不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 約2週間、総勢50名を対象にしたユーザー調査マラソンもようやく今日が最終日。 ユーザー調査は内容的にはいろんな発見があるので好きですが、新しいことを発見するのにはそれなりの集中力も必要で体力的にはきつい。緊張感も保った状態でいないといけないので自分がインタビュアでなくて裏からモニタリングするだけでも気づかれします。その意味ではやっぱり、やっと終わると思うとほっとしますね。 そんな状態ですので、ブログの内容も自分が考えたことというより、前回の「格差社会とは」と同様に本を読んでおもしろかったことをご紹介することでお茶を濁しておきます。紹介する本も前回同様で田中優子さんの『カムイ伝講義』。 ギークとしての江戸の農民この『カムイ伝講義』を読んでいると、江戸時代において農民とは現代で