断末魔の新聞とテレビ 2月15日に発売された『週刊東洋経済』の特集は「再生か破滅か 新聞・テレビ断末魔」。 日本経済新聞社の喜多社長がインタビューを断ったので、私の寄稿が2ページ載った。 タイトルは「日経デジタル事業生みの親が説く 電子版成功の条件~『新聞の命は紙面』と考えている新聞経営者は、もはや生きていけない」。 電子版10万部は弱気すぎる 54ページにわたる大特集で、新聞社・テレビ局の現況について、かなり詳細にわかる特集だ。 しかし、全面的に暗い話ばかり。前向きな話は日経の電子版だけだ。それにしても初年度10万弱が目標というのは、「何を考えているんだ」と言いたくなる。私なら初年度30万、3年後には60万から80万という線を目標に徹底的に攻めたいところだ。 たぶん、担当の役員などが、あまり高い目標を掲げて、失敗したら・・・と考えたのだろうが、そういう及び腰では、育つものが育たない。日経