テクノロジの世界では、5年という月日は何世紀ものように感じられる。しかし、Appleに関して言えば、Steve Jobs氏の遺産は今も生き続けている。 Jobs氏は、世界で最も大きな利益を生み出す企業の1つであるAppleのカリスマ的な共同創設者で、2011年10月5日、すい臓がんとの長い闘病の末、死去した。56歳だった。 それから5年が経過したが、Jobs氏は、同氏の人生やキャリア、人柄を描いた数々の書籍や映画を通して、今も世間の注目を浴びている。Jobs氏はいつもカリスマ的で、物議を醸すリーダーだった。(世界中の熱狂的なAppleファンを含む)多くの人に愛されたが、同氏の激しい怒りを目の当たりにした人々からは憎まれることもあった。 米国時間2016年10月5日、Appleの最高経営責任者(CEO)のTim Cook氏は、前任者のJobs氏と、同氏が世界全体に及ぼした影響を偲ぶツイートを
関連キーワード Apple | CEO | CIO | イノベーション | IT部門 | 業務効率 | 業務部門 オンライングラフィックデザインツールベンダーのCanvaでチーフエバンジェリストを務めるガイ・カワサキ氏。Appleの元チーフエバンジェリストとして、またマーケティングの権威として、彼の名前を知る人は少なくないだろう。 “次の新しいもの”を売り込む経験を豊富に積んできたカワサキ氏は、イノベーションの起こし方についてのノウハウも豊富だ。そんな同氏がGartner主催イベントで語った、イノベーションを起こす10個の方法を紹介する。そしてIT部門が、変化に伴う混乱を受け入れながらイノベーションを進めていくために役立つヒントも併せて示す。 プレミアムコンテンツのダウンロードはこちら 勇気ある前進で“スティーブ・ジョブズ氏”のようなイノベーションを起こす方法
シリコンバレーの多くのリーダーから「コーチ」と呼ばれ、米Appleの取締役などを務めたビル・キャンベル氏が4月18日(現地時間)、がんで亡くなった。75歳だった。同氏が今年1月まで会長を務めていた米Intuitなどが発表した。 キャンベル氏は、Appleの共同創業者、故スティーブ・ジョブズ氏のメンターとしても知られる。ジョン・スカリーCEO時代である1983年にAppleに入社し、1987年に退社したが、ジョブズ氏がCEOに返り咲いた1997年、ジョブズ氏に請われて取締役に就任した。2014年4月に「ティムのリーダーシップの下、同社は順調に進んでいくだろう」として退任した。米Intuitの会長は1998年から務めていた。 同氏はIT業界に入る前、コロンビア大学でアメリカンフットボールのコーチを6年間務めた。ジョブズ氏の他、米Googleのエリック・シュミット氏、米Amazon.comのジェ
iTunes Storeの映画ページには、オスカーノミネート作品のコーナーがあり、ジョブズ映画も該当しているはずなのだが、そこにも存在していない。 スティーブ・ジョブズの伝記映画は、アシュトン・カッチャー主演の「スティーブ・ジョブズ」と、ウォルター・アイザックソン版公式伝記を元にした、マイケル・ファスベンダー主演の「スティーブ・ジョブズ」の同名作品2つがある。カッチャー版の原題は「Jobs」で、ファスベンダー版は「Steve Jobs」。 Appleのティム・クックCEOは米CBSテレビの出演時にこの映画はジョブズ氏を食い物にしており正当な解釈をしていないと批判していた。ジョブズ氏の描き方にローリーン夫人も批判的だったと言われている。一方、Appleの共同創設者であるスティーブ・ウォズニアック氏は絶賛している。 関連記事 ジョブズ対ゲイツがテーマのミュージカル「nerds」、3月にブロード
嫌なヤツではだめなのか? インターネットのおかげで私達はいとも簡単に何でも知ることが出来るようになった。 一人の人間の生い立ちから私生活に関する細かい出来事、そして人間性まで。 それが全て正しい情報かどうかなんて誰もわからない。正しいのか間違いかなんて、誰もさして気にしない。知るということにしか興味がない。 スティーブジョブズという人間は "過去に誰かが想像した未来ではなくて"、"過去に誰も想像できなかった未来"を創った。 彼がどんな生い立ちで、どういう人間性の持ち主であったか、周りの人間にどのように接して、どう思われていたかなんて、"彼の創り出した未来"に比べればどうでもいい事ではないか。 未来を創り出した、パワー、情熱、発想力。それらが一体どのようなものであったのか。その事だけを未来を生きている私たちが知ればいいのではないか。彼が父親としてどうだったかとかいう超個人的な情報は必要なのだ
