大相撲の賭博問題で、NHKは6日、名古屋場所の生中継を見合わせると決めた。ダイジェスト番組を午後6時台に放送する。本場所の生中継を全面的に見送るのは、80年を超す大相撲中継の歴史で初めて。 この日は日本相撲協会の村山弘義理事長代行らが東京・渋谷のNHKを訪れ、福地茂雄会長らNHK幹部に名古屋場所の中継実施を依頼した。NHKはこれを受けて中継の是非を最終的に検討。賭博行為をした力士らの処分が決まったとはいえ、視聴者が納得するような再発防止策が講じられたとはいえないと判断し、中継しないことにした。 NHKは1928年からラジオで、53年からテレビで本場所を生中継している。戦時中、ラジオ中継の一部が録音に切り替えられた例はあるが、全面的に中止したことはテレビ、ラジオともない。 この問題でNHKに寄せられた視聴者の意見は、6月14日から7月5日までで約1万2千件。中継に反対する声が68%を占
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く