅鏡のかけらだった――。神戸市教委は8日、灘区の西求女塚(にしもとめづか)古墳近くで地元の少年が5年前に見つけた金属片が、国の重要文化財である鏡の一部だったと発表した。 見つけたのは神戸市立西灘小6年の佐野翔梧(しょうご)君(12)。1年生の冬に古墳を整備した公園で友達と鬼ごっこをしていた時だった。 「鬼になってヒマだったので虫を探していたら、温泉マークみたいな模様がついた破片が落ちていた」 5センチほどの金属片で、文様が入っていた。「昔のお金かな」と思い、自宅の机の引き出しに大切にしまって時々眺めていたという。 今春、社会の授業で青銅鏡の写真を見て「あの破片に似ている」と気づいた。校
「5名様に当たります」はウソだった――。雑誌の読者プレゼントで当選者数を実際より多く表示していたとして、消費者庁は19日までに、出版社の秋田書店(東京都千代田区)に、景品表示法違反(有利誤認)に基づく措置命令を出す方針を固めた。複数の読者に当たると表示しながら、一つも発送していない景品もあったという。読者プレゼントの水増しを同法違反で処分するのは初めて。 同社は「週刊少年チャンピオン」など若者向け漫画誌のほか、コミック単行本などを出版している。消費者庁は、同社が数年にわたり、複数の雑誌でこうした不当表示を続けていた可能性があるとみている。 関係者によると、不当表示があったのは女性向けの漫画月刊誌で、プレゼントはファッション雑貨や家電製品など。当選者数が「5名」などと記載されているのに、実際にはそれより少ない数しか発送されず、当選者が1人もいない景品も複数あったという。翌々月号などで当選
横浜港のシンボル・横浜ベイブリッジ(海面からの高さ約55メートル)をくぐれない超大型船の登場に対応するため、同港を管理する横浜市は、ベイブリッジ外側にある本牧ふ頭の貨物用岸壁の活用を検討し、この岸壁を管理する港湾会社と調整に入った。 市などへの取材で8日わかった。 ベイブリッジは1989年開通。当時世界最大級の「クイーン・エリザベス2」(7万327トン)が通過できる高さに設定。潮位にも左右されるが10万トン級が限度だ。近年は乗客を増やして1人当たりの乗船価格を抑えるため大型化が進み、10万トン超も出てきた。 ベイブリッジをくぐれない客船はこれまで、市がベイブリッジ外側に保有する大黒ふ頭の貨物用岸壁に着岸。市中心部から遠いことなどから、船会社や観光客には不人気だ。8日早朝、アジア航路で最大級のクルーズ客船「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」(13万7276トン、全長310メートル)が約2300人
パソコン(PC)遠隔操作事件で、警視庁などの合同捜査本部は8日にも、IT会社員片山祐輔被告(30)=ハイジャック防止法違反罪などで起訴=を、伊勢神宮爆破予告の書き込みをしたとする威力業務妨害容疑で再逮捕する方針を固めた。逮捕は4度目。 捜査関係者によると、片山被告は昨年9月10日、遠隔操作ウイルスに感染させた津市の男性のPCから、ネット掲示板「2ちゃんねる」に「伊勢神宮爆破」などと書き込んだ疑いがある。 男性は同月14日、三重県警に誤認逮捕されたが、その後、同県警などの捜査でPCから遠隔操作ウイルスが見つかり、一連の誤認逮捕が明るみに出るきっかけとなった。 捜査関係者によると、男性のPCは、他に誤認逮捕された大阪と福岡の男性のPCと同様、米国内のサーバー経由でウイルスに感染。このサーバーから男性のPCが感染したものと同じウイルスが見つかり、片山被告の勤務先のPCで作られたことを示す情
