最近、巡音ルカの英語DBをずっといじっていて、英語DBは日本語DBとはまた違った面白さがあることが分かってきた。 これまでの「すっぴん調教」では、ベースとなるボカロエディタでの入力はベタ打ちに近いものでやっていたけど、英語DBの場合、それだけでは満足できるクオリティに仕上げるのはとても難しい。 なぜなら、日本語では音節の発音タイミングが音符の上にキレイに乗るのが当たり前なのに対して、英語DBでは子音と母音が複雑にからみあうために、どのタイミングでその音を発音させるかについて、試行錯誤が必要だから。 たとえば、「strike」という単語だと、母音が1個しかないので、英語ボカロの場合、この単語はデフォルトでは1つの音符の上に乗っかる。 でもその際、どのタイミングで「st」の子音の発音から「ri」の母音の発音に移行するか、あるいはどのタイミングで「ai」の発音をやめて「ke」の子音の発音に移行す