「また始まった」最近の朝日新聞の政治面を見ていてそう感じる。時の政権が支持率を落として揺らぎ始めると、「筆圧がかかってペンがしなる」感じ。「(支持率)危険水域」の見出しを早く打ちたい・・・紙面を作る人たちのアドレナリンが分泌されている様が目に見える気がする。 私は以前から、そういう紙面に違和感を覚えてきた。いまの岸田政権のグダグダぶりを見ていると、こき下ろされても仕方ない。けれども、政権批判のペンがしなって、アドレナリンが出るのは、自分たちマスコミ人が「政局の一翼を担うプレイヤー」のつもりでいるからではないのか。 その傾向がひときわ強いのが、マスコミ界でいちばんのエリートを自認している(ようにみえる)朝日新聞だというのも故無きことではないと思う。お江戸で火事を知らせる半鐘を聞いた火消しじゃないが、「アンガージュマン(engagement)」せずにはおられないのかもしれないがw。 「それは違