米Universal Pictures製作の映画「Steve Jobs」が米国での10月9日の封切りに先駆けて、テルライド映画祭で9月7日(現地時間)に公開された。米Varietyや米Holliwood Reporterなどが好意的なレビューを掲載している。 映画祭に参加したAppleの共同創業者、スティーブ・ウォズニアック氏は米DEADLINEに対し、「ラフカットを見せてもらったとき、本物のスティーブ・ジョブズや関係者(セス・ローゲン演じるウォズニアック氏自身)を見ているような気がしたよ、役者が演じているんじゃなくて。(監督の)ダニエル・ボイルと(脚本の)アーロン・ソーキンがちゃんと映画化してくれたことを大絶賛する」と語った。 ウォズニアック氏は、2013年に公開されたアシュトン・カッチャー主演の伝記映画「Jobs」については「事実と異なる」と苦言を呈している。 この映画は、ウォルター・
米Universal Picturesは7月1日(現地時間)、米Appleの故スティーブ・ジョブズ氏の伝記を原作とする映画「Steve Jobs」のトレーラー第2弾を公式YouTubeチャンネルで公開した(記事末に転載)。 5月に公開した最初のトレーラーより長い(2分40秒)動画は、セス・ローゲン演じるスティーブ・ウォズニアック氏の「君は何をしてるんだ? エンジニアでも、デザイナーでもない。僕は回路基板を作った。GUIは盗んだものだ。それなのに、1日に10回は“スティーブ・ジョブズは天才だ”って聞かされる」というセリフから始まる。 この映画の原作はウォルター・アイザクソン著「スティーブ・ジョブズ」で、脚本は米Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOを扱った映画「ソーシャル・ネットワーク」の脚本も手掛けたアーロン・ソーキン氏。 新トレーラーを見る限りでは、ソーキン氏は「ソーシャル・ネッ
米Universal Picturesは5月17日(現地時間)、米Appleの故スティーブ・ジョブズ氏の伝記を原作とする映画「Steve Jobs」を10月9日に封切ると発表し、最初のトレーラーを公開した。 この映画は当初、米Sony Pictures Entertainmentが2011年に原作の版権を取得して映画化を進めていたが、ジョブズ氏役が二転三転するなど難航し、昨年11月にSony Picturesが映画化から撤退したと報じられていた。 脚本と監督は当初から変わらず、アーロン・ソーキン氏とダニエル・ボイル氏。ジョブズ役は「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」のマグニートー役や「イングロリアス・バスターズ」のアーチー・ヒコック中尉役で知られるマイケル・ファスベンダーになった。スティーブ・ウォズニアック役はセス・ローゲン、ジョン・スカリー役はジェフ・ダニエルズ。長くApple
新たなスティーブ・ジョブズの伝記「Becoming Steve Jobs」、3月24日に発売へ:“ステレオタイプな神話を壊す” 2011年に亡くなった米Appleの共同創業者、スティーブ・ジョブズ氏の新たな伝記「Becoming Steve Jobs:The Evolution of a Reckless Upstart into a Visionary Leader」が3月24日(現地時間)に発売される。版元は米Randum Houseで、ジャーナリストのブレント・シュレンダー氏と米Fast Companyのリック・テッツェリ編集長の共著。米Amazon.comで予約を受け付けている。Kindle版の価格は本稿執筆現在11.99ドル、ハードカバーは21.78ドル。 タイトルは「スティーブ・ジョブズになる──向こう見ずな成り上がりものがビジョナリーリーダーに進化するまで」といった意味。版元
