約3万個のブロック玩具「レゴ」で作った中尊寺金色堂が16日、実物がある岩手県平泉町の郷土芸能祭典でお披露目された。 「平泉の文化遺産」が世界遺産に登録され今月1年を迎えるのを記念し、同県がレゴジャパン(東京都港区)に制作を依頼した。高さ約8メートルある実物の10分の1程度の大きさ。黄や茶、緑色など市販のブロックを使い、内部の螺鈿(らでん)細工も巧みに再現されている。 この日、家族と金色堂を見学したという同県一関市の男児(10)は「屋根の形もそっくり。本物みたい」と驚いていた。
レゴブロックを組んで金色堂作りにあたる直江さん=千葉県市川市 組み立て玩具のレゴブロックによる中尊寺(岩手県平泉町)金色堂の「建立」が千葉県市川市で進められている。16日からは平泉町で一般公開する。 平泉の世界遺産登録をアピールしようと、県が「レゴジャパン」社と連携して企画した。幅、奥行き、高さとも約75センチ。屋根が茶色、本体は金色の雰囲気を出すため明るい黄色のブロックを使っている。 同社のモデルビルダー(作家)直江和由さん(49)が、5月半ばから1人で進めてきた。通常紹介している作品のブロック数は多いものでも3千〜4千個だが、金色堂では約3万個を使い、延べ約120時間を費やした。 体長4メートルのジンベイザメや直径80センチの地球など数々の作品がある直江さんは金色堂の出来栄えについて「強化樹脂のレゴで木造の雰囲気を出すのは難しかったけど、楽しかった」。 完成品は14日、東京お
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く