まるで「タイヤをつけたiPhone」だ…トヨタが世界一の半導体会社と提携してつくろうとしているすごいクルマ 運転手に「この先にスタバあるけど寄っていく?」と聞いてくる これまでのクルマとは根本的に違う SDV時代となると、クルマは走るデータセンターのようになるので、搭載するコンピューターを基本から見直さなければならなくなる。 というのは、現行のクルマにはすでにコンピューターがECU(電子制御ユニット)という形で入り込んできているからだ。現在、ECUの数は高級車で80~100個、大衆車でも20~40個使われるようになった。ECUの頭脳としてマイコン(マイクロコントローラ)が使われている。 マイコンはソフトウエアで制御できるため安価であり、車体の安全性だけではなく、パワーウィンドウやワイパー、ウィンカーなど簡単な所にも使われている。それゆえ、「あれもECUでやろう、これもECUでやろう」と、今
