イラク・バグダッド(Baghdad)近郊で25人が殺害された事件を受け、バグダッドに設置された検問所で車を止めるイラク兵(2010年4月3日撮影)。(c)AFP/SABAH ARAR 【4月3日 AFP】バグダッド(Baghdad)近郊の村で3日早朝、イラク軍の制服を着た武装集団が3軒の家を襲い、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の掃討作戦に協力する民兵と関係のある家族ら25人が殺害された。 イラク内務省高官によると、殺害された村民のうち20人は男性で残る5人が女性。治安当局の情報ではアルカイダによる犯行とみられており、事件との関連で17人が逮捕された。 目撃者が治安部隊に語ったところによると、武装集団は3日の午前零時の少し前に村に入り、村人を縛った後、2時間後に殺害を始めたという。反アルカイダ系の勢力に対する事件としては前年11月16日にバグダッド近郊でアルカイダに反対する部族の