カメラの祭典「CP+2025」がパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で2月27日からスタートした。国内外のメーカーが一堂に集結しているが、今回の目玉の一つはシグマが2月24日に発表したフルサイズミラーレス「Sigma BF」だろう。シグマブースはCP+開幕直後から長蛇の列で、Simga BFへの注目の高さが伺えた。 Sigma BFたらしめる、7時間掛けてアルミニウムインゴットから削り出したユニボディは、塊感があり質感は非常に高い。「Sigma fp」から横に長くなった一方で、本体の厚みがだいぶ薄くなっている。メモリカードスロットはなく内蔵ストレージ(230GB)のみ。インタフェースはUSB Type-Cのみとシンプルだ。 モノリシックな形状ながら、親指が掛かるサムグリップが設けられており、手の腹が当たる部分は大きく角が取られている。人差し指から薬指まで掛かる本体前面にはローレット加工が施され