米Sony Pictures Entertainmentは、2011年に映画化権を取得していたウォルター・アイザクソン著「スティーブ・ジョブズ」原作の映画制作から撤退すると、米Holliwood Reporterが報じた。米Universal Picturesが同映画制作の譲渡に関心を寄せているという。 この映画は、脚本はザッカーバーグを扱った映画「ソーシャル・ネットワーク」の脚本も手掛けたアーロン・ソーキン氏、監督は「トレインスポッティング」や「スラムドッグ$ミリオネア」のダニエル・ボイル氏で進められている。主役のスティーブ・ジョブズ氏の役は二転三転しており、クリスチャン・ベールが降りた後、現在はマイケル・ファスベンダーとされている。ファスベンダーは「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」のマグニートー役や「イングロリアス・バスターズ」のアーチー・ヒコック中尉役で知られる。 配役は
米Sony Pictures Entertainmentがウォルター・アイザクソン著「スティーブ・ジョブズ」を原作に準備中の映画の主役がクリスチャン・ベールに決定した。この映画の脚本を担当するアーロン・ソーキン氏が10月23日(現地時間)、Bloombergのインタビューで明らかにした。 Sony Picturesは原作の出版直後に版権を取得したと報じられていた。ジョブズ氏の役には、レオナルド・ディカプリオが決まりかけていたが降板し、クリスチャン・ベールの他にマット・デーモン、ベン・アフレック、ブラッドリー・クーパーなどが候補に挙がっていた。 米Facebookの映画「ソーシャル・ネットワーク」も手掛けたソーキン氏はインタビューで、この役には年齢も含めたあらゆる点で最適な俳優を求め、それがベールだったと語った。ベールは役柄に合わせて風貌まで変える役作りで知られ、「ザ・ファイター」のボクサー
偉大であり続けるのは難しい──“ジョブズ後”のAppleは「光らなくなった」か 「沈みゆく帝国」著者語る(1/5 ページ) スティーブ・ジョブズ亡き後のAppleは偉大な企業でいられるか――約4年、200人以上に取材を重ねて“ジョブズ後”のAppleを描いた「沈みゆく帝国」(日経BP社、原題:Haunted Empire)がこのほど刊行され、著者で元ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)記者のケイン岩谷ゆかり氏が来日した。 岩谷氏はWSJでAppleを担当し、2009年にはジョブズ氏の肝臓移植をスクープしたことなどで知られる。「沈みゆく帝国」は今年3月に米国で出版され、Appleのティム・クックCEOが「私がこれまで読んできたAppleについての他の本と同様にナンセンス」などと公式コメントを出したほどのインパクトがあった。 このほどWSJ日本版編集長・小野由美子氏との対談イベントが行わ
稀代のビジョナリー、スティーブ・ジョブズが自らの後継者に選んだのは、現アップルCEOのティム・クックだ。世界中が注目するアップルのトップでありながら、ティム・クックの素顔はほとんど知られていない。それは、クックがあまり人付き合いをせず、ストイックなまでに経営に打ち込んでいるからでもある。そのクックについて、本連載の著者である岩谷氏は著書『沈みゆく帝国』で詳しく解説。「在庫のアッティラ王」と呼ばれるほど在庫回転率を上げたり、部品メーカーなどを締め上げたりする手腕について生々しく記している。岩谷氏はクックの素顔を知るべく、故郷にも取材に訪れた。 2011年8月、スティーブ・ジョブズの後任としてアップルCEOになったすぐあと、ティム・クックは、近しい人間にこう漏らしている。「朝起きたとき『ジョブズならどうしたかと考えず、ただ、正しいことをするんだ』と自分に言い聞かせているんだ」。 だが、その2カ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く