バカを論破して痛快・爽快。本誌(「週刊新潮」)連載「この連載はミスリードです」が、『バカざんまい』(新潮新書)として16日に上梓される。この機を捉え、著者の中川淳一郎氏(43)が師と仰ぐ『バカにつける薬』の著者・呉智英氏(70)と対談。知的でタブーなき2時間である。 中川淳一郎 呉さんは今年70歳で、意気軒昂に論壇で発言しまくっているわけです。どういう心境なんですか? 怖くないんですか? 呉智英 怖いって何が? 中川 どうしてそんなに泰然としていられるのか。日本の論客のなかでも、かなり口の悪い部類に入るじゃないですか。 呉 入りますね。「三大口悪」には。それと、朝生(テレビ朝日系列「朝まで生テレビ!」)にはここ十数年出ていないんだけれど、俺自身が朝生のプロデューサーであっても多分使わないだろうって思う。俺必ず勝っちゃうから。マズいんだよね、議論していて必ず勝っちゃうって。 速報「小池さんは