発表によると、深沢容疑者は昨年12月5日頃、社内にあった同僚の40歳代女性の靴の中にフッ化水素酸を塗り、女性を殺害しようとした疑い。女性は左足の一部が壊死(えし)し、全治3か月の重傷。 深沢容疑者は「身に覚えがない」と容疑を否認しているという。 捜査幹部によると、深沢容疑者は勤務先でフッ化水素酸を取り扱える立場にあったという。県警は、深沢容疑者が、女性に恋愛感情を抱いていたと見ており、動機の背景として追及する。 財団法人・日本中毒情報センター(茨城県つくば市)によると、フッ化水素酸は毒劇物取締法で毒物に指定されており、金属の洗浄など工業用として使用される。触れると皮膚がただれるほか、大量に触れた場合は死亡することもある。県警は、放置すれば壊死が進み、女性が死に至る可能性があったことから殺人未遂容疑を適用した。
大群で泳ぐマイワシ=21日午後0時35分、名古屋市港区の名古屋港水族館群れから離れ、1匹で泳ぐマイワシ(左下)。マンボウがゆっくりと近づく=21日午後0時21分、名古屋市港区の名古屋港水族館 【半田尚子】最近、名古屋港水族館(名古屋市港区)のマイワシがたるんでいるらしい。渦状になってえさを食べる「マイワシのトルネード」が売りの黒潮水槽なのに、群れから離れ、はぐれてしまう。穏やかな環境に慣れたマイワシに活を入れるため、28日に天敵のクロマグロ15匹を投入する。 日本近海を流れる黒潮をイメージした水槽は、高さ5メートル、幅14メートル。体長20センチほどのマイワシから、1メートル以上になるサメやマンボウまで、自然界で共存している魚が泳ぐ。 黒潮が流れる海は沖合で、マイワシが隠れられる岩陰などがない。そのため群れをつくって大きな魚から身を守る。水槽でも群れで泳いでいたが、最近、隅の方を1匹
10円玉の硬貨が東海道新幹線の運転台で見つからなくなり、乗客を降ろして車両をまるごと交換するトラブルが12日、JR東京駅(東京都千代田区)であった。 JR東海によると、トラブルが起きたのは同日午後1時50分頃。広島発東京行き「のぞみ120号」が東京駅に到着する直前、最後尾の運転席で車掌が車内精算用の財布を開けたところ、10円硬貨(直径約2・4センチ)1枚が飛び出し、運転台のアクセルにあたるノッチの根もとの隙間(縦1・3センチ、横2・4センチ)に落ちた。 車両は、東京駅に到着後、17分後には博多行き「のぞみ39号」として折り返すはずだったが、10円玉を取り出すのが困難だったため、機器への影響を心配し、大事を取って車両交換を決定。乗車し始めていた乗客を急きょ降ろし、別の16両編成の新幹線で16分遅れで出発した。このトラブルで1100人が影響を受けた。
45メートル下に落ちた先端部=京都府提供45メートル下に落ちた先端部=京都府提供45メートル下に落ちた先端部=京都府提供 【下地毅】京都府伊根町の太鼓山(683メートル)で、山頂付近に立つ風力発電機の先端部分(45・2トン)が折れて45メートル落下した。府が13日確認した。金属疲労が原因とみて調べている。人的被害はなかった。 府によると、府営太鼓山風力発電所の3号機で、先端部分は1枚2・4トンの羽根3枚のほか、内部に機械室や発電機などがある。風向きに合わせる回転軸を支えるタワーが壊れたという。 12日午後7時半ごろ、故障を知らせる警報が管理事務所で作動し、13日朝に点検業者が落下しているのを確認した。12日夜の風速は15〜17メートルだった。発電所は風速60メートルに耐え、耐用年も5年残されているという。 府は15億円かけて6基を設け、2001年から発電しているが、落雷でたびたび故
【広川始】生活保護や児童扶養手当の受給者がパチンコやギャンブルで浪費しているのを見つけた市民に通報を義務づける条例案を、兵庫県小野市が27日、市議会に提案した。市は「不正受給防止のための、全国的にも例のない取り組み」という。市には「全国に広げるべきだ」「相互監視社会になる」と、賛否の声が寄せられている。 名称は「市福祉給付制度適正化条例案」。受給者が給付されたお金を「遊技、遊興、賭博などに費消」することを防ぎ、「福祉制度の適正な運用と受給者の自立した生活支援に資すること」を目的に掲げる。 パチンコや競輪、競馬などによる浪費により「生活の維持、安定向上に支障が生じる状況を常習的に引き起こしている」と認められたり、不正受給の疑いがあったりする場合、市へ情報提供することを「市民の責務」と明記した。保護が必要な人を見つけた場合も、通報を義務づけている。受給者に対しては勤労と節約を求めている。
