【読売新聞】 【エルサレム=福島利之】イスラエルのギラッド・コーヘン駐日大使は12日、ノーベル平和賞に決まった被爆者団体の全国組織「日本原水爆被害者団体協議会(被団協)」の 箕牧 ( みまき ) 智之・代表委員(82)の発言を非難す
【読売新聞】 【エルサレム=福島利之】イスラエルのギラッド・コーヘン駐日大使は12日、ノーベル平和賞に決まった被爆者団体の全国組織「日本原水爆被害者団体協議会(被団協)」の 箕牧 ( みまき ) 智之・代表委員(82)の発言を非難す
今年のノーベル平和賞の受賞が決まった日本原水爆被害者団体協議会(被団協)は12日午後、東京都内で記者会見を開いた。代表委員の田中熙巳さん(92)は、石破茂首相が言及している「核共有」について「論外。政治のトップが必要だと言っていること自体が怒り心頭だ」と訴えた。首相に会って議論し「考え方が間違っていると説得したい」と述べた。 【写真】石破首相「核兵器の所有権や管理権の共有を意味していない」 田中さんは核廃絶は「人類の課題」だと強調。世界で核使用のリスクが高まる中での授賞決定は「米国に気兼ねしている状況ではなく、被爆者の訴えを世界の共通認識にし、運動を世界的なものにしなくてはいけないと判断したのだろう」との見方を示した。 米国の「核の傘」への依存を強める日本は、核兵器禁止条約に参加していない。被団協は日本の署名、批准を求めている。今月9~10日に都内で開いた全国都道府県代表者会議で、被爆80
イスラエルの国旗。豪シドニーで行われた2023年10月7日のイスラム組織ハマスによる越境攻撃から1年の節目の追悼行事で(2024年10月7日撮影、資料写真)。(c)DAVID GRAY / AFP 【10月12日 AFP】イスラエルは11日、同国がパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で意図的に医療施設を標的にし、拘束しているパレスチナ人を虐待していると結論付けた国連(UN)の報告書について、「言語道断」だと非難した。 イスラエルとガザにおける国際法違反疑惑に関する国連の独立国際調査委員会は、「イスラエルはガザの医療システムを破壊するために組織的な政策を取っている」と指摘。 「医療従事者と医療施設を執拗(しつよう)かつ意図的に攻撃することで、戦争犯罪、そして人道に対する罪である絶滅行為を犯している」と非難した。 これに対しイスラエルは、在ジュネーブ国際機関代表部を通じて出した声明
スペインのペドロ・サンチェス首相(左、2024年10月11日撮影)。(c)Iakovos HATZISTAVROU / AFP 【10月12日 AFP】スペインのペドロ・サンチェス(Pedro Sanchez)首相は11日、イスラエルへの武器輸出を停止するよう国際社会に呼び掛けた。 サンチェス氏は、バチカンでローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(Pope Francis)と会談。その後の記者会見で、「中東で起きているさまざまな問題を考慮すると、国際社会がイスラエルへの武器輸出を停止するのは急務だと確信している」「このことを国際社会全体に訴えていく」と述べた。 さらに、「(パレスチナ自治区の)ガザ地区(Gaza Strip)とヨルダン川西岸(West Bank)、そして今回のレバノンでの暴力や戦争、その拡大に、いかなる形であれ加担しないこと」が重要だと訴えた。 これに先立ち、フランスのエ
国連軍に発砲、非難殺到 イスラエルは正当化 時事通信 外信部2024年10月12日00時19分配信 イスラエル軍の攻撃で大破した車の脇を通る国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の車両=3月2日、レバノン南部(AFP時事) 【ニューヨーク時事】イスラエル軍が10日、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)に発砲したことに国際社会から非難が殺到している。イスラエル軍は「発砲前に安全な場所にとどまるよう指示した」と釈明し、イスラム教シーア派組織ヒズボラが近くで活動していたと攻撃を正当化した。 国連軍に発砲で抗議 「イスラエルは戦争犯罪の可能性」―イタリア イスラエル軍の戦車は10日、レバノン南部ナクラにあるUNIFIL本部の監視塔を砲撃。インドネシア国籍の隊員2人が病院に搬送された。UNIFILは声明で、命に別条はないとしながらも「平和維持部隊へのいかなる意図的な攻撃も国際人道法違反だ」と抗議した。 U
アルバニアの首都ティラナの首相府で、エディ・ラマ首相(右)と握手するトルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領(2024年10月10日撮影)。(c)Adnan Beci / AFP 【10月11日 AFP】トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は10日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)でのイスラエルの行動について、改めて「ジェノサイド(集団殺害)」に当たると主張した上で、「全人類の恥」だと非難した。 バルカン諸国歴訪の最初の訪問国、アルバニアの首都ティラナで、エディ・ラマ(Edi Rama)首相との共同記者会見の際に述べた。エルドアン氏はセルビアも訪問する予定。 エルドアン氏は「われわれ国際社会は、恒久的な停戦を至急保証し、イスラエルに対して必要な圧力をかけるために全力を尽くさなければならない」「ガザでジェノサイドが1年間
