『L.S.D. プロブレムチャイルド&ワンダードラッグ』を監督した映像作家、マイケル・マカティア氏に作品の内容について話を訊いた。 アンドリュー・スーウェル博士(ハーバード医科大学院研究者) 「LSD」という言葉だけを聞くと、違法ドラッグ=悪という様に解釈されてしまいがちだが、「LSD」にはそんな言葉では収まりきれない程の歴史と文化が存在する。 アート、ミュージック、スピリチュアリティー、ピース…60年代に世界を揺るがせた社会変動の原動力を三文字に縮小するなら、それは間違いなく「LSD」だ。 その服用後の効果から社会的タブーとされている「LSD」を学術的に説くシンポジウムが2006年にスイスで開催された。LSDの発見者として世界的に名高いアルバート・ホフマン博士が最後に語ったものである。 LSD発見の歴史、その直後の様々な研究成果、古代から儀式などに用いられてきたドラッグと LSDの関連性