たこ焼き店で風俗店の紹介をしていたとして、大阪府警保安課と淀川署は18日、府風俗案内防止条例違反の疑いで、大阪市淀川区十三本町1丁目のたこ焼き店「タコヤキナン」従業員、高田達男容疑者(46)=淀川区塚本3丁目=を逮捕、同容疑などで経営者の男(46)の逮捕状を取って行方を捜している。 保安課によると、高田容疑者は店先にベンチを置き、たこ焼きを8個300円で販売。「熱かんできます」などの張り紙をした店内で客に風俗店を紹介していた。 客はたこ焼きを食べながら風俗店を選ぶことも可能で、保安課は「単純にくつろいでもらう目的なのか、案内業をカムフラージュする目的なのかはっきりしない」としながらも、違法な業者が生き残ろうとしている可能性があるとみて、警戒を強めている。