あるクラスタの喜怒哀楽が、そのクラスタ間では強烈に共感できるのに外へでるとさっぱり人に伝わらないということはよくある。 20年前、スマッシング・パンプキンズというオルタナティブロックのバンドの解散の報にふれた。 が、事の重大さがその道に通じないわたしにはわからなかったのだ。 結果オルタナ好きでスマッシング・パンプキンズのファンだった友人の悲しみに寄り添えなかったのをもうずっと覚えている。 あのとき、誰かそれを私の解る別のジャンルのなにかに例えて伝えてくれていたら。
あるクラスタの喜怒哀楽が、そのクラスタ間では強烈に共感できるのに外へでるとさっぱり人に伝わらないということはよくある。 20年前、スマッシング・パンプキンズというオルタナティブロックのバンドの解散の報にふれた。 が、事の重大さがその道に通じないわたしにはわからなかったのだ。 結果オルタナ好きでスマッシング・パンプキンズのファンだった友人の悲しみに寄り添えなかったのをもうずっと覚えている。 あのとき、誰かそれを私の解る別のジャンルのなにかに例えて伝えてくれていたら。
母が武道館の舞台で踊る。そんな昼寝で見た夢みたいな現実の取材記事を書いたのは去年の夏のことだ(記事「母62歳、武道館の舞台に立つ!」)。 「3B体操」という体操の記念大会で、私は舞台で舞う実母を含めた総勢600名の熟練の主婦のみなさんに圧倒された。満席の会場からの熱気あふれる応援もすごかった。 記事公開後には予想以上に大きな反響をいただき驚いていたのだが、その反響のひとつに秋田書店という出版社の方からの連絡があった。 なんと、記事をマンガ作品の参考にしたいというのだ。ええっ?!
「これは馬ですか? それとも、花ですか?」 英語の参考書にこんな文があって笑った、馬か花かぐらい聞かなくても見れば分かるよね、なんてのはよくある笑い話だ。 とくに中学生ぐらいのころの英語の教科書や参考書に載っている文はおかしかった。普通使わないような、独特の文体。 実際、日常的な生活で使えそうなシーンがあるんだろうか。参考書の英文和訳を改めて読み、日常のひとこまとして再現してみた。 (text by 古賀及子) 久しぶりの英語の参考書 私も大人になって結構な年数が経ってきた。英語の参考書を最後に見たのはいつのことだろう。 そもそも、私は中学・高校時代あまり勉強しておらず、教科書こそさすがに持っていたけれど、わざわざ参考書という物を買ったか思い出せない。 特に英語はいちばん苦手な科目だったのだ。自慢じゃないが、中1のときに100点満点の定期テストで6点を取ったことがある。 6点のうち1点は確
去年ぐらいから、昼ごはん用に毎朝お弁当をこしらえている。食べるものにそれほどこだわりがない上に料理が苦手ということもあって、正直、まったく大したものは入っていない。 それでも作るのにはわりと時間がかかる。計ってみたら16分かかっていた。へえ。 そういえば、私が子ども頃、猛スピードで母が作ったお弁当があった。同じものを試しに作ってみたら、21秒で作られていたことが分かった。 それは、こんなお弁当だった (text by 古賀及子) どうだろう。最初枠いっぱいの大きさの写真を載せようと思ったのだが、入れてみたらあまりにあんまりなので縮小した。 かなりショッキングな内容だと、大人の冷静さをもってしても思う。今日はまずはこのお弁当が作られたいきさつから説明させて欲しい。 焦りまくって作ってくれたお弁当 あれは確か私が小学校1年生とか2年生とかの頃だったと思う。通っていた小学校は給食だったのだが、ご
驚いた。パンが、椎茸になったのだ。 「あっ!」と叫んだ。本当にでかい声で叫んだのでそばにいた子どもが驚いて泣いた。でも仕方ない。だって、パンが一瞬にして椎茸になったのだ。実家に帰って、母の焼いたパンを何気なく横にスライスしたときのことだった。 今日は母の焼いたパン同様、椎茸のようになるパンを探して街を練り歩いてみたいと思うのだが、まずはその衝撃の写真からご覧下さい。 (text by 古賀及子) ショックですらあるこの椎茸っぽさ もう、どう見ても椎茸なのだ。唐突に目覚めたパンの椎茸性(俺の野性、みたいな語感で読んで欲しい)。とにかくただ驚いた。こんなにもパンが椎茸になるなんて!! 驚くと同時に、ショッキングでもあった。だって、スライスする前まではごくごく普通のパンだったのだ。これが椎茸になるとは夢にも思わなかった(その証拠というか、スライスする前の写真は無い)。 ということは、だ。今まで気
お菓子には2つの種類がある。それは、甘いお菓子と甘くないお菓子だ。 だからどうしたという風が吹いて通り抜けて行くが、今回はその甘いほうのお菓子から甘さを抜いてみようと思うのだ。 甘いお菓子は「甘くて」おいしい。それが甘くなくなるとどうなってしまうのか。味覚というよりも、心に訴える結果が待っていました。 (text by 古賀及子) クッキーは、甘くないとクラッカーになる 単純に考えれば本来甘いはずのお菓子から甘さ(砂糖)を抜いたら、そもそも料理としてそのお菓子がきちんと出来上がらないか、出来上がったとしても美味しくないというガッカリした結末が出るのは予想できる。 そんなガッカリをわざわざ体験するのは嫌だ。それでも実行しようとしたのには訳があるのだ。 実は普通に食べるために自宅でなんとなく作ってみた砂糖抜き(ほんのちょっとは入れた)クッキーが意外にも美味しかったのである。 クッキーというのは
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