川崎重工業の子会社「川重明石エンジニアリング」(兵庫県明石市)の社員が、2009年頃から社内ゴルフコンペで賭けを繰り返していたことがわかった。 社長を含む少なくとも27人が関わっていたという。 川崎重工業神戸本社によると、コンペは懇親会の一環で年2回程度開催。幹事役の社員がメールや文書で全社員約340人に呼びかけ、参加者に賭けの内容を記した要項を配っていた。 昨年12月8日には兵庫県姫路市のゴルフ場で行った社内コンペに社長ら27人が参加し、全員が賭けをした。賭け金は1口200円で、参加者を9組に分け、1、2位が含まれる組を予想。的中した3人に、計5万7000円を支払ったという。 コンペを盛り上げる目的だったといい、神戸本社広報部は「行き過ぎた行為。法令順守の意識の向上を図りたい」としている。
北海道岩見沢市で11日、タイガーマスクの覆面をかぶった男性が市の出先の窓口を訪れ、「市内の児童養護施設の子供たちにお年玉をあげてほしい」と現金10万円を寄付していたことが12日、分かった。 市によると、タイガーマスクの覆面をかぶった男性が同市の幌向サービスセンターの窓口に現れたのは11日午前10時頃。「伊達直人です」と名乗り、市内の児童養護施設「光が丘学園」の子供たちに「お正月のお年玉としてあげてください」と、千円札100枚とお年玉袋40枚を差し出したという。市は同施設に寄付を届けた。同市では今年8月にはマスクをかぶった男性が市役所を訪れ、サッカーボール5個を寄付し、昨年12月にも「伊達直人」を名乗る男性が同センターを訪れ、同施設あての「お年玉」として10万円を寄付した。
2003年に詐欺などの容疑で逮捕され、懲役2年4月の判決を受けた東京都内の男性(40)はネット上に漂う犯罪歴に今も苦しめられている。 自分の名前をネットで検索すると犯歴を暴露するブログや掲示板が表示されることは、出所後すぐ気付いた。就職しようと十数社に履歴書を送ったが、全て断られた。「初めて人に会う時、どう見られているのか怖くて仕方ない」と話す。 削除を請け負う弁護士がいると知り、依頼したのは昨年7月。これまでに6件の掲示板やブログを削除してもらったが、「モグラたたき状態」という。 特に困るのがグーグルのサジェスト検索。名前だけならすぐにはたどり着かない暴露サイトが、「詐欺」という言葉がセットで検索されると、すぐ表示されてしまうからだ。 「犯した罪は重い。でも服役後もこんなに長い間、制裁を受け続けなければいけないのか」と嘆く男性は、「就職もできず再び犯罪に手を染めてしまう人もいるのではない
21日告示された秋田県大潟村議選(定数12、26日投開票)で、立候補した15人が、選挙カーから支持を訴えることを自粛する“紳士協定”を結び、異例の選挙戦を繰り広げた。 食糧増産を目的に八郎潟を干拓して誕生した村は、職住分離の街づくりで住宅が中心部に集中。選挙カーが頻繁に行き来し、「音がうるさい」という住民の声に配慮したという。 大潟村は1964年に創設。大部分を農地が占め、村民約3300人の約1090世帯が、役場など公共施設を配した「総合中心地」に集中している。そのため、過去の村議選で「寝ている子供が起きる」「生活に支障をきたす」といった声が上がっていたという。 候補の一人は、住宅地の空き地で演説を終えると乗用車に乗り込んだが、移動中の拡声機による訴えはなし。「選挙カーを使わないで、どう訴えていけばいいか手探り状態。街頭演説をしていくしかない」と話した。別の候補者は「はがきなどの選挙公報で
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