イスラエル軍は10日夜、隣国レバノンの首都ベイルートの中心部に空爆を行った/Amr Abdallah Dalsh/Reuters (CNN) イスラエル軍は10日夜、隣国レバノンの首都ベイルートの中心部に空爆を行った。レバノン保健省によると、この攻撃により少なくとも22人が死亡、117人が負傷した。空爆はイスラム教シーア派組織ヒズボラの連絡調整部門のトップを狙ったものとみられる。 レバノンの情報筋はCNNに、イスラエル軍が2回空爆し、住居ビル1棟が全壊したと明らかにした。ここ数週間のイスラエル軍によるベイルート南部などへの集中攻撃を受けて、今回空爆を受けた地域には数百人が避難しており、過密状態にあった。 ヒズボラの情報筋やイスラエルのメディアの報道によると、空爆はヒズボラの幹部ワフィク・サファ氏を狙ったものだったとみられる。ヒズボラの情報筋はCNNに、サファ氏は生きていると明らかにした。
国連のグテーレス事務総長は、イスラエル軍とハマスとの軍事衝突のきっかけとなった去年10月のハマスによる大規模襲撃後、占領地でのイスラエルによる入植活動や、パレスチナ人に対する強制的な立ち退きが急増しているとして、直ちに停止するよう求める報告書を発表しました。 この報告書は、イスラエルによる占領が続く東エルサレムやヨルダン川西岸、ガザ地区、そしてゴラン高原について、ことし5月末までの1年間の状況を国連がまとめたもので9日、公表されました。 報告書は、イスラエル軍とイスラム組織ハマスとの軍事衝突のきっかけとなった去年10月のハマスによる大規模襲撃後に「入植活動は拡大し、イスラエルの治安部隊や入植者によるパレスチナ人に対する暴力は劇的に増加した」と指摘しました。 そのうえで「パレスチナ人に対するイスラエルの差別的で抑圧的な支配はさらに強固なものになった」と批判しています。 具体的には、東エルサレ
イスラエルはイランによるミサイル攻撃への対抗措置をとる構えを示すとともに、イランの支援を受けるレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラへの攻勢を強めています。 レバノン政府はこれまでの死者が2000人を超えたと発表し、パレスチナのガザ地区に加え、レバノンでも犠牲者が増え続けています。 イランが今月1日、ヒズボラの最高指導者の殺害などへの報復として、イスラエルに大規模なミサイル攻撃を行ったことを受け、イスラエルは対抗措置をとる構えです。 アメリカのバイデン大統領は、4日、記者会見で「イスラエルはどのような攻撃をするのかまだ結論を出していない。協議中だ。イスラエルはすぐには決定しないだろう」と述べ、イスラエル側で検討が続いているという認識を示しました。 一方、イスラエル軍は連日、レバノンの首都ベイルートなどへの空爆を続けていて、5日未明にはベイルート郊外の一部の住民に対し、近くにヒズボラの施設
イスラエル建国に際しパレスチナ人76万人が故郷を追われた「ナクバ(大惨事)」の日に合わせ、5月にドイツ・ベルリンで行われた親パレスチナデモ(2024年5月18日撮影)。(c) RALF HIRSCHBERGER / AFP 【10月3日 AFP】ドイツのナンシー・フェーザー(Nancy Faeser)内相は2日、イランによる大規模なミサイル攻撃を称賛する反イスラエルデモに怒りを示し、警察が厳しく取り締まっていくと警告した。 イランが1日夜にイスラエルに対し約200発のミサイルを発射した後、ドイツの首都ベルリンの街頭には歓喜する人々が繰り出した。 フェーザー氏は、イランが支援するパレスチナのイスラム組織ハマス(Hamas)およびレバノンのイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)を支持するデモを厳しく取り締まる方針を表明。 記者団に対し、「このような暴力が祝われるこ
レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラはさきほど日本時間の午後8時半ごろ声明を出し、最高指導者のナスララ師が死亡したと発表しました。
イスラエル軍と隣国レバノンのシーア派組織ヒズボラとの間で攻撃の応酬が続く中、イスラエルのネタニヤフ首相が国連総会で演説し「われわれには脅威を取り除く権利があり、それを実行している」と述べ、各国が呼びかけている停戦に応じる姿勢は見せませんでした。一方、議場では、出席していた各国の代表が次々と退席してイスラエルへの抗議の意を示しました。 ニューヨークを訪れているイスラエルのネタニヤフ首相は27日、国連総会で演説しました。 この中で、隣国レバノンのヒズボラに対する連日の攻撃については「ヒズボラが戦争の道を選ぶ限り、イスラエルに選択肢はない。この脅威を取り除き、市民が安心して家に帰れるようにする権利があり、それを実行している」と述べ、アメリカなどが呼びかけている停戦に応じる姿勢は見せませんでした。 また、ガザ地区で4万人を超える死者を出しているイスラム組織ハマスとの戦闘についても「ハマスは再び武装
イスラエル軍は23日もレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラに対し、大規模な空爆を行い、女性と子ども93人を含む合わせて492人が死亡しました。レバノン情勢への対応についてヒズボラの後ろ盾となっているイランのペゼシュキアン大統領は「イランは戦争は望んでいない。仕掛けているのはイスラエルだ」と述べていて、イラン側の出方が注目されます。 イスラエル軍は23日、レバノン南部などでヒズボラの標的およそ1600か所を空爆し、ヒズボラが保有する長い射程のミサイルやロケット弾、それに無人機を破壊したと発表し、これらの兵器は民家に隠され、イスラエルに向けて発射されるものだったと主張しています。 ネタニヤフ首相はレバノン市民に向けたビデオ声明を出し、「戦闘の相手はあなたたちではなく、ヒズボラだ。ヒズボラは『人間の盾』としてあなたたちを使ってきた」と述べ、ヒズボラの兵器が身近にある場合は避難するよう呼びかけ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く