いろいろと衝撃的だった前作からどうつなげるのか興味津々でしたが、 なるほど、こういう風に展開させていきますか。 さらにまだまだ続いていくようなので素直に嬉しい。 で、いろいろと衝撃的だった前作に比べて今回ちょっと大人しめ。 まったくいつ血みどろでグチャグチャで鉄屑散乱するか気が気ではありませんでした。 少し甘い気もしますが、それまでに書かれた彼女の心情を考えれば、 非常に納得のいく処置だとは思えますね。 読者的にも一番胸をなでおろせる結末じゃないかと。 ……まぁ、物足りなさも幾分ありますけどね。 特にエミリーの暴走シーンが少なめで…… シリーズもう一人の主人公になりそうなグレン。 改めてイラスト見ると……女? みたいですが、 彼がなかなか情けなくも熱く一生懸命で好印象。 修道女コンビもなかなかよかったですね。 イチオシされるだけあってロッティは可愛いんですけど、 俺としてはヘーゼルさんの方
修道女エミリー―鉄球姫エミリー第二幕 (集英社スーパーダッシュ文庫) 作者: 八薙 玉造 出版社/メーカー: 集英社 メディア: 文庫 Amazon|bk1 面白かったです。 前巻はストーリー展開のあまりの暗さに読むのが辛かったのですが、今巻はとても楽しめました。 続きを読んで良かった。 上記のような感想を持てたのは全て読み終わった後なわけで、かなりビクビクと読み進めていました。 前巻の印象が強すぎて、いつ死ぬ、いつ死ぬ、いつ死ぬロッティは、とずっと思っていました。 いつ来ても大丈夫なように心の準備をしていましたよ。 まぁ、そんな心配は杞憂に終わってくれたおかげで、楽しめたと言えるのですが。 嬉しい期待はずれになったわけですが、これは続きのために溜めてあるだけだったりしたら本当に鬱ですね。 ストーリーに関しては、前巻とは大きく違うなと本当に思いますね。 作品の雰囲気とかは変わっていないので
前作の「鉄球姫エミリー」(の前半)は、死体の大量生産工場状態で、そこが敷居を高くしているかなあという印象がありましたが… これは燃える青春ファンタジー! 特に戦場に出た事のない一人の少年が実戦を決意するまでの心情描写はすばらしかったです。 死体が減ったので、1巻読んで「死体はもういいや」と思われた方もぜひ続きを読んでみてください。 言葉遣いとかとても姫様とは思えない鉄球をブン回す少女・エミリーの物語です。 姫様のエロトークはだいぶおとなしくなりました。 これは辛い体験を乗り越えて、「多少は」落ち着きが出たという事なのでしょうか。 もっとも本質は変わってないので、相変わらずセクハラオヤジですが(笑) 戦闘中、鎧がひしゃげたりする生々しい臨場感と、深いところまで突っ込んだ心情描写が持ち味です。 ちょっと1巻がやや癖のあるので好みは分かれそうですが、これはぜひおすすめしたい作品ですね。 ぜひシリ
[著]八薙 玉造 [絵]瀬之本 久史 ノーフォーク公の3男で、マティアスを「師」と仰ぐグレン。父や兄達の役に立とうと護衛騎士として修行を積む彼に、ノーフォーク公はエミリー姫の護衛を命じる。師が命を賭して護り抜いた憧れの姫を護衛できると喜び勇んでエミリーが院長を務める修道院に赴いたグレンだったが、彼女は想像とは全く違う下品な姫様で…!? 「鉄球姫エミリー」で結構綺麗に終わっていたように思えたので続きが出ると聞いてどうなることやらとドキドキしていたんだけど、そんな不安などまさに心配御無用だったシリーズ第二作。前回の事件でセリーナ以外の親しい者が殆ど喪われてしまい、王位継承権を放棄して修道院に入ったエミリー姫が、新たな仲間達を得るというお話。 エミリーにとってはまさに仇敵以外の何者でもないノーフォーク公の息子が、真実を何も知らされないまま派遣されてきた事を皮切りに新たな陰謀の影が浮かび上がるので
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