今さらなんだけど「戦争広告代理店」を読んで、久しぶりにユーゴ紛争へ関心が向いた。 ボスニアとサラエボ、どっちが国名でどっちが都市名かわからなくなるような体たらくなんだけど、あのときのニュース映像を思い出すと脊髄反射的に思い出すのは、ユーゴ紛争真っ只中の難民キャンプから助けられた日本人女性のことだったりする。 子ども3人を連れて帰国した岩手の女性で、印象的だったのは記者会見でのたどたどしい日本語。 異国に長くいると母国語であっても忘れるのか・・・、と当時小学生だった私はすごく驚いた記憶がある。 ふと思い立って彼女のことを調べてみたら、あっさり見つかった。 帰国して1年ほど(1996年)で本を出されていたようで。 近所の図書館から早速借りてきて読んだ。 はるか戦火を逃れて 作者: 中屋敷郁子出版社/メーカー: 講談社発売日: 1996/01/25メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回