米国の市民団体「イランの核に反対する連合」が、イランでの公開処刑に日本企業2社のクレーン車が使われていると指摘していたことが22日までに分かった。 同団体の指摘などによると、2企業は重機メーカー「古河ユニック」(東京都)と「タダノ」(高松市)。 古河ユニックの担当者は共同通信の取材に対し「イランとは数十年前から取引がなく、どういう経緯でイランに入ったのかは分からないが、私どもの意図している用途ではない」と話した。 タダノ側は「指摘を受けて既にイランへの建設機械の輸出はやめた。中古のものが何らかの経緯でイランに渡った可能性が高い」としている。(共同)