「瞳」のようにメールの誤送信なら「訂正メール」か「謝罪メール」、それとも手紙で詫びるべきかの対策を求めるのです。この時点でこちらから「提案」してはいけません。トラブルで芽生えた猜疑心から、優れたアイデアも色眼鏡で見られてしまうからです。相手が求めてから状況に適した「提案」をすれば、今度は逆に、求めに応えたという「満足感」が提案に下駄を履かせてくれます。 怒りに我を忘れたり、提案のすべてを却下したりと「聞く耳を持たない」場合は「解決を求めない」という選択肢もあります。取引は双方に「応分の責任」があると心の中で開き直るのです。換言すれば「発注者責任」。何をやってもフォローできないのなら、費やす人件費と精神エネルギーをカットするほうがお得です。 原因を先に探る愚原因を探るのが先というご意見もあるでしょう。しかし、トラブルの原因が先にわかったとしてどうなるでしょうか。こちらに非があると確定すれば、