中日・山井忘れない 岩瀬と“伝説の完全試合”「絶対的安心感があった」
中日・岩瀬仁紀(43)が日本プロ野球史上初の1000試合登板を置き土産に、ユニホームを脱ぐ。数々の奪三振記録を持つ江夏豊さん(阪神など)も、現役の最後は一番の目標にしていたという記録の持つ意味を考えてみた。2017年8月、米田哲也さん(阪急=現オリックスなど)の持つプロ野球記録、949試合を更新して1位になっていた岩瀬が、ついに大台に乗せた。■歴代最多通算セーブ数も更新このところは中継ぎを務
<日本生命セ・パ交流戦:日本ハム2-5中日>◇3日◇札幌ドーム 伝説の継投再び? 中日の先発山井大介投手が6回を無失点で2勝目。2番手で7回に登場したのは岩瀬仁紀投手だった。球界最年長の岩瀬は通算970試合目の登板を無失点で飾り、勝利に導いた。 【写真】試合後、スタンドの声援に応える山井とドアラ 山井→岩瀬といえば07年の日本シリーズ第5戦。相手も同じ日本ハムだ。勝てばシリーズ制覇の大一番で、山井は8回まで1人も走者を出さない快投を演じた。日本シリーズ初の快挙の期待が高まる中、当時の落合博満監督は9回に絶対的守護神の岩瀬をコール。結果として史上初の継投による完全試合を完成させ、1-0の勝利で頂点に立ったが、当然のごとく物議をかもした。 11年がたって、大ベテランになった2人。さすがにパーフェクト継投の再現はできなかったが、山井が前回の完封に続く快投で今季2戦2勝。岩瀬も無失点で抑えた。山井
中日岩瀬仁紀投手(42)が、プロ野球最多となる950試合登板を達成し歴代単独1位に立った。 プロ19年目で並んでいた米田哲也(元近鉄)の持つ日本記録を抜いた。 1点リードで迎えた9回に5番手で登板し、1イニングを無失点に抑え、自身が持つプロ野球最多セーブ記録も404に更新。偉業達成に花を添えた。 最後はあっけない幕切れだった。9回1死一、二塁。坂本勇の打球は中堅頭上を襲う大飛球。大島が好捕し一塁走者重信が二塁を回った後、二塁ベースを踏まずに一塁へ帰塁したとし、走塁死でダブルプレーの試合終了となった。 試合後「あっけにとられてますけど、終わったのでホッとしています。(最多登板は)よくここまで来たなと思う。(最初の登板で)そういう投手になれると思わなかった。信じられない。次は951(試合)へしっかり頑張ります」と感無量の様子だった。 岩瀬は新人だった1999年4月2日の広島戦で初登板。1年目か
中日岩瀬仁紀投手(42)が、プロ野球最多となる950試合登板を達成し歴代単独トップに立った。プロ19年目で並んでいた米田哲也(元近鉄)の持つ日本記録を抜いた。1点リードで迎えた9回に5番手で登板し、1イニングを無失点に抑え404セーブをマーク。偉業達成に花を添えた。 岩瀬はヒーローインタビューで「僕自身あっけにとられてますけど、終わったのでホッとしています」と、相手の走塁ミスによる結末を振り返った。「とにかくアウトを3つ取って帰りたいと思っていた。自分がやっていることとは思えないですが、よくここまでやってきたなと思います。(米田哲也氏とは)数字上は抜きましたが、比べちゃいけないと思います、次は951をしっかり頑張ります」と話した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く