録画したテレビ番組や撮影した映像を長期保存するブルーレイディスク(BD)の先行きが危ぶまれている。今年1月、国内シェアの3割を占めるソニーグループが、BDをはじめとする光ディスクの生産終了を公表。シェア1位のバーベイタムジャパン(東京)は間髪入れずに生産継続を宣言したものの、需要は減少の一途をたどっている。ディスクだけでなくレコーダーも、近い将来に消えてしまうのではという懸念は消えていない。BDは果たしてどうなるのか。 時代の終焉「なくなると困る。他のメーカーさんが引き継いでほしい」 「長期保存できる手段がどんどんなくなり、録画を残す時代が終わろうとしているのか」 1月23日、記録媒体を扱うソニーストレージメディアソリューションズ(東京)は、BDやミニディスク(MD)などの全モデルの生産を2月で終え、後継製品は投入しないと発表。ソニーブランドに厚い信頼を置くユーザーからはSNSで悲鳴に近い
