熱狂的な横浜ファンとして知られ、本紙で23年間連載を続けている漫画家・はた山ハッチさんはDeNAへの球団譲渡に第一声、「次に親会社が変わるまで、ファンを休止しようかと思っています」。 その真意は「携帯電話向けコンテンツ配信業は社会に必要ないと思っているから」。テレビの創成期に「一億総白痴化」と危惧された過去を引き合いに、「子どもが時間さえあれば携帯電話を開いてゲームばかり。あれでは頭が悪くもなる。まあ漫画家が言えたことではないですが」。球団存続と横浜への本拠地残留には「恩義を感じるが、だからといって支持はできない」と切り捨てた。 ただ「モバゲーのユーザーは多く、ファンはほとんど抵抗を感じないでしょう」とも。「僕も気持ちの面ではファンを続けたいし、神奈川新聞の連載も続けたいが、悩ましい。しかし、それとは別次元の問題。単純にこんな会社はいらん、ということ」と語気を強めた。 【関連記事】